三井アウトレットパーク 滋賀竜王
三井アウトレットパーク 滋賀竜王 MITSUI OUTLET PARK SHIGA-RYUO | |
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施設外観(2023年9月、歩道橋より) | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒520-2551 滋賀県蒲生郡竜王町大字薬師字砂山1178-694[1][2] |
座標 | 北緯35度3分31.2秒 東経136度5分58.3秒 / 北緯35.058667度 東経136.099528度座標: 北緯35度3分31.2秒 東経136度5分58.3秒 / 北緯35.058667度 東経136.099528度 |
開業日 | 2010年[4]7月8日[2][5][6][7] |
施設管理者 | 三井不動産商業マネジメント |
設計者 | 三井住友建設 |
施工者 | 三井住友建設 |
敷地面積 | 180,000[4] m² |
延床面積 | 92,000[1] m² |
商業施設面積 | 37,000[1][8] m² |
店舗数 | 237店舗[8][9] |
営業時間 |
ショップ 10:00 - 20:00 レストラン 11:00 - 21:00 フードコート 10:30 - 21:00 |
駐車台数 | 約5,200台 |
商圏人口 | 約1,000万人[3] |
最寄駅 | 篠原駅 |
最寄バス停 | 三井アウトレットパーク[10] |
最寄IC | 竜王IC |
外部リンク | 公式サイト |
三井アウトレットパーク 滋賀竜王(みついアウトレットパーク しがりゅうおう、Mitsui Outlet Park Shiga Ryuo)は、滋賀県蒲生郡竜王町にある三井アウトレットパーク系列のアウトレットモールである。施設コンセプトは、豊かな自然環境を生かした「環境共生型アウトレットモール」[3][2]。
概要
[編集]2009年(平成21年)1月19日に三井不動産が出店計画を発表し、2010年(平成22年)[4]7月8日に開業した[2][5][6][7][11]。京滋エリア初(当時、近畿地方では3施設目)のアウトレットで[2][11]、三井アウトレットパーク 入間・三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島に次ぎ、日本第3位の施設規模である。テナントは日本初出店が25店舗、関西初が49店舗であり、コンビニエンスストアのファミリーマートはアウトレットへの出店は三井アウトレットパーク入間に次いで2店舗目。
付近に鉄道駅はないが[注 1]、想定商圏人口は約1,000万人以上とし[3][12]、滋賀県内はもとより近畿地方(京都府・大阪府・奈良県・兵庫県)、北陸地方(福井県・石川県)、東海3県(三重県・岐阜県・愛知県)の一部も商圏として想定している[4]。
2013年(平成25年)7月11日に第2期が増設され第1期のリニューアルと合わせ、店舗数237、延床面積92,000 m2と日本最大級のアウトレットモールとなった[8][9]。第2期の建物デザインは「FLOWERS」と呼ばれる建物3階部分に開放感ある空間が創出され[9][13]、北モールの1階および2階は全天候型の駐車場が増設された[14]。
沿革
[編集]建物
[編集]北モールと南モールで構成されており、モール東側には人工の八重谷沈砂池が配置されている[14]。テナント(店舗)の詳細は、公式サイトのショップガイドまたはフロアガイドを参照。
- 建物構造:鉄骨地上2階建て(第1期)、鉄骨地上3階建て(第2期)
- 敷地面積:約180,000 m2[1][4]
- 延床面積:約92,000 m2[1]
- 店舗面積:約37,000 m2[1][8]
- 店舗数:237店舗(第1期:167店舗、第2期:70店舗)[8]
- 事業形態:ファクトリーアウトレット
アクセス
[編集]- 公共交通機関
- JR琵琶湖線(東海道本線)野洲駅または近江八幡駅[注 2]より近江鉄道バス、「三井アウトレットパーク」停留所下車[10]。
- 京都駅八条口より近鉄バス(三井アウトレットパーク滋賀竜王特急線[16])、「三井アウトレットパーク滋賀竜王」停留所下車[16][17]。
- 自動車
交通への影響
[編集]開業による周辺への影響として、名神高速道路や国道477号などの大幅な交通渋滞が懸念された[18]。地元市町、三井不動産の担当者らは交通対策会議を設け、国道477号の拡幅工事や、アウトレットの出入口付近での信号機のない左折レーンの新設、5,000台収容の駐車場の確保など[12]、万全の体制を整えた[19]。三井不動産・竜王町・滋賀県警察の3者の検討により、野洲駅と近江八幡駅から近江鉄道バスによる路線バスの運行が開始された[20]。
プレオープンでは、10時から14時30分までの間、名神高速道路(上り線)竜王IC - 草津JCT間で最大15 km、国道1号でも湖南市石部口 - 栗東市小柿付近の間で最大6 kmの渋滞が発生し、湖南市長(当時)の谷畑英吾は「以前から指摘してきた混乱が生じたことは極めて遺憾。市民生活を守る抜本的な対策を大至急講じてほしい」とコメントした[19]。
