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米証券大手インタラクティブ、欧州で仮想通貨取引解禁 株と一元管理

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • EEA向けに11銘柄の仮想通貨取引を解禁
  • 手数料は取引額の0.12〜0.18%から

IBKR、EEAで暗号解禁

米大手オンライン証券インタラクティブ・ブローカーズは3月31日、アイルランド法人であるインタラクティブ・ブローカーズ・アイルランド・リミテッドを通じ、欧州経済領域(EEA)の適格個人投資家向けに仮想通貨取引サービスを開始したと公式発表した。

今回の提供対象はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、XRP、ドージコイン(DOGE)など11銘柄で、取引手数料は取引額の0.12〜0.18%から。

隠れスプレッドや保管手数料は一切かからない透明性の高い料金体系を採用し、24時間365日取引が可能だ。インタラクティブ・ブローカーズは仮想通貨インフラプロバイダーのゼロハッシュとのセキュアな統合を通じてサービスを提供する。

今回の対象市場であるEEAの人口は約4.5億人にのぼり、インタラクティブ・ブローカーズにとって既存の株式・オプション・先物・外国為替・債券顧客に対して仮想通貨取引を追加提供できる大規模な拡張機会となる。単一プラットフォームでの伝統的資産と仮想通貨の一元管理は、複数の仮想通貨アプリ利用や不透明な手数料構造に悩む欧州投資家の課題に直接応えるものだ。

インタラクティブ・ブローカーズは1978年設立の米国大手オンライン証券会社で、世界200万口座以上を管理している。2025年12月には米国顧客向けにステーブルコインによる口座入金を段階的に導入しており、今回のEEA向け仮想通貨取引開始は同社が伝統的金融と仮想通貨の融合を着実に進める流れの延長線上にある。

関連:米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始

インタラクティブ・ブローカーズCEOのミラン・ガリク氏は「顧客は仮想通貨への分散投資の柔軟性を求めつつ、インタラクティブ・ブローカーズが提供するツール・価格・信頼性を維持したいと考えている」と述べた。

インタラクティブ・ブローカーズはトレーダー・ワークステーション、IBKRデスクトップ、クライアントポータル、IBKRモバイルなど既存プラットフォーム全スイートで仮想通貨取引に対応しており、今後も対応資産・地域の拡大を進めるとみられる。

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