Chateau Marmont
タルブ(オート・ピレネー)出身のシャトー・マーモントは、映画や音楽のスターが集うハリウッド(カリフォルニア)の有名なホテルに由来する。2005年に結成された4人組は、リミックス・ワークで瞬く間に有名になった。シャトー・マーモントがリミックスしたミッドナイト・ジャガーノーツのシングル「イントゥ・ザ・ギャラクシー」は、カナル+の『グランド・ジャーナル』のサウンドトラックの一部となった。シャトー・マーモンのファーストEP『Solar Apex』は2008年にリリースされた。2010年、アリゼの『Une Enfant du Siècle』のプロデュースを依頼されたシャトー・マルモンは、元ロリータにエレクトロの信頼性をもたらすことに成功した。2010年3月と10月に2枚のEP『Nibiru』と『Nibiru Remixes』をリリース。2013年5月にはデビュー・アルバム『The Maze』をリリースし、3月にはEP『Wargames』をリリースした。シャトー・マーモントは2015年、『Sound of Shambala』でエレクトロ・ポップに回帰する。
ラファエル・ヴィアラ、ジュリアン・ガリニエ、ギョーム・ド・マリアの3人はタルブ(オート・ピレネー)出身。2005年にアンギー・ラペルドリックスと結成されたが、早々に脱退し、すぐにパリに拠点を移した。アナログ・シンセサイザーを基調としたエレクトロ・ミュージックで、特にクラフトワークのサウンドに影響を受けている。
また、シャトー・マーモントは、質の高いプロダクションとリミックスでも知られている。シャトー・マーモントが広く知られるようになったのは、ミッドナイト・ジャガーノーツの「Into the Galaxy」のリミックスからである。このトラックは、Canal +のGrand Journalという 音楽センスの指標となる番組でサウンドイラストとして使用された。2008年にリリースされたシャトー・マーモント初のEP『 Solar Apex』は、幽玄なエレクトロ・サウンドが特徴。
元ロリータのアリゼに誘われ、シャトー・マーモンは『Une Enfant du Siècle』を2010年の真のサプライズのひとつとした。商業的な成功は限られたものであったが、このアルバムは信頼に足るものであり、成功を収めたとさえ言える。シャトー・マーモントは、2010年3月に『Nibiru EP』、10月に『Nibiru Remixes』で再びスポットライトを浴びた。一方、シャトー・マーモントは、ラ・ルーとレディー・ホークのリミックスでその名声を確かなものにした。
フェニックス・スタイルのポップ・メロディーとセバスチャン・テリエ・スタイルのアンビエント・トラックの間で揺れ動くスタイルを持つこのトリオは、デビュー・アルバムのリリースが遅れていた。しかし、彼らは2013年5月に『The Maze』をリリースし、リミックスとアルバムタイトルにもなっているシングルを収録した『WargamesEP』をリリースした。その2年後、シャトー・マルモントは、アレックス・ゴーファーとルージュ・メアリーとのコラボレーションをフィーチャーしたアルバム『Sound of Shambala』をリリースした。
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