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京都市勧業館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
京都市勧業館
みやこめっせ(西入口方向から正面)
京都市勧業館の位置(京都市内)
京都市勧業館
情報
用途 展示施設
設計者 川崎清
管理運営 株式会社京都産業振興センター
構造形式 鉄筋コンクリート造及び鉄骨造
敷地面積 20,364 m²
延床面積 38,524 m²
階数 地上4階、地下3階
(展示場:地上2層、地下1層)
駐車台数 163台
着工 1993年7月6日
竣工 1996年3月31日
所在地 606-8343
京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1
二条通東大路東入)
座標 北緯35度0分46秒 東経135度46分51.3秒 / 北緯35.01278度 東経135.780917度 / 35.01278; 135.780917 (京都市勧業館)座標: 北緯35度0分46秒 東経135度46分51.3秒 / 北緯35.01278度 東経135.780917度 / 35.01278; 135.780917 (京都市勧業館)
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京都市勧業館(きょうとしかんぎょうかん)は、京都府京都市左京区にある、イベント会場である。通称:みやこめっせ1996年(平成8年)に建てられた建物は川崎清の設計で、平安建都1200年記念事業の一つとして建設された。また、館内は常設展示(京都伝統産業ミュージアム、日図デザイン博物館)とイベント用の複数の展示場、会議室などがある。展示場の延べ面積は京都府で最大。

歴史

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前身の京都市立勧業館は、1937年(昭和12年)10月に竣工[1]1991年(平成3年)11月30日に閉館した[2]。その後建て替えが行われ、現在の建物は1996年(平成8年)5月8日に完成式が行われた[3]。「みやこめっせ」という愛称は、平安建都1200年記念事業として公募した結果、2685点の応募の中から選ばれた[4]

岡崎公園の勧業館としては、1911年移築の第一勧業館、1913年建設の第二勧業館に遡ることができる。現在の施設は、1934年室戸台風により倒壊した第二勧業館の跡地に建てられている[5]

施設

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概要

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みやこめっせ地下1階・ウェルカムホール[6]
京都伝統産業ふれあい館

「展示場」、「会議室・工芸実技室」、「美術工芸ギャラリー」、「日図デザイン博物館」、「京都伝統産業ミュージアム」、「カフェレストラン(閉店改装中)」、「京都伝統産業ミュージアムショップ」から構成される[6]

展示場

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  • 第3展示場(3F)全面 4,000m2/半面 2,000m2
  • 第2展示場(1F)全面 3,800m2/半面 1,900m2
  • 第1展示場(B1F)全面 1,480m2/半面 740m2
  • 特別展示場(B1F)全面 370m2(A面200m2、B面170m2分割可)

会議室・工芸実技室

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いずれも地下1階。

  • 大会議室 面積 182m2/規模 120名収容
  • 第1会議室 面積 52m2/規模 24名収容
  • 第2・3会議室 面積 104m2/規模 48名収容
  • 特別会議室 面積 36m2/規模 16名収容
  • 工芸実技室 面積 104m2/規模 48名収容

美術工芸ギャラリー

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  • ギャラリーA室(西館2F)54m2
  • ギャラリーB室(西館2F)59m2

京都伝統産業ミュージアム

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京都伝統産業ふれあい館が2019年に閉館し、リニューアルして2020年に開館した。

  • 常設展示
  • ギャラリー
  • 企画展示
  • マテリアルライブラリー
  • 体験教室
  • ミュージアムショップ

管理

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主な催し

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所在地

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  • 京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1

アクセス

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近隣施設

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 『京都府百年の年表 7 建設・交通・通信編』発行 京都府 1970年
  2. ^ 沿革 | 京都市勧業館「みやこめっせ」京都最大級のイベント会場・展示場
  3. ^ 京都新聞夕刊. 平成8年(1996年)5月8日1面. 「新しい産業の拠点完成 京都市勧業館」
  4. ^ 毎日新聞 平成7年(1995年)10月4日京都地方版
  5. ^ 京都市歴史資料館. “解説シート「京都の博覧会」”. フィールド・ミュージアム京都. 2020年8月12日閲覧。
  6. ^ a b 会場案内 - 京都市勧業館「みやこめっせ」京都最大級のイベント会場・展示場”. 2017年3月5日閲覧。

外部リンク

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