- 金密輸の決済手段にUSDTが浮上
- ベネズエラの制裁回避を助長か
USDT利用を指摘
組織犯罪対策に取り組む非営利団体「Global Initiative Against Transnational Organized Crime(GI-TOC)」は10日、アマゾン川流域におけるゴールド(金)の違法取引の一部で、ステーブルコイン「USDT」が決済に使われていると指摘した。
GI-TOCは、この事実は制裁の回避やゴールドの洗浄において暗号資産(仮想通貨)の役割が増大していることを強調していると主張。今後は、犯罪活動における決済手段も監視すべきであると述べた。
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今回の内容は、GI-TOCが公開した政策概要「アマゾンにおけるゴールドの流れの変化(2026年3月版)」に書かれている。この文書は、ベネズエラへのゴールド流入や米国の対策の影響についてまとめたものだ。
GI-TOCは、アマゾン川流域における違法なゴールドの移動に変化が見られると指摘した。この2年間は、ブラジルとガイアナからベネズエラへと逆流するようになったと述べている。
また、ベネズエラのゴールド産業には、政府高官や軍当局者、多国籍の組織犯罪グループが関与しているとも指摘。石油による収益が減少する中で、ベネズエラにとってゴールドの採掘は財政上のライフラインになっていると説明している。
他にも、ゴールドの違法行為が広まる背景には、世界的なゴールド価格の上昇もあると指摘。そして、ベネズエラの軍当局者はプレミアム価格でゴールドを購入していると伝えられているとして、そのことで密売人が集まっているとも述べた。
GI-TOCは、ベネズエラに流入したゴールドは、時には国家が関与する不透明なルートを通じて収益化されていると説明。このような状況の中、ガイアナからベネズエラに流入するゴールドの一部が、USDTで決済されていると指摘している。
その上で、仮想通貨の取引や他の制裁回避手段が、ゴールドの取引を一段と容易にしており、専門の分析能力が必要であるとした。
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