マイ・インターンのレビュー・感想・評価
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最大の魅力はシニアインターンを演じるデニーロの艶っぽさ
ワーナー映画の歴史を辿るレビュー・その3
2015年という時代を生きるキャリアガールの理想と現実、仕事と家庭、年齢の壁といったテーマに取り組みつつも、タッチはすこぶる軽快で随所にユーモアが溢れ、ギスギスしたところが全くない。それは、ヒロイン映画にしてロマンチックコメディの名手、ナンシー・マイヤーズの才能に負うところが大きい。
最大の功労者は、アン・ハサウェイ扮するCEOのジュールスが率いるネット販売の新興企業に、シニアインターンとして採用されるベンを演じるロバート・デニーロの艶っぽさ、これに尽きる。イケイケのジュールスを一歩先から見守り、案ずるだけでなく、家庭の悩みにも嫌がらず耳を傾けてくれるベンは、当然、オフィスの男子たちにも大人気。近所に住む同世代の女性たちからも熱い視線を浴びる、最愛の妻を亡くした魅惑の男やもめなのだ。
ベンの年齢設定は70歳で当時のデニーロは72歳。こんな70歳がいたら誰だって友達になりたくなる。そう思わせるデニーロの終始余裕綽々の演技が、映画に独特の深みとユーモアをもたらしているのだ。ゆえに、ワーナー映画史上に輝く私的カルト映画となったわけだ。
知恵と情熱と愛と。
アン・ハサウェイ演じるアパレルビジネスを展開するジュールズと、現役の仕事を引退し妻にも先立たれたロバート・デ・ニーロ演じるベンとの物語。ジュールズが梱包をスタッフに教えていたシーンと、それを見ていたベンがそのシーンを宝物と表したことが印象的だった。互いの宝物を、互いに尊重し一つになっていく。
決して多くの言葉は語らないが、シンプルに端的に言葉で表し、人と人との関係を築き、うまくいく方向に進ませるベンの姿に憧れを抱いた。
何度見ても良い
まばたきの練習をする可愛いデ・ニーロ
2015年公開、アメリカ映画。
原題『The Intern』
121分。
【監督・脚本・製作】:ナンシー・マイヤーズ
主な配役
【ベン・ウィテカー】:ロバート・デ・ニーロ
【ジュールズ・オースティン】:アン・ハサウェイ
【マット】:アンダーズ・ホーム
【フィオナ】:レネ・ルッソ
公開から11年たって初めて鑑賞した。
ストレスなく、楽しく観ることが出来た。
まばたきの練習をする可愛いデ・ニーロ。
オフィス内を自転車で移動するアン・ハサウェイ。
ただ後半は普通に徒歩移動しており、
飽きっぽい性格を示唆している。
ベンチャー企業に就職した70歳。
楽しいに違いない。
ネクタイ専用の電動クローゼット。
電話帳会社ってそんなに報酬がよかったのか?
ストックオプションかな?
奥さんが資産家の娘だった?
