八識(はっしき、はちしき)といは、仏教の意識作用(識, viññāṇa)の8種をいう。4世紀のインドに興った瑜伽行唯識学派によって立てられた。
なお、天台宗では、さらに第九・阿摩羅識を立てて全九識とする。また真言宗ではさらに第十・乾栗陀耶識(紇哩陀耶識、hṛdaya-vijñāna)を立て全十識とする。
心王 - 心所 - 煩悩 - 末那識 - 阿頼耶識 - 種子 - 薫習 - 三類境 - 一水四見 - 遍計所執性 - 依他起性 - 円成実性 - 転識得智
弥勒 - 無著 - 世親 - 徳慧 - 安慧 - 親勝 - 歡喜 - 淨月 - 火辨 - 勝友 - 勝子 - 智月 - 陳那 - 無性 - 護法 - 戒賢 - 法称 - 寂護 - 蓮華戒
真諦 - 玄奘 - 基 - 慧沼 - 智周
道昭 - 智通 - 智鳳 - 行基 - 義淵 - 玄昉 - 徳一 - 真興 - 貞慶 - 良遍 - 光胤
華厳経 - 解深密経 - 大乗阿毘達磨経
瑜伽師地論 - 摂大乗論 - 唯識三十頌 - 唯識二十論 - 成唯識論 - 述記 - 了義燈 - 演秘 - 同学鈔 - 観心覚夢鈔
瑜伽行唯識学派 - 無相唯識派 - 有相唯識派
法相宗: 興福寺 - 薬師寺、北法相宗: 清水寺、聖徳宗: 法隆寺