杉山三郎
杉山 三郎(すぎやま さぶろう、1952年[1] - )は、日本の人類学者、考古学者。専門はメソアメリカ考古学・人類学。人類学博士。
来歴
[編集]1952年、静岡県生まれ[1]。1976年8月、静岡県藤枝市教育委員会、静岡県西駿考古学研究会、西武建設による藤枝市三軒家発掘調査団調査員(- 1978年10月)。1978年メキシコに渡り[1]、メキシコ国立人類学歴史学研究所測量士、後に研究員(- 1987年[1]7月)。1981年3月、東京経済大学経済学部卒業[1]。
1987年8月、マサチューセッツ州ブランダイス大学人類学学科博士課程中退(- 1990年6月)、1990年7月、アリゾナ州アリゾナ州立大学人類学学科博士課程修了(- 1995年5月)。1995年5月、アリゾナ州アリゾナ州立大学人類学学科、博士号(人類学)学位取得[2][1]。
1990年8月、アリゾナ州立大学人類学学科研究助手(- 1994年7月)、1994年8月、ハーバード大学ダンバートン・オークス博物館フェロー(- 1995年6月 )
1995年7月、アリゾナ州立大学人類学学科研究員(Research Professional)(- 1999年3月)、1999年4月、愛知県立大学外国語学部助教授(- 2003年3月)、2001年4月、愛知県立大学外国語学部・大学院国際文化研究科(国際文化専攻)教授(- 2008年3月)。2005年9月、ハーバード大学ダンバートン・オークス博物館フェロー(- 2006年3月)。
2006年7月、アリゾナ州立大学人類進化・社会変化学部研究准教授(Part-Time)[1]、2015年度より研究教授(Part-Time)。2009年4月、愛知県立大学大学院国際文化研究科(国際文化専攻)特任教授[1]。2013年4月、愛知県立大学多文化共生研究所所長。 2023年4月、瑞宝小綬章受章[3]。
テレビ出演
[編集]- 2009年2月10日 - 『プロフェッショナル 仕事の流儀・第109回「ロマンに生きても、いいじゃないか」』
- 2017年4月8日 - 『SWITCHインタビュー 達人達』平岳大と
著作物
[編集]文部科学省科学研究費補助金研究成果報告書
- 『計画都市テオティワカンの発祥とモニュメント : 月のピラミッド発掘資料の分析と解釈』 2006-2007 愛知県立大学
- 『中米古代国家の形成とイデオロギー : テオティワカン「月のピラミッド」発掘調査』 2002-2004 愛知県立大学
- 『メソアメリカにおける古代都市国家の起源』 2000-2001 愛知県立大学
関連書籍
[編集]- NHK「プロフェッショナル」制作班『プロフェッショナル 仕事の流儀Ⅱ 2008-2009』2010年、ISBN 978-4-591-11532-9
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h “【杉山三郎先生のプロフィール】| 日墨協会”. www.nichi-boku.sakura.ne.jp. 日墨交流会. 2022年9月24日閲覧。
- ^ Saburo Sugiyama (1995). Mass human sacrifice and symbolism of the Feathered Serpent Pyramid in Teotihuacan, Mexico (Thesis) (英語). Arizona State University. OCLC 37532890。
- ^ “春の叙勲 輝く静岡県内関係受章者”. 静岡新聞SBSオフィシャルサイト (2023年4月29日). 2023年5月1日閲覧。
参考資料
[編集]- 『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合テレビジョン)2009年2月10日放送
- 杉山三郎先生プロフィール