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中田敦彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中田なかた 敦彦あつひこ
中田敦彦(2023年)
本名 中田 敦彦(なかた あつひこ)[1]
ニックネーム あっちゃん[2]
別名義 NAKATA(RADIO FISH)
生年月日 (1982-09-27) 1982年9月27日(42歳)
出身地 日本の旗 日本 大阪府高槻市 山口県 東京都
血液型 O型
身長 173 cm
言語 日本語
方言 標準語
最終学歴 慶應義塾大学経済学部経済学科卒業
出身 NSC東京校10期
コンビ名 オリエンタルラジオ
相方 藤森慎吾
事務所 吉本興業フリーランス
活動時期 2003年 -
同期 トレンディエンジェル
はんにゃ
フルーツポンチなど
他の活動 RADIO FISH
YouTuber
配偶者 福田萌(2012年 - )
親族 FISHBOY(弟)
公式サイト 中田敦彦 公式サイト - Atsuhiko Nakata Official site -
テンプレートを表示
中田 敦彦
YouTube
チャンネル
活動期間 2019年 -
ジャンル 教育
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年9月10日時点。
テンプレートを表示

中田 敦彦(なかた あつひこ、1982年〈昭和57年〉9月27日 - )は、日本お笑い芸人実業家YouTuberである。

お笑いコンビとしてはオリエンタルラジオ相方藤森慎吾)、歌手としてはダンス&ボーカルグループ・RADIO FISH[3]、そしてYouTuberとしてはYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY」および「中田敦彦のトーク - NAKATA ATSUHIKO TALKS」として活動している。

2024年現在、中田はテレビでの活動を極力抑えており、代わりにYouTubeでの活動が中心となっている[4]

本名:中田 敦彦(なかだ あつひこ)[1]。愛称は、あっちゃん[5]

略歴

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1982年9月27日、佐賀県にて出生。生後1ヵ月頃に大阪府高槻市に転居[6]

小学校4年生の時、父親の仕事の都合で山口県山口市へ転居し、山口市立大内小学校に転入[7]児童会長や運動会の応援団長を務めた[7]

山口大学教育学部附属山口中学校に入学。父親の転勤により中学校3年生の時、東京学芸大学附属小金井中学校に転入。茶道部に所属[8]

1998年4月東京学芸大学附属高等学校に進学[9]

2001年4月慶應義塾大学経済学部経済学科入学。大学1年生の時、学園祭で漫才をするために、山口県の小学校時代の幼馴染とコンビを結成。学園祭後に解散[10]

同じく大学1年生の時、アルバイト先の保険会社の受付オペレーターをしていた藤森慎吾と出会う。

2003年8月1日に「オリエンタルラジオ」を結成。

2004年4月吉本総合芸能学院 (NSC) 東京校に入学[8]

2004年、『M-1グランプリ』でNSC在籍中ながら準決勝に進出し、一躍注目を浴びる。「雑学芸人[11]」として単独でクイズ番組などに出演。『雑学王』や『めちゃ×2イケてるッ!』の企画「抜き打ちテスト」など、いずれも好成績を収めている[注 1][12]

2007年3月慶應義塾大学経済学部卒業[13]

2007年、『牛に願いを Love&Farm』(フジテレビ)でテレビドラマ初出演を果たした[14]

2011年4月、映画『津軽百年食堂』で初主演を務めた[15]

2011年から福田萌と交際[16][17]

2012年6月3日同月5日婚姻届を提出することを発表[18]同月4日に結婚記者会見を行った[19]

2014年、相方のSHINGOや弟のFISHBOYらと共にダンス&ボーカルグループ・RADIO FISHを結成。グループでは御神体という肩書きでパフォーマンスや多くの作詞を担当している[注 2]

2016年、6thシングル「PERFECT HUMAN」が話題となり、年末には『第67回NHK紅白歌合戦』にも出場した[20]

2018年11月、オンラインコミュニティの運営(現在の「PROGRESS」)を開始[21]

同年、RADIO FISHの弟分グループであるFAUSTのプロデュースを手掛けていた[22]

また、古畑奈和SKE48)の1stミニアルバム「Dear 君とボク。」に収録されている3曲の作詞とサウンドプロデュースを担当した[23]

2019年4月より1年間、青山学院大学経営学部の客員講師を務めた[24]

同年4月19日よりカジサックの勧めで教育系YouTuberとして、文学や経済・歴史などを、参考文献を基に紹介し解説する動画を投稿している。

同年9月3日にYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」登録者数100万人[25][26]

