イチオシレビュー一覧

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安易な転生転移とは違う本格ファンタジー(SF)

  • 投稿者: 藤島 春明   [2022年 08月 20日 03時 07分 ()]
過去のご先祖様達がアドバイザーで登場、しかもどのご先祖様も癖がある。
主人公の「成長」と普段のギャップなど他では無い設定が面白い。
小説家になろうのハイファンタジーのほとんどが異世界転生やら転移やらゲームの世界やらレベルの数値とか現代知識に頼った安易なものだが、本作はそれらと異なり最初から異世界に根差している点で真正のハイファンタジーと言える。(実は遠い未来の地球かもしれない。そう言う意味ではSF)
なろうのハイファンタジー、ローファンタジーの分け方は誤解を招く失敗だと思う。
ただ改稿によってやたらと説明くさくなり、似たような説明が何話も何話もでてくるのは正直テンポが悪い。
改稿前の方がテンポよく読めた。

ラノベ中毒歴20年ですが、今まで読んだ中で一番面白かった作品です。

  • 投稿者: るぐ   [2022年 05月 23日 10時 59分 ()]
某アニメから筆者様のファンになり、
今作にも手をつけた結果・・平均睡眠3時間で4日間で読了させて頂きました。

絶望の渦中にいる中、健気に付き添う元婚約者に思いを寄せる主人公に対し
意向を無視してハーレムをすすめてくる彼女の言動に疑問を感じる事でしょう。

私も物語の鍵を握るヒロインの行末が気になり、
気がついたらリアルに支障をきたすレベルでハマってしまいました。

嫉妬や独占欲といった当たり前な感情が皆無で、主人公に都合が良すぎるハーレムはリアリティに欠けがちですが
この作品は女性陣の人間味溢れる描写はピカ一です。

結末も非常に綺麗にまとまっており、大満足間違いなしです。

ヒロインが可愛いすぎて、書籍版読了後にwebをもう一度読み始めています。

過度のストレスでヒドイン化するのもないかな・・といった再発見もあり、再度楽しんでいます。

書籍版の続きとノウェムの甘甘エピ待ってます!

途中でギブアップ

  • 投稿者: 茄子   [2021年 12月 16日 09時 30分]
基本的に、主人公が「夢はないけどなんとなく進学した大学生」くらいの温度感で、読んでいて緊張感がない。あと、主人公が困難な状況に陥るもののそれを解決していく、という物語の基本的な流れの作り方において、「アホな登場人物」を配置することで困難を作り出すという手法が多くみられ、これも物語の緊張感を大いに減じさせている。
主人公のキャラ造形があまり魅力的でなく、それが足を引っ張っているうえに、物語に緊張感がかけていてテンポが悪く感じ、読んでいてだんだん苦しくなってしまった。

最後にタイトルが格好良く響いて来る

  • 投稿者: NaoNaota   [2021年 11月 15日 10時 07分]
同作家さんの「乙女ゲー世界はモブには厳しい世界です」や「俺は星間国家の悪徳領主」が気に入り読み始めた「セブンス」でしたがどれもこれも楽しめる良作なのだと読後に心地良くひたっています。
今作はファンタジー独特の世界観を推すよりもキャラクターが織りなすドラマの方が圧倒的に楽しいのですが、やはり世界観やギミックも面白いので使いまわしファンタジーの陳腐さがなくて良いですね。
登場人物の多さは作品の魅力の一つですが、よくここまでと感心します。
作者さんがよく回しているなと思いますし、このキャラクターの掛け合いが作品を良い方へ色付け楽しませてくれます。
そしてボリュームもたっぷりあるので読み応えもバッチリです。
電子書籍版も買い揃えてこれから読み倒すところです。
どれだけ書き換わっているのかこれまた楽しみです。

オススメラノベ⭐4

なろうサイトと書籍版全部読んでの感想。宝玉に御先祖様を宿して一緒に旅って発想は凄くグッド。中々ない設定だと思う。個人的に良かったと思ったエピソードは以下。
・ベイムで商人の娘を自分に惚れさせる話
・主人公vs父親
上の2つの話は群を抜いて面白かったね~。文句無し⭐5。

逆に悪いと思った点は以下かな。
・登場人物が多すぎ
・ヒロイン(嫁候補)多すぎ
何となく最後はサモん御先祖様なんだろーなと思ったけど、登場人物多すぎて収集つかなくなったよね。ヒロイン達とか知らない親戚の家に放置されたみたいな感じになってたし。あとヒロイン候補多すぎたね。大体なろう読んでるとヒロインが多すぎるラノベはグダる。3人くらいが適正で、多くても5人くらい。

