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Bayside

ニューヨーク出身の4人組、ベイサイドは、2000年にアメリカのエモ・シーンから抜け出して以来、アンダーグラウンドのオルタナティヴ・ロック界で人気を博してきた。フロントマンのアンソニー・ラネリ率いる彼らは、結成当初はグリーン・デイやニュー・ファウンド・グローリーのファンで、薄暗いクラブでモッシュをしていた。デビュー・アルバム『Sirens And Condolences』をヴィクトリー・レコードからリリースしたが、2005年、デンバーでのギグから車で帰宅中、凍結した道路が原因でツアー・バンがクラッシュし、ドラマーのジョン・ホロハンが死亡するという悲劇に見舞われた。バンドはアルバム『The Walking Wounded』で感動的な復活を遂げ、ラネリ(ヴォーカル&ギター)、ジャック・オシェイ(リード・ギター)、ニック・ガンバリアン(ベース)、クリス・グリエモ(ドラム)という落ち着いたラインナップで、前向きに生き抜く姿勢を見せ、2011年の『Killing Time』で商業的なブレイクを果たした。2014年にカリフォルニアのポップ・パンク・レーベル、ホープレス・レコードに加入した彼らは、『カルト』でビルボード・チャート最高位24位を記録し、バンド結成15周年を迎え、2016年に7枚目のスタジオ・アルバム『ヴァカンシー』をリリースした。


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