ブルックリンでオペラを

劇場公開日:2024年4月5日

解説・あらすじ

アン・ハサウェイ、ピーター・ディンクレイジ、マリサ・トメイら実力派キャストの共演で、ニューヨークに暮らす夫婦の人生が、ある出会いをきっかけに変化していくさまを描いたロマンティックコメディ。

ニューヨーク、ブルックリンに暮らす精神科医のパトリシアと、現代オペラ作曲家のスティーブンの夫婦。人生最大のスランプに陥っていたスティーブンは、愛犬との散歩先のとあるバーで、風変わりな船長のカトリーナと出会う。カトリーナに誘われて船に乗り込んだスティーブンを襲ったある事態により、夫婦の人生は劇的に変化していく。

プロデューサーも務めるアン・ハサウェイがパトリシア役を演じ、スティーブン役は「ゲーム・オブ・スローンズ」のピーター・ディンクレイジが担当。オスカー女優のマリサ・トメイがカトリーナ役を務めた。ブルース・スプリングスティーンによる主題歌が第81回ゴールデングローブ賞歌曲賞にノミネートされた。監督は「50歳の恋愛白書」のレベッカ・ミラー。

2023年製作/102分/G/アメリカ
原題または英題:She Came to Me
配給:松竹
劇場公開日:2024年4月5日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第81回 ゴールデングローブ賞(2024年)

ノミネート

最優秀主題歌賞
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映画レビュー

5.0 所詮は人間、されど人間

2024年5月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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共感した! 4件)
猿田猿太郎

4.0 ハッピーエンドとアンハッピーエンドが交錯する奇妙な味わい

2024年4月30日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 7件)
村山章

4.0 🎬 『ブルックリンでオペラを』|変えたいという願いについて

2026年5月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

カワイイ

この映画は、誰かに出会って人生が変わる物語のように見える。
けれど実際には、もっと厄介だ。
人は、他者によって簡単には変わらないものだ。
傷だらけの自分もまた、思うほど自由には変われない。

潔癖なまでに白く整えられた部屋は、パトリシア自身の内側の地図だ。
だからこそ、夫の不安定さや停滞を「正しい形」に導こうとする。
それは愛情でもある。
同時に、静かな支配でもある。
この境界は、とても曖昧だ。

スティーブンは、書けないのではなく、
“書かなくても成立する環境”に包まれているように見える。
安全であることは、時に創作を殺す。
その静かな窒息に、彼自身も気づいていない。

曳航船の船長であるカトリーナは、何かを壊しに来る存在ではない。
彼女はただ、膠着した関係性の海に、「壊れてもいい」という可能性を持ち込む。
だからこそ、男は揺れる。

この映画が突きつけてくるのは、優しい真実ではない。
人は他者を変えられない。
それでも、変わってほしいと願ってしまう。
そのどうしようもなさから、逃げることはできない。

相手を変えることはできない。
では、どうするのか。
その答えを、この映画は教えてくれない。

観終えたあと、考えてしまう。
大切な人を、どう変えるかではなく、
変わらないままのその人と、どう関わり続けるか。

答えは出ない。
ただ、その問いから逃げないことだけが、
関係を壊さないための最低条件なのかもしれない。

私はこの映画に、感情移入を必要としなかった。
ブルックリンの街並みも、音楽も、アン・ハサウェイも。
ただ、目で聴きにきた。
それで、十分だった。

エンドロールに流れるのは、ブルース・スプリングスティーンの「Addicted to Romance」。

See it for yourself.
(詳しくは、映画で。)

蓮。
2024.4.27 鑑賞

『ブルックリンでオペラを』
原題:She Came to Me
監督:レベッカ・ミラー
製作国:アメリカ
製作年:2023年
上映時間:102分
出演:アン・ハサウェイ、ピーター・ディンクレイジ、マリサ・トメイ
出演・製作:アン・ハサウェイ

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蓮(れん)

4.0 殻を破る

2025年10月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

ピーター・ディンクレイジ演じるスティーヴンが最初に言われる言葉「殻を破る」。それについての物語だったかと思う。では殻とは何か。
この作品の中では、過去の常識とか、新しい常識、そして自分自身を抑圧している何か。それらが「殻」だったように見えた。
とはいえ、好き勝手に振る舞えという話でもなくて、自分が勝手に規範だと思っている行動は、別に破ってもいいんじゃないか?という程度の話だ。

一応、スティーヴンが主人公ではあるものの、スティーヴン以外の人物にもスポットが当たり、軽い群像劇の様相もある。
登場キャラクターの多くが自分で作っている「殻」によって不自由を強いられ、周りの人との関わりによって変化していく。

原題は「She Came to Me」。隠喩的な意味で「彼女が私を目覚めさせる」。
その彼女とはマリサ・トメイ演じる船長のことだろうが、奔放な船長から始まるドミノ倒しのように、意識の変化が伝播していく様子は面白かった。
突然降って湧いた何かがないと変わるというのは難しいのかなと感じると共に、突然降って湧く何かは意外と簡単に訪れるものだとも思えた。

そこそこ笑えてそこそこシリアスな、ハートフルラブコメ?。ラブコメでいいのかな?。それすら分からない。
ただ、悩めるピーター・ディンクレイジは良かったし、怪しい女マリサ・トメイも良かったので、面白く観ることは出来た。
アン・ハサウェイ目当てで観た人が多いようだけど、自分としては上の2人の方がオススメ俳優だな。

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つとみ

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