イチオシレビュー一覧

本作の魅力は様々だが、私が一番に推したい魅力的なポイントは「喋り」だ。本作のキャラクター達は実に生きている。掛け合いはスムーズかつ面白く、決め台詞は響くような沈むような納得を読者に届けてくれる。そんな「喋り」を一番に輝かしている存在こそが、我らが主人公である「ウル」だ。
彼の言葉は「そりゃそうだわな」と納得するような深みがありながら、至って普遍的だ。神や英雄、ヒーロー、ヴィラン、イかれた化け物とかそういったものではなく、普通に考えたらそうなると言う様な感じ。そしてそれが実に良い。
けれども彼は「異常なまでの普通」というわけではなく、しっかりと「コイツやべぇな」な側面もある。それは読みながら感じて欲しい。このリアリティと異質の両立こそがウルの最大の魅力だろう。
さて、それでは最後にこの言葉で締め括らせていただきます。パーフェクトコミュニケーションと書いて「脳を灼く」と読む。

序文を読んだ時点で、読書家の皆様は傑作だということを察するだろう。

しかも、このクオリティで毎日投稿をしていたというのが恐ろしい。

正気の沙汰ではない、もはや狂気の沙汰である。主人公が主人公なら、作者も作者でとんでもない怪物だ。

迷宮、冒険者、成り上がり。ありふれた題材だが、この作品では一味どころか素材の調理そのものが違う次元にある。

荒野を拓き、強者に喰らいつき、迷宮を駆け抜け、ウルは冒険の果てに何を望むのか？

狂気と爽快感に満ち溢れた少年の冒険を見届けろ。

メイン主人公であるウルはステータス（能力）的には最終章でも特筆する強さが有りません（作中キャラ比較）

そんな主人公は毎度毎度の地獄の様な展開から
「いやぁ終わった終わ…って、えぇ〜！？」
地獄の釜が開いたと思った？残念ここから底が抜けるよ♪とばかりに散々な目にあいます（笑）

作者は悪魔です、何処までも主人公をドン底に叩き込みます

丁寧に最悪な状況への流れを作りながら、読者の想像も付かないような激流へと誘っていく、濁流の様な怒涛の小説です

この小説の魅力的な点を上げると幾つも有る。世界観、キャラクター、キャラの掛け合い、伏線回収等々。
しかし、この小説をWeb小説の中でも屈指の傑作足らしめているのは所謂傑作と呼ばれる少年漫画のエッセンスを表現出来ている点だ。
それは、絶望的な展開で主人公が登場した時にワクワクするというもの。
DBのサイヤ人編やナメック星編で悟空が登場した時、OPでルフィがペルに乗って空からアルバーナに降り立った時、NARUTOでペインが襲来してる里にナルトが駆け付けた時、最近ではヒロアカでヒーローが間に合った時。
それらの場面で感じたワクワクと同質のものを、この小説の主人公のウルは感じさせてくれる筈だ。

おかげさまでとても幸せな時間で本当に読んでいて楽しい作品でした。
ウルの生き様を価値観、他キャラクターたちもカッコよくて素敵でした、書籍一巻の刊行おめでとうございます、そしてありがとうございます。
またウルたちの冒険が見れてとても幸せです、私個人としては今まで読んだ作品の中で一番好きな作品でした。私個人とは書きましたが、この作品を読んでいただけたらきっと共感してくれると思っています。そしていつかこの作品を語り合える日がくると確信しています！

後半の方が面白い作品、滅茶苦茶珍しいのでは？少なくとも私は、他に2作品しか知りません。大体の作品が途中でダレてくるから。


細かい部分に関しては、他の読者が散々説明しているので。大まかに。



読み終わった後に、頭の中に登場人物たちが残り、勝手に物語を補完するような想像を始め、読み終わってしまったという後悔を抱いた。



こんな小説は久しぶりです。結局、感情移入できるかどうかだよね、漫画とかもそうだけど。


いやぁ、面白かった！大人になってもここまで感情が揺さぶられるとは、嬉しい限りです。



主人公が一番好きなキャラになる作品は、名作です。間違いない。

書籍版１巻を読み面白くてどうしても続きが気になりこちらに来ました。すでに完結まで書かれていてびっくりで自分の好きなレベル１からの成り上がり系でマシで面白いです。
今まで気づかなかったことに後悔しましたがこれから完結まで書籍化できるように微力ながら応援できればなと思います。まだ読んでいない人がいれば圧倒的におすすめしたいですね。

映画レビューでよく☆5をつけますよね？
この作品、☆200です
そんな事を書くと作者の方にハードルを上げるなって怒られそうです
が、読もうとしている人のハードルを極限まで上げても間違いなくお釣りが来ると断言します
見たことのない絵が、見たことのない戦いが
ただひたすらに頭の中を駆け抜けます
「初めてって、オリジナルって、こういう事だ」と実感します
もちろんこのご時世、オリジナルなんてありません
でも話を盛大に広げて広げて、広げっぱなしの風呂敷がある中
朝起きたら優しく丁寧に四つ結びとなった風呂敷で
お母さんのお弁当がポンッと置かれています
感動を通り越して「すげぇぇぇ！！！」です
本編レビュー全くしていませんが、690話オーバーの物語、全編クライマックスです。手抜き一切なし
本当の面白さは皆さんのすぐ目の前です
読みたくなりましたか？なりましたよね？
どうか書籍成功とアニメ化を祈って

今まで見てきた中で１、２を争う神作品です。
主人公に都合のいい才能はなく、なんなら敵の方がよほど天才というのも実に素晴らしい。
突然力が覚醒する事はほぼ無く、仲間に助けられたり精神的な強さを見せつけたりと、引き込まれる演出の数々には脱帽です。
また、世界の成り立ちにもかなり重い設定が盛り込まれており、その重圧が作中人物に降りかかっているというのもかなり推せます。
故に、作中人物はそれぞれが好きに動き、そこに作者の意図はないというのが推せるポイントです。
気合いの連続投稿で、最終決戦も熱が冷める前に次々と怒涛の展開がやってきて、ダレる事なく駆け抜けた点も実に良かった。
久々にレビューを書きたくなる、是非とも伸びて欲しい作品でした。
神作品を、ありがとうございました。

自分はなろう系作品を読む時、「欠点が少ないことも魅力」だと思っていました。要するに“舐めて”いました。文に違和感があっても、キャラが呆けているなと感じても、ストーリーに矛盾があっても、「まぁ読める」というレベルで満足していました。
勿論加点要素しかないもの出会ったことは何度もあります。しかし、ここまでではなかった。本作を読んでから、大半のなろう系作品を読みあぐねています。どうしようもなく“欠点”が気になるようになってしまいました。本作の素晴らしさに当てられて僕の価値観がぶっ壊れてしまったのです。
何を言っているか分からないかもしれませんが、とにかく本作の完成度が凄まじく高いと伝えたいことを理解してください。

　世界にとっての主人公と同様に、僕にとってこの作品は劇物となりました。なんて、気取り過ぎなセリフが頭をよぎるくらい衝撃を受けました。是非読んで頂きたい。

P.S.文字制限きっつ