目標と推進状況
大成建設では、DE&I推進の取り組みを開始して以来、「数値目標の設定」を施策の軸の一つと位置付け、達成状況や効果の検証と改善のPDCAを繰り返してきました。
計画達成後も次のレベルを目指して、取り組みをさらに前進させていきます。
大成建設DE&Iをあらわす数字
数値目標(2030年度まで)
1.新卒採用に占める女性の割合
2.キャリア採用に占める女性の割合
3.総合職に占める女性の割合
4.女性職位者数※2020年度比
2.6倍
8倍以上
- ※職位者:本部長や副本部長、室長や作業所長・営業所長など、職務上の地位にある者
5.男性の育児休業取得率
2017年度出生分から、6年連続達成
※育休は、子が2歳になる
誕生日の前日まで取得可
2016年度出生分以降の男性育休取得者数は、2,100人を超えています。
6.男性の育児休業取得日数(平均)
30日以上
22.5日
2022年度は11.6日、2023年度は17.3日でした。
人財
従業員数
8,994人
2025年3月末時点
働きがいとダイバーシティ
採用人数
新卒
428人
キャリア
102人
新卒採用は、以下の属性を含む
- 
              男性 319人 女性 109人 
- 
              外国籍 13人 
- 
              障がい者 11人 
※2024年度
(キャリアは2023年度の通年採用数)
平均勤続年数
男性
17.9年
女性
14.3年
2024年度
離職率
自己都合退職
1.5%
2024年度
女性社員比率
2024年度
年齢層別割合
2024年度
雇用形態別割合
2024年度
採用における男女別の競争倍率
2024年度
男女別の採用10年後の継続雇用割合比率
2024年度
男女別の再雇用・キャリア採用実績
ジョブリターン採用
男性
1人
女性
2人
2024年度
キャリア採用
男性
143人
女性
21人
2024年度
男女別の職種/雇用形態の流動性
職種転換実績
男性
256人
女性
145人
2024年度
雇用形態転換実績
男性
15人
女性
48人
2024年度
障がいのある人の雇用率の推移
2019年度〜2024年度
※各年6月1日時点で集計
働きやすさ
- 
          一月あたりの
 平均残業時間2024年度30.3時間 
- 
          年次有給休暇の
 取得率2024年度60.0% 
- 
          時短勤務利用者2024年度累計156名 
- 
          両立支援フレックス
 制度利用者2018年~2024年度累計122名 
- 
          節目休暇※
 取得率2024年度68.9% - ※工事作業所で働く
 社員を対象とした休暇
 
- ※
- 
          リフレッシュ休暇※
 取得率2024年度79.5% - ※勤続の節目を迎えた
 社員を対象とした休暇
 
- ※
- 
          女性の健康相談
 利用者数2022年度~2024年度累計560名 
ダイバーシティとジェンダーギャップ
係長級女性比率
2024年度
管理職女性比率
2024年度
役員女性比率
2024年度
女性管理職推移
2018年度~2024年度
男性の賃金に対する女性の賃金の割合
- 
              正規 男性 100% 女性 59.0% 
- 
              非正規 男性 100% 女性 56.8% 
2024年度
育児休業取得率
- 
              男性 100% 
- 
              女性 100% 
2024年度
男女の育休復職率
2018年度~2024年度
「男性を巻き込む」ジェンダー機会均等の実現への取り組み
- 
          上司(男性管理職)
 研修2025年3月時点延べ参加者 1,400名超 
- 
          夫婦で参加する
 両立支援セミナー2025年3月時点延べ参加者 354組 
- 
          男性の
 育児休業取得者2025年3月時点延べ取得者 2,100名超 
- 
          介護支援セミナー2025年3月時点延べ参加者 3,357名超 
教育と研修
- 
              能力開発にかかる
 延べ研修時間2024年度597,694 
 時間
- 
              総研修金額2024年度896,000 
 千円
社員のエンゲージメント向上
- 
              エンゲージメント
 サーベイスコア2025年6月時点BBB 57.4 (半期に1回実施) 
- 
              経営幹部と社員の
 意見交換会2025年3月時点(累計)450回・ 
 2,600名超(2025年度実施予定:360回・2,000名) 
Message
DE&IからDEIBに向けて
大成建設では、多様な人財が活躍することのできる環境の実現に向け、これまで人事制度の拡充や風土醸成に幅広く取り組んできました。
さらに将来、社員一人ひとりが働く場所や時間等にとらわれず、自分に合った働き方を自由に選べるようになると、個々の活躍の可能性が広がる一方、組織としての一体感が希薄になってしまうリスクもあります。そこで、社員それぞれが多様な働き方を実現しつつも「大成建設の一員である」と感じられる環境作りが重要になると考えています。
DE&Iから一歩先のDEIBを見据え、社員のBelonging(ビロンギング=組織の一員としての存在意義を感じられること、帰属意識)を高める施策にも積極的に取り組んでいきます。