lyrics
いつかはバンドがしてみたかった
僕らはいつも吃音と絶句なんだ
疲れても想像で音楽が鳴った
きみは力なく笑ってた
友達のギターが鳴ってるよ 悲しみを突き放したように
淡くまだ何か燃えてるよ これだけは忘れずにいてよ
きみのギターが鳴ってるよ 薄れゆくものを抱くように
死に耐えていながら燃えてるよ どこかで夜が更けてくよ
夏が来るときはいつも茜空と夕立がしのび寄るよりもずっとずっと早く
きみと抱きあった時の光 忘れないよ
言葉にできるものはあるのか ずっとそれだけを想ってた
結局何ひとつ言えることなんてなかった
それでもペン先は尖ってく 新しく初々しく
未だ見ぬ季節を描くために走る
想い出を削るような死の夏はまた来る
たとえこれが造花に水をやるような生活でも祈る手はそこで切り取られるのを待ってる
もう行こう灰皿を戻してさ
明日は まだ始まってすらいないんだ
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