2020年3月21日にYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」登録者数200万人[27]。同年10月11日に300万人[28]

2020年12月28日、相方の藤森慎吾と共に吉本興業を同月末をもって退所することを発表した[29][30]

2021年3月より家族でシンガポールへ移住[31][32][33]

2021年7月19日にYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」登録者数400万人を達成した[34]

2021年7月20日、書籍『混沌を泳ぐ』を出版[35][36]

2021年8月8日、サステナブルブランド CVL(CARL VON LINNÉ)を発表[37]

2022年7月16日、YouTube番組『伝説の夫婦』(妻の福田萌とのMC)を公開。初回ゲストはカジサック夫妻[38]

2022年9月27日、生誕40周年記念ライブ『中田敦彦独演会』開催。11月26日にYouTube上に全編公開[39]

2022年11月19日、YouTube番組『オリラジアカデミー』を公開。初回テーマは「禁断のテレビ史」[40]

2022年12月31日に500万人突破を目指して約12時間の年越し生配信を行い、終了間際に宣言通り500万人を達成した。

2023年5月3日テレビ東京あちこちオードリー」に出演[41]

2023年7月6日六本木EXシアターにて『中田敦彦独演会』開催[42]

2023年7月11日RADIO FISHライブ「BELVA ROSSO」を渋谷Duo MUSIC EXCHANGEで開催。8月31日にYouTube上で全編公開[43]

2023年12月31日RADIO FISH ライブ 「EUREKA」をZepp Namba ( OSAKA )で開催[44]

人物

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家族

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妻、長女、長男、次男がいる。妻はタレントの福田萌。

ペットの「チョビ」はマルチーズとトイプードルのミックス犬[45]

弟のFISHBOYは世界大会の優勝経験をもつダンサーであり[46]、RADIO FISHのスキルマスター、プロダンスリーグD.LEAGUEのCyberAgent Legit監督[47]、一般社団法人日本盆踊り協会顧問として活動している[48]

芸風

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挑戦し続ける姿勢

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失敗や批判を恐れず、そこから得た学びをもとにまた挑戦し続ける姿勢や、仮説と検証のプロセスを回す力は、オリエンタルラジオの代名詞になったリズムネタ「武勇伝」、音楽ユニット「RADIO FISH」、YouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』など幾度ものブレイクに繋がっている[49]

プレゼンテーション

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『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』や『やりすぎ都市伝説』の出演を切っ掛けにプレゼン芸についての評価が高まった。また、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』やキングコング西野亮廣による『SA-CUS(サーカス)』への出演で、その能力に磨きがかかる。こうして培ったプレゼン芸およびトーク力は、受験勉強で培った情報整理能力との相乗効果により、YouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』として花開く[49]

教育系YouTuber

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YouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』では、「学ぶって、楽しい。」をテーマに、政治・経済・歴史・漫画・文学など様々なジャンルの書籍や時事問題をわかりやすく噛み砕き面白く解説している。YouTubeチャンネルのコメント欄での感想や批判をしっかり読み、受け入れ、改善することが、登録者数を増やすことに繋がっていった[49][50]

趣味

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茶道

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幼少期より、茶道を嗜む母から千利休と秀吉についての話をよく聞いていた[51]

中学時代は茶道部に入部。漫画『へうげもの』を読み、更に茶道の世界に興味を持つ[51]

2022年1月、糸井重里との対談で、「自分の領域に全く及ばない趣味をすることにより自分の無力さに気付き、40〜50代でできるであろう壁を乗り越える力になる」と学ぶ[51][52]

同月、山田五郎との対談で「趣味でお金の使い方を学び、上手なお金の使い方をすることが大事」と学ぶ。特に、コレクション系の趣味とスキル系の趣味の両方を学ぶ事ができるという理由で茶道をすすめられる[51][53]

同年、松村宗亮に師事し、茶道稽古を始める[51]

エピソード

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作品

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楽曲提供

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作詞
  • 寺田有希
    • XENO(2019年12月27日)- カードゲーム「XENO」テーマソング。
プロデュース
  • JUVENILE
    • Let me tell you now (feat. Zinee)(2021年4月20日)- 作詞:Zinee / 作曲・編曲:JUVENILE。番組『Win Win Wiiin』オープニング主題歌。

ゲーム

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  • XENO(2019年10月)- カードゲーム。企画・考案。

