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エーメン・コーナー

イギリスのサイケデリック・ロック・バンド、アーメン・コーナーは、1966年にカーディフで結成された。アンディ・フェアウェザー=ロー率いるグループは、当初ブルースとジャズを専門としていたが、レコード会社の指導のもと、より商業的なサウンドへと移行していった。デビュー・シングル"Gin House Blues"(1967年)は全英シングル・チャート12位を記録し、続く"The World of Broken Hearts"(1967年)でも成功を収めた。グループのファースト・アルバムは、1968年にデッカのレーベルDeramからリリースされた『Round Amen Corner』。1968年末にイミディエイト・レコードと契約した彼らは、「(If Paradise Is) Half As Nice」(1969年)の1位ヒットでブレイクを果たし、ロイ・ウッド作曲の「Hello Susie」でもトップ5入りを果たした。アーメン・コーナーはさらにスタジオ・アルバム『Farewell To The Real Magnificent Seven』をレコーディングし、最後のシングルとしてザ・ビートルズの「Get Back」のカヴァーを収録した。グループは1969年末に解散し、ホラー映画『Scream and Scream Again』(1969年)に自分たちの役で出演、映画のテーマ曲を演奏した。アンディ・フェアウェザー・ロウ、デニス・ブライオン、ブルー・ウィーバーはフェア・ウェザーでさらなる成功を収めた。バンドのカタログはデッカの『Collection』シリーズの一部として再発され、シングルやライブ音源を含むイミディエイト・レコードの作品は『The Immediate Anthology』(2007年)にまとめられている。


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