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ta

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

TA および Ta も参照。

記号

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略語

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ta

  1. タミル語ISO 639-1言語コード。

アイヌ語

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助詞

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ta (格助詞)

  1. (場所名詞・位置名詞を取って)~に、~で。

用法

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アイヌ語の場所表現では、位置を表す格助詞の前には、必ず位置名詞を必要とする。普通名詞に格助詞を直接付けることはできない。具体的には以下のように、位置名詞orを挟まない文が不適格になる。

  • *pet ta k=arpa.
    ペッ カㇻパ.
    (非文)私は川に行く。
  • pet or ta k=arpa.
    ぺトッ カㇻパ.
    私は川に行く。

ただし、例外として、指示詞や所属形を用いた定性表現はorを必要としない[2]。例えば以下のような表現はorが省略されている。

  • toan kotan ta arpa=an.
    トアン コタン タ アㇻパアン.
    その村に私達は行く。
  • a=kor kotanu ta arpa=an.
    アコㇿ コタヌ タ アㇻパアン.
    私達の村に私達は行く。

関連語

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  • un (ウㇴ)〜へ
  • wa ()〜から

動詞

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ta (他動詞, 2項動詞)

  1. を)汲む。(地面水面などから)〜を採る掘る
    • aha ku=ta.
      私は土豆を掘る

派生語

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  • toyta トイタ 畑を耕す
  • wakkata ワッカタ 水を汲む

類義語

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  • pusu (プス)(土の中から)~を掘り起こす
  • ouri (オウリ)(地面・山・穴など)〜を掘る

参考文献

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  1. 貝澤とぅるしの (1969), “1-2 ウエペケㇾ「ユㇰ シキ セイレカ」(鹿の目玉を炒る)”, 第2年次調査研究報告書1/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月 
  2. 井上拓也 (2016). “アイヌ語の場所表現に関する記述的研究”. 言語科学論集 22: 1-23. doi:10.14989/219427. 

キクユ語

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不変化詞

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ta

  1. 〔後ろに名詞や代名詞を伴って〕…のように。…の如く[1]

脚注

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  1. "ta1" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 422. Oxford: Clarendon Press.

古代日本語

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Ta も参照

語根

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  • ta
  1. (上代「(乙)」) cf. アイヌ語: tek
  2. (上代「」)

熟語

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ツォツィル語

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発音(?)

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  • (シナカンタン方言) IPA: /tʰä/

語源1

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前置詞

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ta

  1. 位置

語源2

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動詞

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ta

  1. (他動詞) 見つける
活用
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語源3

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不変化詞

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ta

  1. 未完了; 動詞の前で〕 ~するところ

参考

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ノルウェー語(ブークモール)

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動詞

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ta (現在形: tar, 過去形: tok, 過去分詞: tatt, 命令形: ta)

  1. (他動詞) 取るつかむ
  2. (他動詞) 乗る
  3. (他動詞) 続ける
  4. (自動詞) 続く

フランス語

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所有形容詞

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ta

  1. ton女性形。

ポーランド語

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発音(?)

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代名詞

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ta 女性

  1. ten女性単数主格形。