森博人
中日ドラゴンズ #28 | |
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2022年6月18日 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 愛知県名古屋市港区 |
生年月日 | 1998年5月25日(26歳) |
身長 体重 |
177 cm 84 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2020年 ドラフト2位 |
初出場 | 2021年9月15日 |
年俸 | 870万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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森 博人(もり ひろと、1998年5月25日 - )は、愛知県名古屋市港区出身[2]のプロ野球選手(投手)。右投右打。中日ドラゴンズ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]名古屋市立大手小学校3年時に東海JBCで野球を始め、主に捕手としてプレー[3]。名古屋市立港南中学校時代は外野手兼投手として名古屋名南ボーイズに所属した[3]。
豊川高等学校時代は、2年時夏の県大会ベスト4が最高成績であり甲子園への出場経験は無い[4]。当時のチームメイトに宮本ジョセフ拳がいる[5]。
日本体育大学では、1年時より登板を重ね、先発・中継ぎとして活躍[6]。3年時の首都大学野球秋季リーグ戦では自己最速となる155km/hを記録し[7]、4年時の秋季リーグでは最高殊勲選手に選出された[4]。チームで共にプレーした先輩には、松本航、東妻勇輔、吉田大喜、指導を受けたコーチには辻孟彦がいる[7][8]。
2020年10月26日に行われたドラフト会議では、中日ドラゴンズから2位指名を受け[9]、11月17日に契約金8000万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ[10]。背番号は憧れの選手であった中里篤史が付けていた28となった[11][12]。
中日時代
[編集]2022年は開幕一軍入り[13][14][15]。4月2日の広島東洋カープ戦(バンテリンドーム ナゴヤ)では、チームが1点リードを許した直後の延長12回二死三塁の場面で登板し、1四球を出したものの無失点に抑えた[16]。チームは直後の12回裏に逆転サヨナラ勝ちした[17]ため、プロ初勝利を手にした[16]。しかし、その後は6試合の登板で防御率9.95と結果を残せず、5月6日に二軍に降格した[15]。それでも、6月24日の一軍昇格後に限れば、24試合の登板で防御率0.75[14]と安定した成績を残した。最終的に30試合に登板し、1勝0敗、防御率2.67の成績でシーズンを終えた[18]。オフに推定年俸1450万円(350万円増)で契約更改[14]。
選手としての特徴
[編集]スリークォーターから最速155km/hのストレートと、2種類のカットボールなどを投げる[12]。
人物
[編集]元々左利きであり、ペンや箸、野球以外のスポーツも左手を使用する[4]。
子供の頃から中日ドラゴンズのファンであり、中里篤史に憧れている[19][20]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2021 | 中日 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 58 | 12.0 | 11 | 0 | 9 | 0 | 3 | 15 | 2 | 0 | 4 | 4 | 3.00 | 1.67 |
2022 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 133 | 30.1 | 29 | 4 | 14 | 1 | 3 | 23 | 1 | 0 | 9 | 9 | 2.67 | 1.42 | |
通算:2年 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 191 | 42.1 | 40 | 4 | 23 | 1 | 6 | 38 | 3 | 0 | 13 | 13 | 2.76 | 1.49 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2021 | 中日 | 10 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1.000 |
2022 | 30 | 4 | 7 | 1 | 0 | .917 | |
通算 | 40 | 5 | 7 | 1 | 1 | .923 |
- 2023年度シーズン終了時
記録
[編集]- 初記録
- 初登板:2021年9月15日、対広島東洋カープ22回戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、9回表に5番手で救援登板・完了、1回無失点
- 初奪三振:2021年9月19日、対横浜DeNAベイスターズ19回戦(横浜スタジアム)、8回裏に今永昇太から見逃し三振
- 初勝利:2022年4月2日、対広島東洋カープ2回戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、12回表に9番手で救援登板・完了、1/3回無失点[16][17][21]
背番号
[編集]- 28(2021年 - )
登場曲
[編集]- 「It’s My Life」Bon Jovi(2022年 - )
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “中日 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2024年11月7日閲覧。
