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ホンダ、CBのフラッグシップ「CB1300」シリーズをモデルチェンジ
上質で快適な走行を実現する電子制御デバイスを採用
2020年12月22日 08:00
- 2021年3月18日 発売
- 156万2000円~204万6000円
本田技研工業は、水冷4ストローク直列4気筒1284cm 3 エンジンを搭載したCBシリーズのフラッグシップモデル「CB1300 SUPER FOUR」「CB1300 SUPER BOL D'OR」ならびに「CB1300 SUPER FOUR SP」「CB1300 SUPER BOL D'OR SP」をモデルチェンジして2021年3月18日に発売する。価格は156万2000円~204万6000円。
CB1300シリーズは「プロジェクトBIG-1」のコンセプトを具現化した1992年の初代モデル「CB1000 SUPER FOUR」の系統を継承。ユーザーと時代の要請に応え、2018年には、オーリンズ社と共同開発した専用フロントフォークとリアサスペンション、ブレンボ社製のラジアルマウント式モノブロック対向4ポットキャリパーをフロントブレーキに採用し、よりスポーティーで上質な走りを追求したCB1300 SUPER FOUR SPとCB1300 SUPER BOL D’OR SPを追加し、ユーザーの選択の幅を広げてきた。
今回「大排気量モデルを操る楽しみの最大化」を開発キーワードにモデルチェンジ。電子制御デバイスを採用し、スロットルグリップ操作に対してより緻密なスロットルバルブの制御を可能とする「スロットルバイワイヤシステム(TBW)」を搭載。走行状況やライダーの好みに合わせて「SPORT」「STANDARD」「RAIN」の走行フィーリングを任意に選択できる「ライディングモード」や、「Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)」を採用してライダーの「操る楽しみの最大化」を実現。
また、高速道路など長距離走行時に一定速度を設定することで、アクセル操作を行なわなくても巡航できるようにし、ライダーの疲労軽減と上質で快適な走行に貢献する「クルーズコントロール」を採用し、上質で快適な走行を両立する。
純正アクセサリーには、走行時にクラッチ操作を行なうことなく、迅速でスムーズなシフトアップ/ダウン操作を可能とする「クイックシフター」もラインアップ。さらに、急制動時にハザードランプを高速点滅することで急ブレーキをいち早く後続車に伝える「エマージェンシーストップシグナル」も採用した。
CB1300 SUPER FOUR、CB1300 SUPER BOL D'ORのカラーリングは、フレームをレッド、クランクケースカバーをゴールドにすることで高級感を演出したパールサンビームホワイト、フレームとクランクケースをブラックにすることで落ち着いた印象を与えるベータシルバーメタリックの2色を設定。
CB1300 SUPER FOUR SP、CB1300 SUPER BOL D'OR SPのカラーリングは、従来同様としながらもシートにレッドのステッチを配することでスポーティーさを演出したパールホークスアイブルーとキャンディークロモスフィアレッドの2色を設定。