きみはいい子

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劇場公開日:2015年6月27日

きみはいい子

解説・あらすじ

「そこのみにて光輝く」でモントリオール世界映画祭の最優秀監督賞を受賞した呉美保監督が、2013年本屋大賞で第4位にも選ばれた中脇初枝の同名短編小説集を映画化。5つの短編から成る原作から、「サンタさんの来ない家」「べっぴんさん」「こんにちは、さようなら」という3編を1本の映画にした。真面目だがクラスの問題に正面から向き合えない新米教師や、幼い頃に受けた暴力がトラウマになり、自分の子どもを傷つけてしまう母親など、子どもたちやそれに関わる大人たちが抱える現代社会の問題を通して、人が人を愛することの大切さを描き出す。出演は高良健吾、尾野真千子のほか、「そこのみにて光輝く」に続いての呉監督作となる池脇千鶴、高橋和也ら。

2015年製作/121分/G/日本
配給:アークエンタテインメント
劇場公開日:2015年6月27日

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(C)2015 アークエンタテインメント

映画レビュー

5.0 呉美保監督作への解像度を上げた上で

2026年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

癒される

『ふつうの子ども』を見た後なので、呉美保監督への解像度がかなり上がった状態。
これから大人になる子どもたちや、かつて子どもだった大人たち。それぞれが何かしらの「拷問」に遭いながら困惑する中で、輝きを取り戻していく物語。
構成を緻密に繋いでいる中でも、随所にドキュメンタリー的な描写が使われ、それが他の監督作品とは違った味わいを漂わせる。(特に教室シーン。ただし、一見すると騒いでいるようにみえる生徒たちのセリフもちゃんと書かれていたりするらしいので油断ならない)

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SHITO

5.0 やられた

2025年11月7日
iPhoneアプリから投稿

これが無性の愛か

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mehy

3.5 今『ふつうの子ども』で話題の呉美保(おみぽ)監督の10年前の作品。...

2025年9月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

今『ふつうの子ども』で話題の呉美保(おみぽ)監督の10年前の作品。少し前に観た『ぼくが生きてる、ふたつの世界』も響いたので、こちらも鑑賞。原作は2013年本屋大賞で第4位に選ばれた中脇初枝の同名短編小説集で、5つの短編から、「サンタさんの来ない家」「べっぴんさん」「こんにちは、さようなら」という3編を1本の映画にしたらしい。トラウマ、虐待、ネグレクト、いじめ、学級崩壊などの現代社会が抱える問題を、問題を抱える教師、孤独な老人、鬱な母親、やんちゃな子供、陰がある子供を通して描く。

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ナイン・わんわん

3.5 親に抱きしめられなかったら、どうやって抱きしめ方を学ぶのか?

2024年4月16日
スマートフォンから投稿

泣ける

悲しい

虐待やネグレクト、親子の関係に焦点を当てつつ、教師がそういった子たちにどう向き合っていくかも物語に絡んでる。

途中、宿題を出すシーンが印象的だった。
日本ではあまり親に抱きしめられるという経験がない、もしくは減ってくるもののような気がする。
もし親に抱きしめられず、愛をもらえなかった場合、子供はどうやってそれを学ぶのだろう。
タイトルの「いい子」は、きっと子だけではなく、親のことも指してる。

いい子になりなさいと厳しく躾けられ、自分の思い通りのルールから外れたら子を悪い子扱いする。
そういった事を親も、かつて自分の親にされていた。いい子は連鎖する。
抱きしめ方を分からない親は、子を拒絶する。そもそも「いい子な母親」になろうとして、自分の首を絞める。

けど、この作品はそれだけじゃなくて、抱きしめる温もりも連鎖すると描いている。
嫌な終わり方ではなく、救いのある描き方をしていて良かった。
最後のオチが未回収というか、どうなったか想像させるエンドじゃなかったらもうちょっと⭐︎追加してた。

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しらみや