どく

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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とぐ および どくどく も参照。

同音の漢字については、 ドク を参照。

日本語

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動詞

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どく退く】

  1. (自動詞) 場所あける
    • そこはが大へん狹かつたので私たちは傍にどいてそのお孃さん達を先きに通らせた。 (堀辰雄『エトランジェ』)〔1932年〕
    • 基地は大都市からどくというのが基本原則であるけれども、まあ、おる間は、とにかくそういう措置をとってやれと (...) (相澤重明、参議院会議録情報 第048回国会 運輸委員会 第7号)〔1965年〕

活用

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語源

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のく

発音

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関連語

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縮約形

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どく

  1. (口語)「おく」の音便。前もって何々する、予備的にその動作をすませる。
    • 「(...) アンタに見せようと思って繋いどいたのに…… (...)」 (夢野久作『冗談に殺す』)〔1933年〕
    • 漁師に頼んどくと幾何(いくら)でも拵えて来て呉れますよ。(夏目漱石、『彼岸過迄』、1912年)
  2. (口語)そのままを維持する。放置したままにする。行為やその結果を持続する。
    • 自分の代わりにしばらくこの部屋に住んどいてほしい。

語源

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+おくより。


古典日本語

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動詞

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どく退く】

  1. どける
ど-く 動詞活用表日本語の活用
カ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
くる くれ けよ