宮松と山下

劇場公開日:2022年11月18日

宮松と山下

解説・あらすじ

教育番組「ピタゴラスイッチ」などで知られるクリエイティブディレクターの佐藤雅彦、NHKでドラマ演出に携わってきた関友太郎、「百花」の共同脚本を務めた平瀬謙太朗の3人からなる監督集団「5月」の長編デビュー作。

エキストラ俳優の宮松は、時代劇で弓に射られたり、大勢のヤクザの1人として路上で撃たれたり、ヒットマンの凶弾に倒れたりと、名もなき殺され役を演じてばかりいる。慎ましく静かな日々を送る宮松だったが、実は彼は過去の記憶をすべて失っていた。自分について何も思い出せないまま、毎日数ページだけ渡される「主人公ではない人生」を演じ続ける彼のもとに、ある日男が訪ねてきて……。

主人公・宮松を香川照之が演じ、津田寛治、尾美としのり、中越典子らが共演。

2022年製作/87分/G/日本
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2022年11月18日

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(C)2022「宮松と山下」製作委員会

映画レビュー

4.0 映画「災」の片鱗がここにある

2026年4月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.9
エキストラ俳優として、数多くの人物を演じている主人公。一体この男の本当の顔は何処にあるのだろう。
終始不穏な映像で物語は進み、ホラーではないものの、不気味なオーラを纏った作品である。
香川照之の演技も素晴らしく、この何とも言えない世界観を1人で形成している。
説明を100%せずに、何を見せられているか判らない演出は、映画「災」にとても似ており、その片鱗が此処にある。
この作品、嫌いじゃない。

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映画BARシネマーナ

2.5 香川照之早く引退しろよ…

2026年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

性犯罪者の映画が延期も何事もなく公開されたのが信じられない…日本のコンプラ意識の低さがうかがえる。不倫しただけのベッキーはまだ復帰していないのに。男はここまでよしよしされるのか。

脚本も内容も他の縁者も悪くない。撮影済みだったのでお蔵入りにしろとは言わないがなぜ配給会社は香川照之の性犯罪になんのコメントもしないのか。いい加減犯罪者を起用し続ける映画業界に嫌気がさしている。

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Jax

3.5 虚と実

2025年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

斬新

最初から最後まで不穏な空気の漂う映画で、あえて全てを説明せず、かといって説明が無さすぎてわからないほどでもないという絶妙なさじ加減の作品。直接的な説明を避け、ほのめかすような描写が多いのが特徴の非常に静謐な映画で、何気ない情景やふとしたしぐさや表情などに何らかの比喩や含意を含めてある。劇中劇と現実の境界をあえて曖昧に描いており、一応の区別はついているものの、時々、ん?これはどっちだ?となったり、えっ?これ、そうだったの?となったりもする。ネタバレしないためにあまり多くは書かないが。

主演の香川照之はドラマ『半沢直樹』あたりから過剰にオーバーなコテコテ演技が多くなったが、本作では抑えた静謐な演技に徹し、宮松=山下の多面性をわずかな表情の変化やしぐさで見せてくれる。いろいろあったが、やっぱりこの人は怪物です。脇を固める中越典子、津田寛治、尾美としのりも同様に抑えた静謐な演技で好演。個人的にお目当てだった野波麻帆は前半だけの登場だったが、相変わらず色気駄々漏れ状態でやはり好演でした。いい女優です。

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バラージ

3.5 じわじわくる名作

2025年10月14日
PCから投稿

しっかりとした答えを視聴者に提供してくれないので1度見ただけではボヤっとした感想になると思います。
ですが、登場人物たちの動きや表情に答えは用意されているので、2度3度見返すとじわじわとその答えが伝わってくるでしょう。

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みる