四大
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四大(よんだい、しだい)は、4つの大きなもの、重要なもの。英語ではビッグ・フォー (Big 4)。
四大
[編集]ビッグ4
[編集]- ビッグ4 - アガサ・クリスティの長編小説。『謎のビッグ・フォア』ともいう。
- ビッグ4 (ヨーロッパ) - ヨーロッパの4大国(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア)
- ビッグ・フォア - 日本のインストゥルメンタル・ジャズバンド。「ビッグ・フォー」「ビッグ4」とも表記する。
- 将棋における穴熊囲いの定跡のひとつ。通称「史上最強の囲い」。
- 日本の立教大学関係者による、同学卒業生であるテレビ司会者(徳光和夫、関口宏、みのもんた、古舘伊知郎)の呼称[3]。
企業
[編集]- 世界または各国における4大銀行
→詳細は「en:Big Four (banking)」および「四大銀行」を参照
- 世界的な4大会計事務所(日本ではいわゆる「4大監査法人」若しくは「4大税理士法人」)
- KPMG(有限責任あずさ監査法人・KPMG税理士法人、KPMG)
- アーンスト・アンド・ヤング(EY新日本有限責任監査法人・EY税理士法人、EY)
- プライスウォーターハウスクーパース(あらた監査法人・税理士法人プライスウォーターハウスクーパース、PwC)
- デロイト トウシュ トーマツ(有限責任監査法人トーマツ・税理士法人トーマツ、DTT)
- 1978年の航空規制緩和以前の、アメリカ合衆国における四大国内線航空会社
- ※やや規模の小さかったデルタ航空を除き、国際路線の多かったトランス・ワールド航空(TWA)を加えて"Big 4"とする場合[4]、トランスワールド航空を加えて五大航空会社とする場合もある[5]。また2010年以降アメリカの大手航空会社同士の合併が相次ぎ、アメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空とサウスウエスト航空の4社で90%近いシェアを占めることになったためこの4社を"Big 4"と呼ぶ例もある[6]。
- 戦間期のイギリスにおいて、1921年鉄道法に基づき既存の私鉄を統合整理することにより誕生した、4大鉄道会社。
4社とも全て、第二次世界大戦後の1947年輸送法に基づき国有化されイギリス国鉄となる。- ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道(LNER)
- ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道(LMS)
- グレート・ウェスタン鉄道(GWR)
- サザン鉄道(SR)
- アメリカ合衆国の情報技術産業において規模が大きく、支配的で、最も名声のあるIT4社のこと。「GAFA」ともいう。
→詳細は「ビッグ・テック § Big_Four」を参照
スポーツ
[編集]- サッカーのイングランド・プレミアリーグでの強豪4チーム
- アーセナルFC
- チェルシーFC
- マンチェスター・ユナイテッド
- リヴァプールFC
- 2010年頃からマンチェスター・シティFC、トッテナム・ホットスパーFCが台頭し、en:Big Sixとも呼ばれる。
- 2000年代以降のテニス界のトップ選手4人。
→詳細は「BIG4 (テニス)」を参照
注釈
[編集]- ^ 岩波仏教辞典, p. 361.
- ^ 櫻部 1981, p. 66.
- ^ 「徳光和夫×関口宏×みのもんた×古舘伊知郎 立教卒“BIG4”が初トークショー 」- ORICON NEWS 2018年11月18日 19:11配信
- ^ 「航空ジャーナル」別冊『世界のエアライン』1977年 P107
- ^ 「ネットワーク事業(電力・都市ガス・航空等)の競争政策-海外の経験に学ぶこと-」内閣府 P22ほか(PDF)
- ^ New American Airlines Means 'Big 4' Control US Skies(CNBC 2013年2月14日、2013年3月21日閲覧)
出典
[編集]- 中村元他『岩波仏教辞典』岩波書店、1989年。ISBN 4-00-080072-8。
- 櫻部建『倶舎論』大蔵出版、1981年。ISBN 978-4-8043-5441-5。