古典日本語「おそる」
- (東京式) おそれる [òsóréꜜrù] (中高型 – [3])
- IPA(?): [o̞so̞ɾe̞ɾɯ̟ᵝ]
- (京阪式) おそれる
おそれる【恐れる・怖れる・畏れる・惧れる・懼れる】
- 恐怖心を持ち、怖いと思う。こわがる。
- 地震を[災害・目上の人・死など]を恐れる。
- 怪物と恐れられた豪腕。
- 大敵たれども畏れるな。
- (恐れる、惧れる)悪いことが起こるのではないかと心配する。危惧する。
- (畏れる)道徳や身分が高い存在に対して、近寄り難くて敬う思いを抱く。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
おそれない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
おそれよう |
未然形 + よう
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丁寧 |
おそれます |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
おそれた |
連用形 + た
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言い切り |
おそれる |
終止形のみ
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名詞化 |
おそれること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
おそれれば |
仮定形 + ば
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命令 |
おそれろ おそれよ |
命令形のみ
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- 恐怖心を持ち、怖いと思う
- 近寄り難くて敬う思いを抱く