北海道旅客鉄道釧路支社
表示
北海道旅客鉄道釧路支社(ほっかいどうりょかくてつどうくしろししゃ)は、北海道旅客鉄道(JR北海道)の支社の一つ。旧日本国有鉄道(国鉄)釧路鉄道管理局に相当する。
支社所在地
[編集]管轄路線
[編集]道東地区の路線を中心に管轄している。またJR北海道各支社の中では、唯一電化路線を保有していない。
- 路線
※本社・支社の境界はいずれも閉塞区間上にあるため[注釈 1]、境界線の内側の停車場(駅・信号場など)を記載している。
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
---|---|---|---|
根室本線 | 新得駅 - 根室駅 | 307.5 km | 釧路駅 - 根室駅間は愛称「花咲線」[2] |
石勝線 | 上落合信号場[注釈 2] - 新得駅 | 27.35 km | |
釧網本線 | 鱒浦駅[注釈 3] - 東釧路駅 | 163.6 km |
かつては池北線(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線への転換を経て2006年〈平成18年〉4月21日廃止)の一部区間と、標津線(1989年〈平成元年〉4月30日廃止)、根室本線上落合信号場 - 新得駅間[注釈 4](2024年〈令和6年〉4月1日廃止)も管轄していた。 なお、国鉄釧路鉄道管理局との相違点は次のとおり。
車両基地
[編集]- 釧路運輸車両所「釧クシ」・「釧」
乗務員配置区所
[編集]運輸車両所
[編集]- 釧路運輸車両所
運転所
[編集]指令所
[編集]- 釧路輸送指令
運転指令業務を行う。旅客指令、施設指令、電気指令が併設されている。
施設関係区所
[編集]保線所
[編集]- 釧路保線所
- 白糠保線管理室
- 釧路保線管理室
- 標茶保線管理室
- 斜里保線管理室
- 厚岸保線管理室
- 根室保線管理室
- 帯広保線所
- 新得保線管理室
- 帯広保線管理室
- 池田保線管理室
電気所
[編集]- 釧路電気所
- 帯広派出所
設備所
[編集]- 釧路設備所
構造物検査センター
[編集]- 釧路構造物検査センター
運輸営業所
[編集]- 花咲線運輸営業所(北海道釧路市喜多町2-24)
その他営業所
[編集]- (廃止)JR中標津トラベルセンター(北海道標津郡中標津町西三条北1丁目)
関連会社
[編集]- ジェイ・アール道東トラベルサービス(1997年〈平成9年〉7月1日 - 2017年〈平成29年〉1月31日)
- 釧路支社管轄の駅業務の受託や添乗業務などを行っていた。
- 2017年(平成29年)2月1日、北海道ジェイ・アール・サービスネットに吸収合併[3]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 下記出典 1. 資料別紙1の地図(PDF)に支社境の位置が明記されている [1]。
- ^ 串内信号場との間にある第一串内トンネルの新夕張方出入口付近(南千歳起点105.05 km地点)に本社鉄道事業本部との境界がある。
- ^ 桂台駅との間にある網走トンネルの釧路方出入口付近(東釧路起点163.6 km地点)に旭川支社との境界がある。
- ^ 同区間は石勝線との重複区間であった。
出典
[編集]- ^ “連続して北海道に上陸した台風による被害状況について” (PDF). 北海道旅客鉄道. 2016年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月26日閲覧。 (PDF)
- ^ “地球探索鉄道 花咲線”. 根室市総合政策部総合政策室. 2022年2月23日閲覧。
- ^ 『連結子会社2社の合併について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2016年8月3日。オリジナルの2016年8月3日時点におけるアーカイブ 。2016年8月6日閲覧。
外部リンク
[編集]座標: 北緯42度59分25.5秒 東経144度22分54.4秒 / 北緯42.990417度 東経144.381778度