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杉浦恭平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
杉浦 恭平
名前
愛称 きょんぺー[1]
カタカナ スギウラ キョウヘイ
ラテン文字 SUGIURA Kyohei
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1989-01-11) 1989年1月11日(35歳)
出身地 静岡県浜松市
身長 177cm
体重 70kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 ツエーゲン金沢
ポジション FW
背番号 11
利き足 右足[1]
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2007-2013 川崎フロンターレ 1 (0)
2010-2011 愛媛FC (loan) 60 (5)
2013 ヴィッセル神戸 (loan) 25 (4)
2014 ヴィッセル神戸 5 (0)
2015-2016 ベガルタ仙台 4 (0)
2017- ツエーゲン金沢 256 (36)
1. 国内リーグ戦に限る。2021年12月16日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

杉浦 恭平(すぎうら きょうへい、1989年1月11日 - )は、静岡県浜松市出身のプロサッカー選手Jリーグツエーゲン金沢所属。ポジションはフォワード

来歴

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静岡学園高等学校時代は國吉貴博と共にプレーし、背番号10を背負って臨んだ第85回全国高等学校サッカー選手権大会では8強まで勝ち進んだ。2007年川崎フロンターレに加入[2]。2010年、愛媛FC期限付き移籍[3]、チーム最多タイとなるリーグ戦35試合に出場した[4]。2011年も移籍期間を延長して愛媛に在籍[5]、10番を背負った。

2012年は川崎に復帰した[6]が、出場は天皇杯1試合のみに終わった。同年1月11日に入籍[7]

2013年、ヴィッセル神戸に期限付き移籍した[8]。同年は安達亮監督の信頼を得てリーグ戦で25試合4得点の記録を残す[9]2014年、神戸に完全移籍[10]。しかし、前年とは打って変わってリーグ戦では5試合のみの出場に留まる。

2015年より出場機会を求めて[11]ベガルタ仙台へ完全移籍[12]。リーグ開幕戦で移籍後初出場を飾った[13]ものの、その後は出場機会に恵まれず、前年よりも出場試合数を減らす結果となった。

2017年よりJ2のツエーゲン金沢に完全移籍[14]

エピソード

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  • 2007年5月、上顎骨骨折[15]及び三叉神経麻痺により即座の手術が必要だったが、我那覇和樹と同様に誤ったドーピング違反認定を受ける(後に潔白が証明された)可能性があったことから、Jリーグから要求されたTUEの許可が下りるまで手術開始を延ばさざるを得なかった[16]
  • 2019年5月3日 ツエーゲン金沢の選手として出場したJ2第12節のアビスパ福岡戦で、全カテゴリーを通してJリーグの主幹試合として令和における初得点を記録した[17]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2007 川崎 34 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2008 31 1 0 0 0 0 0 1 0
2009 24 0 0 0 0 1 0 1 0
2010 愛媛 23 J2 35 3 - 1 1 36 4
2011 10 25 2 - 1 0 26 2
2012 川崎 18 J1 0 0 0 0 1 0 1 0
2013 神戸 20 J2 25 4 - 1 0 26 4
2014 J1 5 0 6 1 1 0 12 1
2015 仙台 19 3 0 4 0 1 0 8 0
2016 1 0 3 0 0 0 4 0
2017 金沢 11 J2 37 2 - 2 0 39 2
2018 39 3 - 2 0 41 3
2019 24 5 - 2 1 26 6
2020 41 8 - - 41 8
2021 39 2 - 1 0 40 2
2022 37 7 - 1 0 38 7
2023 39 9 - 1 0 40 9
通算 日本 J1 10 0 13 1 4 0 27 0
日本 J2 341 45 - 12 2 353 47
総通算 351 46 13 1 16 2 380 48
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2007 川崎 34 0 0
2009 24 0 0
通算 AFC 0 0

代表歴

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脚注

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  1. ^ a b 週刊サッカーダイジェスト責任編集『2016 J1&J2&J3選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2016年、116頁。ISBN 978-4-905411-33-8 
  2. ^ 杉浦恭平選手加入内定のお知らせ』(プレスリリース)川崎フロンターレ、2006年11月1日http://www.frontale.co.jp/info/2006/1101_4.html2016年8月15日閲覧 
  3. ^ 杉浦恭平選手 川崎フロンターレより 期限付き移籍による加入のお知らせ』(プレスリリース)愛媛FC、2009年12月28日http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?stpId=1007302016年8月15日閲覧 
  4. ^ 『週刊サッカーダイジェスト 2011 J1&J2選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2011年、205頁。 
  5. ^ 杉浦 恭平選手 期限付き移籍期間延長のお知らせ』(プレスリリース)愛媛FC、2011年1月11日http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?stpId=1012052016年8月15日閲覧 
  6. ^ 杉浦恭平選手復帰のお知らせ』(プレスリリース)川崎フロンターレ、2011年12月27日http://www.frontale.co.jp/info/2011/1227_5.html2016年8月15日閲覧 
  7. ^ 杉浦恭平選手入籍のお知らせ』(プレスリリース)川崎フロンターレ、2011年1月16日http://www.frontale.co.jp/info/2012/0116_9.html2016年8月15日閲覧 
  8. ^ 杉浦恭平選手期限付き移籍のお知らせ』(プレスリリース)川崎フロンターレ、2013年1月8日http://www.frontale.co.jp/info/2013/0108_2.html2016年8月15日閲覧 
  9. ^ 週刊サッカーダイジェスト責任編集『2014 J1&J2&J3選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2014年、143頁。ISBN 978-4-905411-16-1 
  10. ^ 杉浦恭平選手移籍のお知らせ』(プレスリリース)川崎フロンターレ、2014年1月8日http://www.frontale.co.jp/info/2014/0108_5.html2016年8月15日閲覧 
  11. ^ 週刊サッカーダイジェスト責任編集『2015 J1&J2&J3選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2015年、116頁。ISBN 978-4-905411-24-6 
  12. ^ ヴィッセル神戸 杉浦恭平選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2015年1月7日http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2015/01/post-2243.html2015年1月19日閲覧 
  13. ^ 板垣晴朗 (2015年3月10日). “[仙台]開幕戦で“仙台デビュー”を飾った杉浦恭平”. BLOGOLA. http://blogola.jp/p/50735 2016年8月15日閲覧。 
  14. ^ 杉浦恭平選手 ツエーゲン金沢へ完全移籍のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2016年12月28日http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2016/12/post-4320.html2016年12月30日閲覧 
  15. ^ 杉浦恭平選手のケガについて 川崎フロンターレ 2007.05.16
  16. ^ 木村元彦『争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール』集英社インターナショナル、2011年、47頁。ISBN 4797672013 
  17. ^ 令和初ゴールは金沢の杉浦 恭平!CKから先制も、追いつかれて1-1決着【サマリー:明治安田J2 第12節】”. J.LEAGUE.jp (2019年5月3日). 2019年12月25日閲覧。
  18. ^ 吉田太郎 (2007年7月31日). “U-18日本代表メンバーに川崎F・杉浦ら”. ゲキサカ. http://web.gekisaka.jp/news/detail/?26925-7559-fl 2016年8月15日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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