建設中の空母赤城の甲板を歩く黒澤明監督。 彼がここに立つことは、この時以外二度となかった。 写真左端にヘルメットを被り腕組みしている近藤 司さんの姿が見える。 黒澤明がここを訪れたのはこの日だけだったという証言に基づけば、1968年10月30日のことになる。