目標と推進状況

大成建設では、DE&I推進の取り組みを開始して以来、「数値目標の設定」を施策の軸の一つと位置付け、達成状況や効果の検証と改善のPDCAを繰り返してきました。
計画達成後も次のレベルを目指して、取り組みをさらに前進させていきます。

大成建設DE&Iをあらわす数字

数値目標(2030年度まで)

1.新卒採用に占める女性の割合

2024年度実績
24年度実績は25.5%です。
2030年度目標
2030年度目標は30%以上です。

2.キャリア採用に占める女性の割合

2024年度実績
24年度実績は12.8%です。
2030年度目標
2030年度目標は25%以上です。

3.総合職に占める女性の割合

2024年度実績
24年度実績は12.7%です。
2030年度目標
2030年度目標は15%以上です。

4.女性職位者数※2020年度比

2024年度実績

2.6

2030年度目標

8倍以上

  • 職位者:本部長や副本部長、室長や作業所長・営業所長など、職務上の地位にある者

5.男性の育児休業取得率

2024年度実績

2017年度出生分から、6年連続達成

2024年実績は100%です。

※育休は、子が2歳になる
誕生日の前日まで取得可

2016年度出生分以降の男性育休取得者数は、2,100人を超えています。

6.男性の育児休業取得日数(平均)

2030年度目標

30日以上

2024年度実績

22.5

2022年度は11.6日、2023年度は17.3日でした。

人財

従業員数

8,994

2025年3月末時点

働きがいとダイバーシティ

採用人数

新卒

428

キャリア

102


新卒採用は、以下の属性を含む

  • 男性

    319

    女性

    109

  • 外国籍

    13

  • 障がい者

    11

※2024年度
(キャリアは2023年度の通年採用数)

平均勤続年数

男性

17.9

女性

14.3

2024年度

離職率

自己都合退職

1.5%

2024年度

女性社員比率

女性は全社員の21%を占めています。

2024年度

年齢層別割合

20代は全体の20.8%、30代は22.0%、40代は18.4%、50代以上は38.8%を占めています。

2024年度

雇用形態別割合

正規雇用は全体の85.8%、非正規雇用は14.2%を占めています。

2024年度

採用における男女別の競争倍率

総合職の採用における競争倍率は女性が1.7倍、男性が1.7倍です。専任職では女性が2.0倍、男性が2.0倍です。

2024年度

男女別の採用10年後の継続雇用割合比率

総合職の採用10年後の継続雇用割合比率は女性が72.3%、男性が76.4%です。専任職では女性が69.8%、男性が53.3%です。

2024年度

男女別の再雇用・キャリア採用実績

ジョブリターン採用

男性

1

女性

2

2024年度

キャリア採用

男性

143

女性

21

2024年度

男女別の職種/雇用形態の流動性

職種転換実績

男性

256

女性

145

2024年度

雇用形態転換実績

男性

15

女性

48

2024年度

障がいのある人の雇用率の推移

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社員のうち障がいのある人の割合は以下の通りです。2019年は2.32%、2020年は2.30%、21年は2.24%、2022年は2.35%、2023年は2.48%、2024年は2.58%です。

2019年度〜2024年度

※各年6月1日時点で集計

働きやすさ

  • 一月あたりの
    平均残業時間

    2024年度

    30.3時間

  • 年次有給休暇の
    取得率

    2024年度

    60.0%

  • 時短勤務利用者

    2024年度

    累計156

  • 両立支援フレックス
    制度利用者

    2018年~2024年度

    累計122

  • 節目休暇
    取得率

    2024年度

    68.9%

    • 工事作業所で働く
      社員を対象とした休暇
  • リフレッシュ休暇
    取得率

    2024年度

    79.5%

    • 勤続の節目を迎えた
      社員を対象とした休暇
  • 女性の健康相談
    利用者数

    2022年度~2024年度

    累計560

ダイバーシティとジェンダーギャップ

係長級女性比率

係長級の女性比率は全係長級の22.1%です。

2024年度

管理職女性比率

管理職の女性比率は全管理職の7.4%です。

2024年度

役員女性比率

役員の女性比率は全役員の16.7%です。

2024年度

女性管理職推移

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女性管理職数と比率は共に2018年度から2024年度まで増加し続けています。女性管理職数は2018年度で167人でしたが、2024年度には402名まで増加しています。女性管理職比率は2018年度では3.2%でしたが、2024年度には7.4%まで増加しています。

2018年度~2024年度

男性の賃金に対する女性の賃金の割合

  • 正規

    男性

    100%

    女性

    59.0%

  • 非正規

    男性

    100%

    女性

    56.8%

2024年度

育児休業取得率

  • 男性

    100%

  • 女性

    100%

2024年度

男女の育休復職率

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2018年度から2024年度まで男性の育休復職率は連続して100%、女性は復職率95%以上を達成しています。

2018年度~2024年度

「男性を巻き込む」ジェンダー機会均等の実現への取り組み

  • 上司(男性管理職)
    研修

    2025年3月時点

    延べ参加者

    1,400名超

  • 夫婦で参加する
    両立支援セミナー

    2025年3月時点

    延べ参加者

    354

  • 男性の
    育児休業取得者

    2025年3月時点

    延べ取得者

    2,100名超

  • 介護支援セミナー

    2025年3月時点

    延べ参加者

    3,357名超

教育と研修

  • 能力開発にかかる
    延べ研修時間

    2024年度

    597,694
    時間

  • 総研修金額

    2024年度

    896,000
    千円

社員のエンゲージメント向上

  • エンゲージメント
    サーベイスコア

    2025年6月時点

    BBB 57.4

    (半期に1回実施)

  • 経営幹部と社員の
    意見交換会

    2025年3月時点(累計)

    450回・
    2,600名超

    (2025年度実施予定:360回・2,000名)

Message

DE&IからDEIBに向けて

大成建設では、多様な人財が活躍することのできる環境の実現に向け、これまで人事制度の拡充や風土醸成に幅広く取り組んできました。
さらに将来、社員一人ひとりが働く場所や時間等にとらわれず、自分に合った働き方を自由に選べるようになると、個々の活躍の可能性が広がる一方、組織としての一体感が希薄になってしまうリスクもあります。そこで、社員それぞれが多様な働き方を実現しつつも「大成建設の一員である」と感じられる環境作りが重要になると考えています。
DE&Iから一歩先のDEIBを見据え、社員のBelonging(ビロンギング=組織の一員としての存在意義を感じられること、帰属意識)を高める施策にも積極的に取り組んでいきます。