車線変更 キューポラを見上げて

映画レビュー

4.0 舞台は川口市!

2026年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

埼玉県川口市が舞台の映画です。
映画のロケ地は、ほとんど馴染みのあるわたしの地元川口市の風景ばかり。

埼玉県川口市というローカルな地域の物語かもしれませんが、訴えかけてくるテーマは普遍的なもの。予定調和という言葉も、当てはまらないわけではありませんが、今回はそんな批判は閉じ込めて、素直に感動してほしい、たくさんのみなさんにぜひとも観てほしい映画です。

主演の平田雄也君、かっこいいぞ!演技もいいぞ!
村上弘明さん、岡江久美子さんの夫婦役の演技が、見事に主役を引き立てています。

この映画をひと言で言うなら、「挫折と再生」の物語。

川口市は川口オートとしてオートレースで有名ですが、そのオートレーサーとしてトップを狙っていた主人公の青年が、練習中の事故で障害を負いながらも、「車線変更」をすることで、新しい自分と出会えて、周囲にも希望の力を与えるお話です。

「障害者と健常者の間にある目に見えない垣根、差別、偏見を減らしたい」という信念のもとに作られた映画のようです。

プロデューサーは、福祉映画に実績があり、川口市民歴40年の国枝秀美さん。

監督は、テレビの青春ドラマで実績のある赤羽博さん。さらに、1962年公開の映画『キューポラのある街』(浦山桐郎監督)で、吉永小百合さんと共演した浜田光夫さんも出演。

この映画は、市民参加型の映画として、市民に出演を依頼し、資金も市内の企業に協力を求めるというサポーターシステムのもとに製作された映画です。

というわけで、実はわたしもエキストラ出演に立候補しました。というのも、とある老舗エキストラ事務所に今でも所属していて、でもたまにしか仕事はしていないのですが、この映画のエキストラとして出演したくなったのです。

連絡をすると、すぐに「ぜひエキストラ出演をお願いしたい」とのご連絡をいただき、撮影現場の経験はいろいろと豊富なので、そんな経験を今回の川口市を舞台にした映画で活かし、協力できたらと思い参加しました。

さて、わたしのエキストラシーンですが、前半にオートレースを応援するシーンでは、大きく顔が映っていました。なにしろ主人公の恋人役の女優さんのすぐ前だったので。

定食屋の厨房のシーンでは、白い調理服を衣装として渡され、厨房で働くシーンが、しばらくの間、映っていました。厨房の中で、いかにも調理をしている風の撮影でしたが、実際は空のフライパンをふったり、鍋のフタを開けたりしているだけですが、「いいねぇ、良かったよ」とスタッフが言ってくれてうれしくなった思い出があります。

実は日常的にわたしは家族の料理を作っているので、日頃の調理経験が生きたかも。撮影は、わたしも実際に食事をしたこともある、昔からある食堂でした。

この映画の試写会にも参加していて、映写のあとに、監督の赤羽博さんの挨拶がありました。

「本来なら、この場にいてくれたはずの岡江久美子さんですが、きっとこの会場に来て映画を観てくれている…」とお話になったあと、やはり涙で言葉にならない挨拶となりました。

最後には、「岡江さん、ありがとう!」と、涙まじりの大きな声で締めくくられていました。岡江久美子さん出演の最後の映画作品となりました。また、2021年に64歳で亡くなられた隆大介さんも、この映画にご出演されています。

川口市民参加型の映画に出演できて、ひとつの歴史を作った映画の一助になれていたかなと充実感に満たされました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
夏夫

4.0 岡江久美子さんの遺作そして良作

2023年2月13日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ひなねこ

4.0 川口市が舞台の作品

2023年1月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

さいたま市民としては観るべき作品と思いMOVIX川口さんにお邪魔しました。
ローカル作品とは思えないほどの出来映えだと思います。川口市の事をある程度知っていたのでとても親しみのある味わい深い秀作でした。アクターの皆さんの熱演が光る作品でした。また岡江久美子さんの遺作だと知りました。ご冥福をお祈りします。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
タイガー力石

4.0 川口市民の方々へ。前評判良い映画よりまずはこの映画を。

2023年1月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

知人から、圧ある薦めを受け仕方なく出掛けてきた。
主演の役者、平田雅也は見たことない役者だったがウルトラマンやってたんだな。
脇役が豪華。
村上弘明、岡江久美子、平泉成、寺田農、隆大介、前川泰之、藤田朋子、黒田福美、他。
恋人役の中川知香も見たこと無かったがミスワールド日本代表だったのか。
どうりでスタイル良いわけだ。

過去、前評判が良い大きな映画で残念な経験をしてきた身としては、期待していなかったこの映画に最後は「見に来てよかったな」と感動と学びを貰っていた。
コロナに阻まれながら苦労して、やっと公開出来たんだな、大変だったな。

川口市民の皆さん、川口市民なら是非お運びを。
席ガラガラで気の毒やら勿体ないやら。
松竹からのメールで13日は演者登壇あるらしい。
良い映画、見て損は無し。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
2子5孫