AFTスーパーツインズにはチャンピオン経験者が何人も!
WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTS "レースプロモーター" のハヤシです。四十不惑も過ぎると、若さ溢れるキラキラした新星たちよりも、いぶし銀的な走りの古参ライダーによりシンパシーを感じたりするものみたいですが、今回のデイトナ・ラウンドにはそれぞれ一時代を築いたかつてのトップランカーたちが数人、新たなナンバーとともに帰ってきたりするようです。それにしたってやや年下だったりするんですけど。
ピカ一速い女性ライダーであるシェイナ・テクスターの兄貴、というイメージがわが国では強いっぽいコリー・テクスター、オリジナルナンバーは68でしたが数年のキャリア休眠期間を経てトリプルディジット、1を加えた168というナンバーでトップカテゴリーに復帰。2019・2021年には市販エンジン車のみで競われたサポートカテゴリー "プロダクションツインズ" クラスでシリーズチャンピオンNを獲得した実力者で、確かスポーツマーケティング専攻の学士を持つ頭脳派です。
続いてこちら、ちっとも見慣れないナンバー911 (エマージェンシーコール?) を付けるのは、かつてシングル450ccでのショートトラックやTT戦でズバ抜けた速さ (と荒っぽさ) を持ち、ライバルたちから "アイツは狂犬" などと恐れられたヘンリー・ワイルス。スーパーツインズ・カテゴリーが始まって以降、ドンピシャ決まったマシンのシートを得られずここ数年は不振が続いていたようですが、この冬は室内アリーナでのアイスレースで勝ちまくり、かつての鋭さを完全に取り戻したっぽい感じで期待大かもしれません。デイトナショートトラックの事前テストでも、復帰組最上位となる22台中6位のベストタイムを叩いたとか。
昨シーズンはAFTを離れ、FIM格式のフラットトラック世界選手権に100%照準を定め、アメリカ勢として初のチャンピオンを獲得したサミー・ハルバートは、新造したカワサキ650ツインを駆ってオリジナルナンバーで開幕ラウンドに臨みます。いずれ3人ともシーズンフル参戦てわけじゃないと思いますが、20代前半だらけの24台によるトップカテゴリーでのお立ち台登壇、期待しちゃいます。
なんだいコーディ、てっきり今期は1つも出ないつもりかと思ったら!
キング・ケニーに見初められて今期はロードレースにチャレンジすると発表した450ccシングルスのチャンピオン、コーディ・コップ。ちびっこの頃から注目していた筆者的には、彼の不在がどうにも今年のAFTに興味が湧かない原因のひとつだったんですが、どうやら開幕デイトナ・ラウンドには参加するようで!なんなら1本目のプラクティスから1番時計らしいですし!本日仕事をサボってリアルタイムで動画視聴などされる方は、風格すら漂う彼のライディングを是非堪能していただきたい!
やはりナンバー1プレートなしだと盛り上がらないですよねぇ。
いやぁ見る気マンマンになってきましたよ!やっぱ有料LIVEストリーミング申し込もう。
ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!