ブルー・チアー
ハードロックバンド、ブルー・チアーは1966年にカリフォルニア州サンフランシスコで結成された。ベーシストのディッキー・ピーターソン(グループ唯一の不動のメンバー)によって結成されたブルー・チアーは、しばしばヘヴィ・メタルというジャンルを発明したと言われている。グループのオリジナル・ラインナップには、リー・スティーブンス(ギター)とエリック・アルブロンダ(ドラム)もいたが、1968年初頭にブルー・チアーがデビュー・アルバム『Vincebus Eruptum』をリリースする頃には、アルブロンダはポール・ホエイリーに代わっていた。ブルースとハードロックを融合させたこのアルバムは、後にヘヴィ・メタルとして知られるジャンルの基礎を築いた。シングル「Summertime Blues 」の成功により、『Vincebus Eruptum』はビルボード200で11位を記録。1968年にリー・スティーブンスが脱退し、代わりにギタリストのランディ・ホールデンが加入した。アウトサイド・インサイド 』(1968年)、『New!(1969年)、Blue Cheer (1969年)、New!(1969年)、『Blue Cheer』(1969年)、『The Original Human Being』(1970年)とアルバムを発表し続け、ライヴでも人気を博したが、アルバムはデビュー作のようなビッグ・セラーにはならなかった。グループはレコード契約を結ばずに数年間活動を続けたが、1975年に解散。ディッキー・ピーターソンは1978年にブルー・チアの別バージョンを結成したが、翌年解散。その後さらに5年の歳月が流れ、1984年にピーターソンがトニー・レイニア(ギター)とポール・ホエイリー(ドラムス)という数人の元メンバーを集めて再結成し、アルバム『The Beast Is Back』をリリースした。ピーターソンは1994年までバンドを続けたが、再び解散し、1999年まで戻ってこなかった。ブルー・チアのレガシーを存続させるため、その後10年間に多くのライヴ・アルバムやコンピレーションがリリースされた。ディッキー・ピーターソンは2009年10月12日、肝臓ガンのため63歳で亡くなった。彼の死によってブルー・チアーは終焉を迎えたが、彼らの音楽的遺産は再発や保管庫からの音源のおかげで繁栄し続けた。2025年、「サマータイム・ブルース」の最後のライヴ・ヴァージョンを含む7曲の未発表カヴァー・ヴァージョンが、ブルー・チアのアルバム『Junk』からリリースされた。
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