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リンゴ・スター

1940年7月7日、イギリスのリヴァプールで質素な家庭に生まれたリチャード・スターキー、通称リンゴ・スターは、10代の頃、1959年に結成されたザ・ビートルズのライバル・グループ、ローリー・ストーム&ザ・ハリケーンズでロックンロールに出会った。1962年、セッションに失敗したピート・ベストの後任として、ジョージ・マーティンの提案でライバル・バンドに参加することに同意したリンゴ・スター(指に指輪をしていることからこの愛称で呼ばれている)は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、そして彼自身を人気絶頂へと導いた1960年代最大の音楽的冒険の一端を担うことになった。1970年のファブ・フォーの解散をきっかけに、彼とそのパートナーたちはソロ活動に乗り出し、アルバム『センチメンタル・ジャーニー』と『ボークス・オブ・ブルース』(1970年)、そして全米2位を記録した『リンゴ』(1973年)を発表した、ビートルズのために「イエロー・サブマリン」(1966年)や「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」(1967年)といった代表曲を手掛けた後、「アイム・ザ・グレイテスト」、 「フォトグラフ」、「 ユー・アー・シックスティーン」、「イット・ドント・カム・イージー」をヒットさせた。グッドナイト・ウィーン」(1974年)や「ストップ・アンド・スメル・ザ・ローゼズ」(1981年)などのアルバムの後、モンテカルロを拠点とするドラマーは1989年にリンゴ&ザ・オールスター・バンドを結成し、多くの有名ミュージシャンが加わり、定期的なツアーをベースに数十枚のアルバムをレコーディングした。同時にリンゴ・スターはスタジオでの活動も続け、『Time Takes Time』(1992年)、『Vertical Man』(1998年)、『Ringorama』(2004年)、『Choose Love』(2005年)、『Liverpool 8』(2008年)、『Y Not』(2010年)、『Ringo 2012』、『Postcards from Paradise』(2015年)といったアルバムを制作した。その直後、ロックの殿堂入りを果たし、アルバム『Give More Love』(2017年)をリリースした後、2018年には大英帝国勲章のナイト爵位を授与された。2010年からハリウッド大通りに自分の名前を冠した星も持っているサー・リチャード・スターキーは、アルバム『What's My Name』(2019年)とEP『Zoom In』(2021年)を多数のゲストとともにレコーディングした。前者の「Grow Old with Me」は事実上ザ・ビートルズを再結成した曲で、ジョン・レノンが作曲し、ポール・マッカートニーがバッキング・ヴォーカルとベースを担当、ジョージ・ハリスンが考案した「Here Comes the Sun」のオーケストラ・ラインもフィーチャーしている。2024年には、T-ボーン・バーネットがプロデュースし、ビリー・ストリングス、モリー・タトル、アリソン・クラウス、ルシアス、ラーキン・ポーといった新世代のスターをフィーチャーした『Look Up』でカントリー・ミュージックに復帰した。


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