- ^ “「ドラフト1位12人に入る」 日体大155キロ右腕・森博に中日米村チーフ太鼓判 秋季リーグ開幕戦無失点”. 中日スポーツ. (2020年9月19日) 2020年12月15日閲覧。
- ^ a b “【ドラフト】中日ドラゴンズ・2位 森博人(日体大) 直球にこだわり160キロも見据える速球派右腕/プロ野球ドラフト会議”. 週刊ベースボールONLINE (2020年10月26日). 2020年12月15日閲覧。
- ^ a b c “中日2位森に仰天事実、155キロ右腕左利きだった”. 日刊スポーツ (2020年11月17日). 2020年12月15日閲覧。
- ^ ““野球界のサニブラウン”西武育成3位指名の名院大・宮本ジョセフ拳「かっこよさも人気も抜いていきたい」俊足に加えパンチ力&強肩魅力”. 中日スポーツ. (2020年11月10日) 2021年1月20日閲覧。
- ^ “【中日】ドラフト2位・森博人が仮契約「自分の描いているイメージは中継ぎ」”. スポーツ報知. (2020年11月17日) 2020年12月21日閲覧。
- ^ a b “日体大練習納め、ドラフト候補155キロ森がV誓う”. 日刊スポーツ. (2019年12月19日) 2020年12月21日閲覧。
- ^ “ドラフト2位 日体大の森博人 大野魂見せる! 竜OBで後輩の辻コーチ指導で最速155キロ「信頼される投手に」”. 中日スポーツ. (2019年10月29日) 2020年12月21日閲覧。
- ^ “竜党の日体大・森、夢かなえた2位指名「ワクワク」”. 日刊スポーツ (2020年10月26日). 2020年12月15日閲覧。
- ^ “中日ドラフト2位の森博人と契約金8000万円で仮契約 目標は…元中日・中里篤史さんみたいな選手”. 中日スポーツ. (2020年11月17日) 2020年12月16日閲覧。
- ^ “中日が新入団9選手の背番号を発表、1位の高橋宏は『19』、2位の森は『28』、3位の土田は『45』”. 中日スポーツ. (2020年12月11日) 2020年12月16日閲覧。
- ^ a b “中日ドラ2・森 目標は160キロ!「仲間から信頼される投手になりたい」 背番号は中里氏と同じ28”. スポニチアネックス (2020年12月11日). 2020年12月15日閲覧。
- ^ “【中日】2年目右腕の森が開幕1軍滑り込み シート打撃で力強い直球や切れ味鋭いカット”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp). 中日新聞社 (2022年3月24日). 2022年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月3日閲覧。
- ^ a b c “【中日】森博人は350万円アップ年俸1450万円サイン 今季開幕1軍&初勝利「30試合投げたことは自信」”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp). 中日新聞社 (2022年11月20日). 2022年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月3日閲覧。
- ^ a b “【中日】山下斐紹、石岡諒太、森博人を出場登録 石垣雅海ら4人を抹消”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp). 中日新聞社 (2022年6月24日). 2022年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月3日閲覧。
- ^ a b c “【中日】サヨナラ勝ちで2年目・森がプロ初勝利 ピンチで追加点許さず「チームが勝ててよかった」”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp). 中日新聞社 (2022年4月2日). 2022年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月3日閲覧。
- ^ a b “中日、劇的な逆転サヨナラ勝ち 延長12回、大島&岡林の連打で栗林攻略!”. BASEBALL KING (2022年4月2日). 2022年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月3日閲覧。
- ^ “【中日】森博人が350万円アップの1450万円でサイン 「来年は勝っている場面で投げたい」と向上心”. スポーツ報知 (hochi.news). 報知新聞社 (2022年11月20日). 2022年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月3日閲覧。
- ^ “中日2位指名の森博人投手、目指すは『伝説の直球』保育園のころ、中里にサインもらい「そこからファン」”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2020年10月27日). 2020年12月15日閲覧。
- ^ “中里篤史さんが目標!ドラ2森博人の印象を川上憲伸氏が語る | ドラの巻【昇竜復活へ!CBC中日ドラゴンズ情報】”. CBCテレビ・CBCラジオ (2020年11月30日). 2020年12月15日閲覧。
- ^ “2022年4月2日 【公式戦】 試合結果 (中日vs広島東洋)”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月3日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 森博人 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube