小樽運転所
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小樽運転所 | |
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基本情報 | |
鉄道事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
帰属組織 | 本社鉄道事業本部 |
所属略号 |
札タコ(客車) 築(機関車) |
配置両数 | |
合計 | 0両 |
備考 | 2009年4月現在のデータ |
小樽運転所(おたるうんてんしょ)は、北海道小樽市にある北海道旅客鉄道(JR北海道)本社鉄道事業本部管内の運転士が所属する組織である。
概要
[編集]前身は小樽築港機関区(おたるちっこうきかんく)で、蒸気機関車が多く配置される機関区として人気を集め、北の要衝とも呼ばれた。現役時代は大型扇形庫が設置されていたが、今は跡形もなく消え去っている。現在は車両の配置はなく、運転士のみとなって小樽駅構内へ移っている。 かつての所属略号は機関車が「築」、客車が「札タコ」。
沿革
[編集]- 1880年(明治13年)11月28日 - 幌内鉄道 手宮 - 札幌間開業。手宮機関庫設置。
- 1904年(明治37年)10月15日 - 北海道鉄道 函館 - 高島(現・小樽)間全通。機関庫(のちの小樽機関庫)設置。
- 1905年(明治38年)8月1日 - 北海道鉄道 高島 - 小樽(現・南小樽)間開通、北海道炭礦鉄道と連絡輸送開始。
- 1906年(明治39年)1月15日 - 北鉄・炭鉄協定により函館 - 札幌間直通列車運転開始。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 北鉄国有化で函館本線全線が帝国鉄道庁管轄となる。
- 1924年(大正13年)10月13日 - 小樽築港機関庫起工。
- 1927年(昭和2年)7月15日 - 小樽駅の小樽機関庫を廃止し、小樽築港駅に小樽築港機関庫発足。手宮機関庫を分庫とする。
- 1936年(昭和11年)9月1日 - 小樽築港機関区に改称。
- 1949年(昭和24年)7月2日 - 小樽築港機関区手宮支区を廃止し、小樽築港機関区に集約。
- 1987年(昭和62年)3月1日 - 小樽築港運転区に改称する。
- 時期不詳 - 小樽運転所に改称する。
- 1990年(平成2年)10月10日 - 旧・小樽築港機関区解体工事開始(翌年までに完了)。
- 1997年(平成9年)12月1日 - 庁舎移転(北海道小樽市稲穂2丁目)跡地は売却され、現在はウィングベイ小樽の一部となっている。
配置
[編集]1966年(昭和41年)3月31日現在の蒸気機関車配置はD51形16両、C62形6両、C57形17両、9600形10両、C12形3両、B20形1両、計53両(1966年版「国鉄蒸気機関車配置表」『鉄道ピクトリアル』No.891特別付録)
関連項目
[編集]- 小樽市総合博物館 - 旧・手宮機関庫(鉄道車輌保存館)が展示されている。
- ウィングベイ小樽 - 旧小樽築港機関区跡地。
- 男はつらいよ 望郷篇 - 旧小樽築港機関区が舞台として登場。
座標: 北緯43度11分49.2秒 東経140度59分38.8秒 / 北緯43.197000度 東経140.994111度