Windows Essentials 2012で大きく変化を遂げた王道ムービー作成ソフト
Windows ムービーメーカー 2012(Windows Movie Maker 2012／ウィンドウズ ムービーメーカー 2012)は、直感的な操作で本格的な動画を作成できる動画編集ソフトです。Windows Essentials 2012の中でも際立ったアプリケーションであり、ベーシックでありながらいくつかの新しい機能が追加され、とても便利な映像編集ツールに進化しました。
Windows ムービーメーカー 2012のインターフェースは以前とほぼ変わりはありません。左右2分割のペインによるインターフェースで構成されており、プレビューで結果を確かめながら編集を行うことができます。さらに、今回のアップデートでサムネイルサイズを5段階にサイズ指定できるようになり、より使い勝手がよくなりました。また、文字に縁取り線を付けられるなど、小さいながら今までにない機能も追加されています。編集後は今まで同様、簡単にYouTubeやFacebookなどにアップロードして共有することができます。
Windows ムービーメーカー 2012には、ビデオ編集の際に著作権フリーの楽曲を検索・ダウンロードしてBGMへ追加する機能も追加されました。さらに音楽の長さに映像や画像を自動で合わせることもでき、初心者でも満足いく仕上がりになるでしょう。さらにWindows8であれば動画の揺れを補正するスタビライズ機能も付かうことができるので、手ぶれ防止機能がついていないカメラで撮影しても後から補修ができ安心です。
Windows ムービーメーカー 2012は簡単に動画の編集ができるソフトですが、機能はベーシックなものにとどまるため、上級者には物足りなく感じるかもしれません。より高度な動画編集を行いたい場合は Adobe Premiere Elements 10 や、AVS Video Editorをおすすめします。また、このソフトはWindows 7以降のOSに対応しているため、Windows VistaやWindows XPユーザーは利用できません。Windows Vista 用の動画編集ソフトとしてはWindows Live ムービー メーカーが、Windows XP用にはWindows ムービーメーカー(for XP)が公開されています。
Windows ムービーメーカー 2012は初めて動画を作る人だけでなく、作成した動画を共有するなど活用したいという人にもおすすめのツールです。今回のアップデートで追加された更なる素晴らしい機能を、ぜひ試してみてください。