書籍

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  • 芸人前夜(2013年11月27日、ワニブックスISBN 978-4-8470-9180-3
  • 大合格 参考書じゃなくオレに聞け!(2017年4月8日、KADOKAWAISBN 978-4-04-601997-4
  • 天才の証明(2017年11月2日、日経BP社ISBN 978-4-8222-5921-1
  • 僕たちはどう伝えるか(2018年9月19日、宝島社ISBN 978-4-8002-8460-0
  • 労働2.0 やりたいことして、食べていく(2019年3月16日、PHP研究所ISBN 978-4-5698-4259-2
  • 中田式 ウルトラ・メンタル教本 好きに生きるための「やらないこと」リスト41(2019年9月27日、徳間書店ISBN 978-4-19-864935-7
  • 勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書(2019年11月20日、SBクリエイティブISBN 978-4815603830
  • 幸福論 「しくじり」の哲学(2020年8月28日、徳間書店)ISBN 9784198651428
  • 混沌を泳ぐ -PROGRESS STORY-(2021年7月19日、PROGRESS BOOKS)

出演

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テレビ番組

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ネット配信

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ラジオ

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脚注

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注釈

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  1. ^ 参加した「第9回抜き打ちテスト」では、総合1位。2位になった相方の藤森との点差は52点で歴代最大。また、彼が出した得点「455点」は2014年の「フジテレビ開局55周年記念スペシャル」で菊川怜が「459点」を記録するまでは歴代最高記録であった。
  2. ^ RADIO FISHでの活動時にはNAKATA名義を用いるが、作詞の際には中田敦彦名義を使用している

出典

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  1. ^ a b オリラジ中田が衝撃告白!「実は“中田敦彦”は芸名です。本名じゃありません」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能”. スポニチ Sponichi Annex. 2024年4月23日閲覧。
  2. ^ 遠藤敏文「今年の芸人人気ランキングで急浮上 お笑い要注意人物11」『日経エンタテインメント!』第10巻第8号、日経BP社、2006年6月、20-21頁、2011年8月9日閲覧 
  3. ^ “オリラジ率いるRADIO FISH、海外初パフォーマンス 今後のビジョンは「人が増えるかも」”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2016年11月27日). https://mdpr.jp/music/detail/1639866 2023年9月10日閲覧。 
  4. ^ 中田敦彦はなぜテレビの仕事を減らしたのか 芸能事務所に頼らないタレントが増えていく”. 東洋経済ONLINE. 2024年9月9日閲覧。
  5. ^ “RADIO FISH「紅白歌合戦」初出場に「人生ってすごい」ダンサー募集も”. お笑いナタリー. (2016年11月24日). https://amp.natalie.mu/owarai/news/210540 2023年9月10日閲覧。 
  6. ^ 【中田敦彦のしくじり武勇伝】人は何者にでもなれる、いつからでも。”. 中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY (2020年7月11日). 2020年7月11日閲覧。
  7. ^ a b さんま&くりぃむの芸能界(秘)個人情報グランプリ』(フジテレビ)2011年10月15日放送分「花開いて良かった卒業アルバム部門 男性編」にて紹介。
  8. ^ a b 2006年10月8日放送回『笑っていいとも!増刊号』(フジテレビ)出演時の本人談。
  9. ^ 【中田敦彦のしくじり武勇伝】人は何者にでもなれる、いつからでも。”. 中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY (2020年7月11日). 2020年7月11日閲覧。
  10. ^ 【中田敦彦のしくじり武勇伝】人は何者にでもなれる、いつからでも。”. 中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY (2020年7月11日). 2020年7月11日閲覧。
  11. ^ ““チャラ男”藤森、次の標的は「少女時代です!」”. ORICON NEWS (オリコン). (2011年8月5日). https://www.oricon.co.jp/news/2000459/full/ 2011年8月9日閲覧。 
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  13. ^ 2007年3月10日放送回『オリエンタルラジオのオールナイトニッポンR』での本人談。
  14. ^ コ○助 (2007年5月13日). “連続ドラマ「牛に願いを Love&Farm」、香里奈ら6人で農大生の青春描く”. Narinari.com. https://www.narinari.com/Nd/2007057424.html 2011年8月9日閲覧。 
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  70. ^ 中田敦彦×宮迫博之のYouTube番組『WinWinWiiin』に見る、テレビ黄金期への挑戦と憧れ 制作に至るまでの経緯を追う”. Real Sound (2020年11月26日). 2021年1月27日閲覧。
  71. ^ “【オリエンタルラジオ中田敦彦のオールナイトニッポンPremium】#1~2018年10月3日(水)〜”. ニッポン放送. (2018年10月5日). https://www.allnightnippon.com/premium-nakata/premium-nakata_blog/20181005-30701/ 2020年10月1日閲覧。 

外部リンク

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