大佛次郎論壇賞
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大佛次郎論壇賞(おさらぎじろうろんだんしょう)は朝日新聞社主催の賞。
概要
[編集]散文作品を対象とする大佛次郎賞の評論部門として2001年に新設された。受賞者には賞牌と賞金200万円が与えられる(奨励賞の賞金は100万円)。
日本の政治・経済・社会・文化や国際関係などを扱った優秀な学術論考を顕彰することを目的にしている。大佛次郎賞との違いは、より若い世代で新進の研究者が受賞している。
受賞作品
[編集]- 第1回(2001年度)
- 第2回(2002年度)
- 第3回(2003年度)
- 第4回(2004年度)
- 第5回(2005年度)
- 第6回(2006年度)
- 第7回(2007年度)
- 第8回(2008年度)
- 湯浅誠『反貧困』(岩波新書)
- 第9回(2009年度)
- 第10回(2010年度)
- 第11回(2011年度)
- 服部龍二『日中国交正常化--田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書)
- 第12回(2012年度)
- 第13回(2013年度)
- 第14回(2014年度)
- 遠藤典子『原子力損害賠償制度の研究 東京電力福島原発事故からの考察』(岩波書店)
- 第15回(2015年度)
- 井手英策『経済の時代の終焉』(岩波書店)
- 第16回(2016年度)
- 第17回(2017年度)
- 第18回(2018年度)
- 第19回(2019年度)[1]
- 第20回(2020年度)
- 第21回(2021年度)[2]
- 益田肇『人びとのなかの冷戦世界-想像が現実となるとき』(岩波書店)
- 第22回(2022年度)
- 第23回(2023年度)
- 五十嵐元道『戦争とデータ 死者はいかに数値となったか』(中公選書)
脚注
[編集]- ^ “<お知らせ>大佛次郎論壇賞に東畑開人さん:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2019年12月20日閲覧。
- ^ “第21回大佛次郎論壇賞に益田肇さん「人びとのなかの冷戦世界」”. 朝日新聞デジタル. 2021年12月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- 大佛次郎賞・大佛次郎論壇賞について - 朝日新聞社のサイト