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FIREHOUSE

アメリカの聴衆にはパワー・バラード「Love of a Lifetime」と「When I Look Into Your Eyes」が最もよく知られているが、ファイヤーハウスは1990年代、ヘアメタル・ギターとポップ・フックのメロディックなブレンドのおかげで、世界的に数多くのヒットを飛ばした。グループは1989年にバージニア州リッチモンドで結成され、ボーカルのC.J.スネア、ギタリストのビル・レヴァティ、ドラマーのマイケル・フォスター、ベーシストのペリー・リチャードソンが最初のリハーサルを行った。ノースカロライナ州シャーロットに移ったグループは、その年の暮れにエピック・レコードと契約し、1990年にセルフタイトルのデビュー・アルバムをリリースした。このアルバムは21位を記録し、トップ40シングル「Don't Treat Me Bad」(19位)と「Love of a Lifetime」(5位)を生み出した。この2曲はオーストラリアでもトップ20に入り、3枚目のシングル「All She Wrote」は23位を記録した。1991年末までに、『FireHouse 』は日本とシンガポールでゴールド・ディスクを獲得。続くアルバム『Hold Your Fire』は1992年にリリースされ、アメリカではゴールド認定を受けたが、8位のヒット「When I Look Into Your Eyes」がアメリカでの唯一のトップ40シングルとなった。1995年にリリースされた『3』では 「I Live My Life For You」が全米26位まで上昇。このアルバムは、1996年の『Good Acoustics』と同様、マレーシア、タイ、フィリピンでゴールド認定を受けた。国内よりも海外での人気が高まったファイヤーハウスは、1990年代最後の時期に日本を拠点とするレーベル、ポニーキャニオンと契約し、2003年の『Prime Time』や 2011年の『Full Circle』といったアルバムをリリースし続けながら、その後の20年間、アジア圏で大規模なツアーを行った。


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