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イザワオフィス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社イザワオフィス
IZAWA OFFICE CO., LTD.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
107-0052
東京都港区赤坂9-6-28
アルベルゴ乃木坂301号室
設立 1979年1月11日
業種 サービス業
法人番号 8010401002768 ウィキデータを編集
事業内容 芸能事務所・番組制作会社
代表者 代表取締役会長 井澤健
代表取締役社長 井澤秀治
資本金 1000万円
従業員数 14人
所有者 井澤健
関係する人物 渡邊美佐
ザ・ドリフターズ
外部リンク https://izawaoffice.jp/
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株式会社イザワオフィス(IZAWA OFFICE CO., LTD.)は、日本芸能事務所、テレビ番組制作プロダクション

概要

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1979年1月11日に渡辺プロダクション(以下「ナベプロ」)の社員で、ザ・ドリフターズ(以下「ドリフ」)のマネージャーを務めていた井澤健が、ナベプロから独立、自身の全額出資により設立。

ドリフの人気上昇に伴い、ハナ肇とクレージーキャッツと同じ事務所に所属していると競合して何かと都合が悪いとのナベプロの判断による暖簾分けの意味合いが強い別組織化だったとされる[注釈 1]

社名ロゴの書体は『週刊プレイボーイ』(集英社)に類似している。

イザワオフィス自体は創業者である井澤家がオーナーであり、ナベプロや系列会社との資本関係は無いが、以上の経緯から渡辺プロダクショングループの一員とされており[注釈 2]、イザワオフィスの公式サイトには関連会社としてナベプロへのリンクがあり[1]、またナベプロ側の公式サイトにもイザワオフィスへのリンクがある[2]

イザワオフィスは、『ドリフ大爆笑』などフジテレビ系列で放送されるバラエティ番組を制作するテレビ番組制作会社でもある。

フジテレビとイザワオフィスはナベプロ同様、長年にわたりパイプが太く、『ドリフ大爆笑』『志村けんのバカ殿様』『志村けんのだいじょうぶだぁ』やフジテレビの一部の深夜番組などの制作著作権はイザワオフィスが持っている[注釈 3]

ナベプロ及びマネジメント子会社のワタナベエンターテインメントとの関係上、所属タレントの数は多くはないが、いしだあゆみ(設立時にドリフ同様ナベプロから移籍)や小泉孝太郎らがおり、現在も新規にタレントが所属することがある。

イザワオフィスの公式サイトはドリフが目立つようにデザインされており、ドリフメンバーで故人となったいかりや長介仲本工事志村けんも事実上の永久所属(いかりやは筆頭タレント)扱いになっている[3]

創業時から井澤健が長らく社長であったが、2021年に息子の秀治が社長に就任し[4][5][6]、健は代表取締役会長となった。

所属タレント

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ザ・ドリフターズ

旧所属タレント

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いかりや・仲本・志村に関しては肖像権管理などのため公式サイトでは永久所属扱いとなっている。

制作したテレビ番組

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以下は主な番組を記載。カッコ書きのあるもの以外は全てフジテレビで放送。

ザ・ドリフターズ関連

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以上のほか、メンバー単独出演のものも列挙(後述の「フジテレビ土曜午後1時枠」を除く)。

加藤茶と志村けんの共演番組

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志村けんの番組

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小泉孝太郎の番組

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フジテレビ土曜午後1時枠

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その他

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関連プロダクション

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前述の通り、資本関係は無い。

  • 渡辺プロダクション
  • ワタナベエンターテインメント
  • トップコート
  • ドリフターズ事務所 - いかりや長介の個人事務所として別途設立。当社と提携の上でいかりや及びザ・ドリフターズに関する業務を分担した。いかりやの没後は長男・碇矢浩一が継承。
  • エス・カンパニー - 志村けんの個人事務所として別途設立。2020年の志村の没後は次兄・美佐男が引き継いでいたが、翌年2021年6月に美佐男が死去した為、長兄・知之と美佐男の息子が取締役になった。
  • K-ROCK - 1991年にアン・ルイスがナベプロから独立した際に、イザワオフィス内に設立した個人事務所。元光GENJI佐藤寛之も一時期所属。
  • アライバル -1994年にとんねるずオフィスAtoZから独立した際に、イザワオフィスと提携して設立した事務所。とんねるずが出演した2つの番組にイザワオフィスが制作協力で関与していたが、現在は提携を解消している。

脚注

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注釈

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  1. ^ もう一つのナベプロの看板であったザ・ピーナッツは、会社設立前の1975年に引退している。
  2. ^ 創業者の井澤健も持株会社となったナベプロの社長を長年務めていたことや、逆にナベプロの創業者の一人でもある渡辺美佐がイザワオフィスの取締役を務めていたこともあり、イザワオフィスもグループ企業として扱われている。
  3. ^ 同社に制作機能があるわけではなく著作権を保有する契約を結んでいるだけで、実際の番組制作はフジテレビや制作会社が行っている。ナベプロも同じ方法で、フジテレビ日曜正午枠の番組の権利を保有している。

出典

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  1. ^ イザワオフィス
  2. ^ 渡辺プロダクション
  3. ^ 志村けんさんは今でも看板 事務所語ったHP変えない理由」『女性自身』2020年12月5日。2024年9月13日閲覧
  4. ^ 志村けんさん死去1年 笑いの殿様、今もそこに」『中日新聞』2021年3月30日。2024年9月13日閲覧
  5. ^ 笑いで世の中明るく 志村けんさんの企画展」『大阪日日新聞』2021年8月24日。2021年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月13日閲覧
  6. ^ 志村けん バーから生まれた企画 井澤秀治 100周年記念企画「100年の100人」」『文藝春秋digital』2021年12月30日。2022年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月13日閲覧
  7. ^ 芦田伸介”. イザワオフィス. 1997年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月13日閲覧。
  8. ^ 佐伯伽耶”. イザワオフィス. 1997年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月13日閲覧。
  9. ^ sadaoka page”. イザワオフィス. 2001年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月13日閲覧。
  10. ^ Takewaki Muga”. イザワオフィス. 2004年10月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月13日閲覧。
  11. ^ 木内晶子”. イザワオフィス. 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月10日閲覧。

外部リンク

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