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リップル社、プライム・ブローカー『Hidden Road』を約1900億円で買収

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

最大級ディール

米仮想通貨決済大手のリップル社は4月8日、プライム・ブローカレッジのHidden Roadを12億5000万ドル(約1900億円)で買収すると発表した。この買収は仮想通貨業界史上最大級の取引の1つとなり、リップルは機関投資家向けサービスの拡大を目指している。

リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOは声明で、「米国市場が旧SECの規制の重圧から解放され、初めて実質的に自由となったこと、そして市場が伝統的金融のニーズに対応するために成熟していることから、デジタル資産採用の次の段階における転換点にある」と述べた。

プライム・ブローカレッジとは

ヘッジファンドや機関投資家に対して取引執行、カストディ、証券貸借、資金調達、レポーティングなど包括的な金融サービスを一元的に提供する専門仲介業者のことである。

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ガーリングハウスCEOによると、買収は主に現金と仮想通貨XRP、株式で構成されており、数カ月以内に規制当局の承認を経て完了する見込みである。

この買収によりリップルは、Hidden Roadに自社製品を統合させることで採用拡大を図る。Hidden Roadはリップル発行のステーブルコインRLUSDをプライム・ブローカレッジ商品全体の担保として利用し、XRPの基盤となるブロックチェーンXRPレジャーを決済の効率性を向上させるために活用する可能性を探っていくという。

関連:リップル社、ステーブルコイン「RLUSD」のリップルペイメント導入を発表

2018年に設立された、億万長者スティーブン・コーエン氏のSACキャピタルや、ポイント72アセット・マネジメントなどのヘッジファンド業界出身のマーク・アッシュ氏によって創業された。同社は仮想通貨と外国為替に注力し、FalconXやコインベース・プライムなど他の仮想通貨プライム・ブローカーと競合している。

Fortune誌によると、Hidden Roadは2024年には3兆ドル相当の資金移動を仲介し、現在300以上の機関投資家顧客を抱えている。この買収により、リップルは機関投資家向けサービスを大幅に強化し、RLUSDの競争力を押し上げる狙いである。

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