そんなこと考える自分がキライ(笑)。
デ・ニーロは加齢臭もしないだろうし、
口臭も爽やかにちがいない。
若者にも溶け込むし、
マッサージ士ともすぐにラブラブだ。
ハッピーエンドも異議なし。
もう一度観たいか?と問われると迷う。
☆3.5
こんな第二の人生、イイなぁ
世代間のギャップは、互いへの敬愛で距離を縮めた
シニアインターンとして御年70代のベンが再就職した先には、業績うなぎ登り人気のアパレル通販会社!若き女性のやり手CEO・ジェールズと初めに感じたジェネレーションギャップは、ベンの細やかな気遣いや彼の人生経験由来の巧みな優しさにより、溝は埋められていきます。始めはデコボコな関係だったのに、年齢差・性別差も彼や彼女の得意分野を持ち寄り不足を補い合って、いつしか上司と部下でありながら親友でもある、互いにリスペクトがある関係に。途中CEOを続けられるかどうかという困難とぶち当たり、ベンや仲間たちと協力してどう乗り切るのか?お仕事映画としても見れるし、キャリアウーマンとして働く女性たちが大いに共感できる見所も。働く女性たちと、リタイアしたかつて企業戦士として働いていた男性たちには、特に刺さる映画と思います。仕事に疲れたあなたに特に観て欲しい映画です。
名優 ✕ 名優
安心して楽しめる王道ハートウォーミングストーリー。 肩の力が抜けたデ・ニーロの余裕の演技がいい。 それをアン・ハサウェイの素直さが引き立ててる。
年功者のアドバイス
こんなおじさんになりたいと思った 90点
プラダを着た悪魔より好きかもしれない。
ロバート・デ・ニーロさんじゃなきゃやれない役だよなぁ。見ててとても優しい気持ちになれたな。
同僚に威張ることもなく、今の環境を楽しむかのような姿とても参考になるし、そうでありたいなと思った。
またある場面で、女社長が不倫されたことを相談する場面がとてもグッときたなぁ。これからも何回も見るだろうこの作品。見つけて良かった。
老成の一つの理想型と秋の木漏れ日の様な心暖まるストーリー
70歳を演じるロバート・デ・ニーロと若き経営者アン・ハサウェイ。
脚本・俳優に一分の隙が無い極めて完成度の高い映画。
今まで見てなかったのを反省するレベル。
70歳の細やかな気遣いが出来て、アメリカ版紳士なビジネスマンの主人公。
過去の肩書や実績を鼓舞することなく、謙虚だが、静かなる自信を簡潔な言葉で周囲に好影響を与え、やがて周囲から必要不可欠な存在へとなっていく。
長幼の功のみならず、相手の心に不必要に踏み込まず、かといって経験の浅い若者へは良きアドバイスを送ってサポートしたり、新しいことに興味関心を持ち、挑戦してみる精神の若さを保っている。
「老害」という言葉が蔓延する昨今。果たして主人公のベンみたいな「老成」できる自信は自分には正直ない。
しかし、老いた分の知恵を強みにするが、誇示しない慎みやすさがなお、視聴者には心地良い。
「世界最速のインディアン」の主人公も70歳だが、夢を持ち、その熱意が周囲に善い影響を与え、関わった人達を幸せにする。 結果、主人公の人生はhappyが続く。
老いても自分の人生の経験や知恵、強みを他人に与えて自分が生きやすい環境を作り上げていく。1つの到達点なのかもしれない。
こんなおじさまになりたい。
あんな素敵なおじさま、いる?ってまず思う。
穏やかで、聞き上手で、出しゃばらない。
経験はあるのに押しつけない。
しかも気配り完璧。
現実の多くは、
理屈っぽくて、
自分の武勇伝しか話さなくて、
なぜかアドバイスだけは無限にくれるタイプじゃない?と思ってしまう。
でも、だからこそ夢がある映画。
自分のことよりも相手のこと
周りが気持ちよく働けるようにと
サポートが本当に素晴らしい。
私の中にはまだ音楽があります
アン・ハサウェイにはNYが似合う
『マイ・インターン』|CLOVER代表・大原拓弥が語る「人が育つ組織に共通する哲学」
若手経営者として組織づくりに日々向き合う中で、この映画は何度観ても“人の在り方”を教えてくれます。
『マイ・インターン』は、急成長するファッションEC企業のCEOと、シニアインターンの関係を通じて描かれるヒューマンドラマ。
テクノロジーやスピードがもてはやされる時代に、「人が人を支える」というシンプルで普遍的な価値を思い出させてくれます。
合同会社CLOVERを運営する立場としても共感したのは、“リーダーは完璧でなくていい”というメッセージ。
経営者やマネージャーは孤独になりがちですが、チームの温度を感じ、仲間に頼れる強さこそが組織を動かす原動力だと感じました。
映画の中でロバート・デ・ニーロ演じるベンは、知識よりも“姿勢”で人を育てます。
若いメンバーたちは、その誠実さと静かな信念に心を動かされ、組織全体の空気が変わっていく。
これは、店舗経営や人材プロデュースにも通じる真理です。
スキルではなく、人の温度で人が育つ。CLOVERでも、まさにその循環を大切にしています。
ビジネス映画でありながら、人生の学びに溢れた一作。
「働くとは何か」「人を導くとは何か」を考える経営者・リーダー・起業家にこそ観てほしい作品です。
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