相馬港
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相馬港 | |
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所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 福島県相馬市 |
座標 | 北緯37度50分10秒 東経140度57分40秒 / 北緯37.83611度 東経140.96111度座標: 北緯37度50分10秒 東経140度57分40秒 / 北緯37.83611度 東経140.96111度 |
詳細 | |
管理者 | 福島県 |
種類 | 重要港湾 |
統計 | |
貨物取扱量 | 6,510,000t(平成29年) |
相馬港(そうまこう)は、福島県相馬市にある港湾のひとつ。港湾法上の重要港湾、港則法上の特定港に指定され、福島県北部や宮城県南部の物流の要となっている。管理は福島県相馬港湾建設事務所。
昭和56年には全国で初めてエネルギー港湾の指定を受けた。
概要
[編集]- 1号埠頭…港の南端で南北に伸びる埠頭。セメント類を扱っている。
- 2号埠頭…港の中ほどにある東に突き出た埠頭。木材類を取り扱う。福島県道389号相馬港線の終点から程近い。
- 4号埠頭…石油資源開発による液化天然ガス基地が2018年3月28日から操業開始[1]。
- 5号埠頭…港の北端にある東西方向、南北方向ともに港で最も大きい埠頭。石油、石炭を取り扱うエネルギー港湾。
今後の相馬港
[編集]- 1号埠頭では、旅客化に向けた整備が行われ、またレジャーに対応する開発が行われる。
- 2号埠頭と5号埠頭の間に3号埠頭が整備される予定である。海上コンテナ類の貨物を担当し、物流拠点を担えるようになる。また3号埠頭は緊急時に多目的に活用される予定である。
- 5号埠頭もより効率的に危険物貨物物流が行えるように整備される。
2022年福島県沖地震による被害
[編集]2022年3月16日に発生した福島県沖地震(震度6強)により、相馬港は甚大な被害を受けた[2]。ふ頭や岸壁などの港湾施設が被災し[3][4]、被害額は約51億円(2021年福島県沖地震の10倍)に達した[5]。
周辺
[編集]- 松川浦県立自然公園
- 相馬中核工業団地
- 相馬共同火力発電新地発電所…1号、2号埠頭の間にある。
- 中磯海岸 - 相馬港石炭埠頭北側にある砂浜[6]
- 原釜尾浜 - 相馬港の南側の松川浦新漁港との間にある砂浜[6]。原釜尾浜海水浴場がある。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 2018年3月28日付石油資源開発ニュースリリース (PDF)
- ^ “相馬港の被災及び復旧状況”. www.pref.fukushima.lg.jp. 福島県ホームページ. 2023年2月20日閲覧。
- ^ “相馬港、福島県沖地震、復旧方針を策定”. 日本海事新聞. 2023年2月20日閲覧。
- ^ 福島県沖を震源とする地震における 港湾分野の対応 (PDF) - 国土交通省港湾局 (令和4年6月29日)
- ^ “【令和4年 福島県沖地震 烈震1カ月】相馬港 完全復旧最長3年 物流拠点利用に制限 被害51億円”. 福島民報. 2023年2月21日閲覧。
- ^ a b 須藤定久「砂と砂浜の地域誌(4)福島県相馬地区の砂浜と海岸 -残された松原と失われた砂浜-」『地質ニュース』第616号、産総研地質調査総合センター、2005年、20-33頁。