LL・クール・J
1968年1月14日、ニューヨーク州ロングアイランド生まれのグラミー賞受賞ラッパー、俳優、ジェームス・トッド・スミスは、LLクールJ(Ladies Love Cool James)という芸名でよく知られている。10歳でラップを始め、16歳までに母親と祖父母の資金援助でデモ・レコーディングを行い、レコーディングに必要な機材を購入。LL・クール・Jという芸名を名乗り、デフ・ジャム・レコードと契約。彼の最初のシングル「I Need a Beat」(1984年)がヒットし、1986年のデビュー・アルバム『Radio』の成功への道を開いた。このアルバムはビルボードR&Bアルバム・チャートで6位、ビルボード200で46位を記録。このアルバムにはヒット曲「I Can't Live Without My Radio」(R&B15位)と「Rock the Radio」(R&B17位)が収録されている。セカンド・アルバム『Bigger and Deffer』(1987年)はさらに成功を収め、R&Bアルバム・チャートのトップに輝き、「I'm Bad」と「I Need Love」の ヒットを収録した。Walking with a Panther』(1989年)もR&Bアルバム・チャート1位を獲得し、ヒット曲「Going Back to Cali」と「I'm That Type of Guy 」を収録した。 しかし、マーリー・マールがプロデュースしたアルバム『Mama Said Knock You Out 』(1990年)は、リズム&ブルース・アルバム・チャートで2位を獲得し、彼女最大の成功を収めた。このアルバムには、「The Boomin' System」、「Around the Way Girl」、「Mama Said Knock You Out」、「6 Minutes of Pleasure 」などの代表曲が収録されている。14 Shots to the Dome 』(1993年)、『Mr.Smith 』(1995年)、『Phenomenon』(1997年)、『G.O.A.T. (Greatest of All Time)』( 2000年)、『10』(2002年)、『The DEFinition』(2004年)、『Todd Smith』(2006年)、『Exit 13 』(2008年)、『Authentic』(2013年)。LL・クール・Jは音楽キャリアが好調な一方で俳優業にも目を向け、映画『トイズ』(1992年)、『ハロウィンH20:20年後』(1998年)、『ディープ・ブルー・シー』(1999年)、『チャーリーズ・エンジェル』(2000年)、『S.W.A.T.』(2003年)、『 ディール』(2008年)、『グラッジ・マッチ』(2013年)、『A.K.A.ミスター・チャウ』(2023年)などに出演。キャリアを通じて数々の賞にノミネートされたLL・クール・Jは、グラミー賞2回(1992、1997年)、ビルボード・ミュージック・アワード2回(1991、1996年)、MTVビデオ・ミュージック・アワード2回(1991、1997年)、NAACPイメージ・アワード4回(1996、1997、2001、2003年)、ソウル・トレイン・ミュージック・アワード3回(1988×2、2003年)を受賞。2016年に引退を発表したものの、LL・クール・Jはその直後に心変わりし、さまざまなプロジェクトに才能を提供し続けた。2024年、アルバム『The FORCE』からの1曲目「Saturday Night Special」(フィーチャリング:リック・ロス、ファット・ジョーイ)をリリースし、音楽活動を再開した。
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