最後に話変わって書籍版だとやって欲しい話が。
・正気に戻った父母が主人公妹とお話する奴

読み進め ネタバレ無し

  • 投稿者: fullad   [2021年 03月 15日 22時 06分]
読み始めて面白さの片鱗は見えるけれど…、練り上げられた一部の隙もない文章力で殴ってくる感じではなかったので、中断して他の作品へ逃亡しても後悔はしないかもなぁなんて思っていたのです。

でも読み進めたら圧倒的に逃げられなくなりました。
今現在200話過ぎでまだ最後まで読めていないんですけど、最後のレビューが 2020/4 ⁉︎
自分のレビューでも役に立てたらと書き込んでいます。

途中まではデカく奇抜でカッコいい大砲を二、三門設置した石垣造りのお城のような印象だったんですけど、今ではもっとデカい規格外なビームキャノンが五門以上、立派な要塞に載っています。

完結されてるのも自分的には嬉しかったです。

※注)この作品はヒドイン要素が多分に含まれております

  • 投稿者: ドクダミ   [2020年 04月 26日 22時 50分]
私がなろうを読むきっかけになった作品です
作者の三嶋さんは一発ホームラン屋ではなくヒットメーカーで、それを狙ってやっている節があるなろうでは珍しいタイプです

しかし私の贔屓目ではありますが、これほど練られた作品は他にありません
世界観、設定の作り込みや粗削りな文章故の熱さから、魂みたいなものがヒシヒシと伝わってきます(三嶋さんも多分もう書けないとおっしゃってた気がします)

この小説は読み進めるほど魅力的になっていきます
是非、読んでみてください
どこまで読めば面白いのか、と思う方
六章まで読んでください
流されるままだった主人公に目標ができます、とても大きな目標です
同時にヒロインがきな臭くなってきます、既にギスギスしていますが

六章までと書きましたが真に面白いのはここからで、一番面白いのは最終決戦です
色々な疑問が氷解していき、クライマックスの熱さはなろうトップクラスだと思います

シリアスな展開と対をなすギャグ

●ガチなストーリー
・追放された主人公が成長しながら、ハーレムを拡張しながら活躍する貴種流離譚。

●魅力的なキャラ
・妹に負けっぱなしの主人公だが、時には読者を笑わせ、時には魅せる。終盤ではヒドインとご先祖の影響で捻くれ荒んでしまう様が良い。
・魅力的なハーレム要員が次から次へと登場する。ギャルゲーにある心理的な爆弾を持ち、時には女の子同士で殺し合いにまで発展する。
・助言とスキルを授けるご先祖。赫たる武勲をたて威厳ある様子だが揃って恐妻家。奥手の主人公をおちょくるが偶にブーメランでへこむ。

●シリアスな展開と対をなすギャグ
・ヘタレな主人公が「成長」後しばらくナルシストに豹変して珍事件を起こす。普段とのギャップがおかしい。正気に戻ったときの羞恥には、親しみを感じる。

長く活躍する敵のセリスやブラッドが魅力皆無なのが惜しい。

転生ではない ハーレム(保護者付き)(ヒモ生活)成長する主人公

「悪徳領主!」が面白くてこちらも一気読みしました。
舞台は剣と魔法の世界の、とある王国の一貴族の嫡男ライエルが妹との戦いに敗れて家を追い出されるところから始まります。ライエルは魔法の玉に封じられた先祖の助言と後を追いかけて家出した婚約者ノウェムの援助で旅を始めます。
御先祖様たちの言葉は、いちいち書きませんが笑い泣かされました。
感想でたたかれているようなクズっぽい行動や意味不明の言動も、読み進めていくとちゃんと理由ががあることがわかるようになっています。これもこの作品の醍醐味です。
わたしのお気に入りはオートマトン達、特にモニカです。「大事にしますから。ちゃんとした名前なら大事にしますから by モニカ」…ほらなんてけなげ(錯乱)
文章が取っ散らかっているところもありましたが、数年前の作品ですしね。最近の作品では文章きれいにまとまってきていて成長しているんだなと思います。(えらそう)

主人公の成長とハーレム、そしてしっかりとした設定が魅力です。

  • 投稿者:   [2019年 03月 15日 15時 56分]
この作品は最初、妹に嵌められた主人公がヒロインと一緒に旅に出るところから始まります。
そしてある事がきっかけで、御先祖様と関わっていくことに。
そこから仲間を増やし、御先祖様と関わっていく中で主人公のダメダメだった部分が改善し、成長していきます。
そして段々と明らかになる主人公と妹の秘密……さらに物語の鍵を握るヒロインの秘密……
かなり設定がしっかりとしていて、読み進めるごとに物語の面白さにのめり込み、気がつけばこの作品の虜となってしまいます。
かなりオススメですので、是非とも読んでみてください!
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