中道改革連合内で、公明党と立憲民主党のそれぞれの出身者に分かれる「分党」の可能性がささやかれている。実現すれば、1月中旬に結成された中道は解散し、それぞれの勢力が新党として再出発することになる。分党は、政党助成法上は「政党の分割」と呼ばれ、元の党をいったん解散し、複数の新党を設立して総務相に届け出る仕組み。党を存続させたまま二つに切り分けるのではなく、一度畳んでから二つの器を作り直すイメージに近い。
焦点はカネと票
政党交付金を引き継ぐ「分割政党」には国会議員5人以上が所属する必要がある。
分党するに当たって、党内では所属議員の行き先を確認し、分割協議で党本部の資産や債務、地方組織、職員などの扱いを決める。集団離党の場合、離党した議員が元の党の資金や過去の得票実績を持ち出すことはできないが、分党は所属議員の動向に加え、「カネと票」の行方も焦点となる。