ギャラリー
[編集]-
施設全景(2023年9月、国道477号から)
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施設外観(2023年9月、バスのりば付近)
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施設内にある連絡通路(2023年9月)
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施設外観(2023年9月、側面)
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施設全景(2023年9月、裏側)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f “三井アウトレットパーク滋賀竜王”. 三井不動産商業施設. 施設一覧. 三井不動産. 2023年10月15日閲覧。
- ^ a b c d e f 『「三井アウトレットパーク 滋賀竜王」グランドオープン(2010年7月8日)』(プレスリリース)三井不動産・ららぽーとマネジメント、2010年4月13日 。2022年12月15日閲覧。
- ^ a b c ““京滋エリア初”のアウトレット施設 「三井アウトレットパーク 滋賀竜王」7月8日グランドオープン アウトレット日本初出店25店舗など全165店舗決定 〜施設コンセプト『環境共生型アウトレットモール』〜”. 2010年ニュースリリース. 三井不動産 (2010年4月13日). 2022年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月15日閲覧。
- ^ a b c d e 滋賀のトリセツ 2021, p. 124.
- ^ a b c “りゅうおう議会だより No.152” (PDF). 竜王町議会. p. 2 (2010年8月1日). 2022年12月15日閲覧。
- ^ a b c “三井アウトレットパーク滋賀竜王が1周年-記念イベントにゆるキャラも”. びわ湖大津経済新聞 (2011年7月7日). 2022年12月15日閲覧。
- ^ a b c サンライズ出版 (編)・京都新聞社 (協力)『滋賀の平成年表 1989-2019』サンライズ出版、2019年7月10日、47頁。ISBN 978-4-88325-661-7。
- ^ a b c d e f 「滋賀・竜王に関西最大級237店 三井アウトレットパーク きょう増床開業」『読売新聞』朝刊(大阪本社版)2013年7月11日、10面。
- ^ a b c d “アクセス”. 三井アウトレットパーク滋賀竜王. 三井ショッピングパーク. 2023年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月15日閲覧。
- ^ a b c 「「アウトレット」競争激化 関西7店目 滋賀にきょう開業」『読売新聞』朝刊(大阪本社版)2010年7月8日、8面。
- ^ a b 「名神の真ん中 地の利に期待「1千万人商圏」新拠点めざす 滋賀・竜王にアウトレット」『朝日新聞』朝刊(大阪本社版)2010年7月7日、10面。
- ^ 『「三井アウトレットパーク 滋賀竜王」第2期開発計画決定』(プレスリリース)三井不動産、2012年7月31日 。2022年12月15日閲覧。
- ^ a b 滋賀のトリセツ 2021, p. 125.
- ^ 「三井アウトレットパーク滋賀竜王:初日1万6000人 /滋賀」『毎日新聞』2010年7月9日。オリジナルの2010年7月16日時点におけるアーカイブ。2023年10月15日閲覧。
- ^ a b c “京都 - 三井アウトレットパーク 滋賀竜王(三井アウトレットパーク滋賀竜王特急線)”. 近鉄バス. 2023年10月15日閲覧。
- ^ a b c “ショッピングバス情報”. 三井アウトレットモール滋賀竜王. 三井ショッピングパーク. 2023年10月15日閲覧。
- ^ “竜王アウトレットあす開業”. 読売新聞 (2010年7月7日). 2010年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月15日閲覧。
- ^ a b 「竜王・アウトレット8日開業 名神道など大規模渋滞懸念」『朝日新聞デジタル』2010年7月8日。オリジナルの2010年7月11日時点におけるアーカイブ。2023年10月15日閲覧。
- ^ “三井アウトレットパーク滋賀竜王へ路線バスの運行開始”. 近江鉄道バス・湖国バス. 近江鉄道 (2010年). 2010年7月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月15日閲覧。
参考文献
[編集]- 『滋賀のトリセツ』昭文社、2021年6月1日。ISBN 978-4-398-14828-5。