8日後の3月最終週、ジョージア州で開催されるAFT第3戦セオニア・ショートトラックのタイムテーブルをボー観していたところ、何やら全然見慣れない表記を発見!明らかに前座カテゴリー扱いなんですが、決勝8周で行う "アメリカンVツインズ" クラスとは・・・一体何?

蓋を開けてみれば、突如襟を正しがち?な彼の国らしいことのようでした

WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTS "レースプロモーター" のハヤシです。実は今期開幕戦デイトナ・ラウンドWヘッダーではロイヤルエンフィールド車限定 + 女性ライダーによるワンメイク的なカテゴリーが組み込まれていましたし、昨年試験的にサウスダコタ州スタージスの街区を封鎖して開催したストリートTT戦では、ほぼ無改造の各社アドベンチャーマシンによる前座クラスをやってみたりするトライ&エラー大好きAFT。他にも2ストローク単気筒の往年の名車 "ブルタコ・アストロ" でレジェンドたちを戦わせるとか、ちびっこ電動バイクとか、ネタが豊富なのは歴史と層の厚さの賜物でしょうねチクショー羨ましい。

という下地のなか、アメリカンVツインズといえばXR750!FTR750!が昨年トップカテゴリーをクビにされたばっかりなのに早速リバイバル??と期待される向きも多いようなんですが、蓋を開けてみれば何のことはない、重ったいV型2気筒ストリートマシンを切った貼ったして競技専用化する例のクラス、"フーリガン" が公序良俗的に名前がアカン、という運営側の判断で、今回このように変名することになった、というのが実際のところのようです。・・・何この肩透かしエイプリルフール感。

何だハッタリか・・・?とはいえ実際作り込まれた1台は相当カッコ良い

"アメリカン" と銘打っていますからおそらく今回ほとんど全てのエントラントはハーレーダビッドソンの空冷スポーツスターに限定されるでしょう。日本製2気筒 (第3戦冠協賛はヤマハ) とかドゥカティとかトライアンフとかロイヤルエンフィールド (デイトナラウンドの冠協賛) とかはアッチ行けシッシ的な蚊帳の外。思い切りが良いというか今のアメリカっぽいというか。

画像1: 何だハッタリか・・・?とはいえ実際作り込まれた1台は相当カッコ良い

とはいえ厳密に競技を志向したフォーミュラに則って仕上げられると、素材は何でもちゃんと整って見えてくるから不思議なものです。たとえ野良ローカルレースであっても、乗り物ならなんでも可、とかホントにね、レギュレーションあってないみたいな参加型余興クラスレベルの呼び込みって・・・果たして大勢集めるきっかけになっているのか疑問を持った方が良いと思うんですよ。後からだと収拾つかなくなるし。

画像2: 何だハッタリか・・・?とはいえ実際作り込まれた1台は相当カッコ良い

しかし決勝わずか8周とはあまりにも見せ場が少ないような?
そこらも気になって結局注目しちゃう筆者のような層が最も "釣られて" いるのかもしれませんね。
参ったな思惑通りか・・・。

ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!

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