チンバラーダ
ティンバラーダはブラジルのサルバドール出身のアフロ・ブラジリアン・ミュージック・グループ。パーカッショニストのカルリーニョス・ブラウンによって結成され、そのスタイルはサンバ、レゲエ、アキセ・ミュージックのミックスと言える。社会への強いコミットメントとパーカッションにおける実験的な革新で知られるこのグループは、地元サルバドールのカーニバルに毎年参加している。数十年にわたるキャリアを通じて、ティンバラーダはモントルー・ジャズ・フェスティバル、オランダ・フェスティバル、モントリオール国際ジャズ・フェスティバルに出演。また、ラテン・アメリカ、ヨーロッパ、日本各地で大規模なツアーを行っている。1993年に「Beija-Flor」の大ヒットでデビューして以来、ティンバラーダは1996年のフルアルバム『Mineral』でプレミオ・シャープ賞を受賞するなど、数々の賞を受賞してきた。その後も、『Pense Minha Cor』（1999年）、『Serviço de Animação Popular』（2003年）、『Timbalada Ao Vivo』（2008年）、『Timbalada Séc XXI』（2017年）といったタイトルで、アフロ・ブラジリアンというジャンルの限界を押し広げ続けている。
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