杉田俊也
表示
すぎた としや 杉田 俊也 | |
---|---|
プロフィール | |
本名 | 杉田 俊也[1] |
性別 | 男性 |
出身地 | 日本・広島県[2] |
生年月日 | 1923年9月11日 |
没年月日 | ?年 |
血液型 | A型[3] |
職業 | 俳優、声優 |
事務所 | 東京俳優生活協同組合(最終所属)[4] |
公称サイズ(時期不明)[1] | |
身長 / 体重 | 161 cm / 62 kg |
俳優活動 | |
活動期間 | 1946年[5] - 1980年代 |
ジャンル | テレビドラマ、映画 |
声優活動 | |
活動期間 | 1950年代 - 1980年代 |
ジャンル | 吹き替え、アニメ |
杉田 俊也(すぎた としや、1923年9月11日[2] - 没年不明[6])は、日本の俳優、男性声優。広島県出身[4]。
略歴
[編集]1946年、広島県にて劇団八月座を設立[5]。1948年、八月座と青春座の合同により広島芸術劇場が設立[7]。広島芸術劇場解散後、劇団トランク座の結成に参加[7]。
1952年、劇団泉座の設立に参加[5]。その後、劇団仲間[8]、劇団同人会[8]、劇団新制作座[8]、三の会[5]、PTCを経て[5]、東京俳優生活協同組合の創立に参加[9]。
没年は明確ではないが、伊藤栄次は2013年に「20数年前」に亡くなったと述べている[6]。
人物
[編集]後任
[編集]杉田の死後に持ち役を引き継いだのは以下のとおり。
代役・後任 | 役名 | 作品 | 代役・後任の初出演 |
---|---|---|---|
石森達幸 | ガント | 『スパイ大作戦 毒には毒をもて!』 | 追加吹替部分 |
稲葉実 | ジョージ・クレイマー刑事(ブルース・カービー) | 『刑事コロンボ』 | 「さらば提督」追加吹替部分 |
大山高男 | 「完全犯罪の誤算」 | ||
田久保修平 | 「完全犯罪の誤算」追加吹替部分 |
出演作品
[編集]テレビドラマ
[編集]- あすをつげる鐘 野口英世伝(1959年、NHK)
- ダイヤル110番 第117話「分け前」(1959年)
- 事件記者(NHK)
- 第44話「クモの目」(1959年)
- 第196話「昼強奪事件」(1961年)
- 第273話「瓦礫の街」(1962年)
- 第346話「自首」(1964年)
- NHKテレビ劇場「川を渡る風」(1960年) - 利吉
- シャープ火曜劇場「かあちゃん」(1962年、フジテレビ)
- チャンピオン太(1962年、フジテレビ) - 陳東礼
- 女と刀 第26話(1967年、TBS)
- NHK劇場 愛のシリーズ(NHK)
- 三国屋おなみ(1967年)
- マイ・ポンコツ車(1967年)
- 剣 第19話「くノ一三度笠」(1967年) - 竹内
- 風来坊 第1話「頼りになる舎弟だぜ」(1968年、フジテレビ) - 石神井の藤造
- 戦え! マイティジャック(1968年)
- 大忠臣蔵(1971年、テレビ東京) - 宿の亭主
- 大河ドラマ(NHK)
- 家光が行く 第13話「大江戸日本晴れ」(1972年、日本テレビ) - 美濃屋多左ヱ門
- ウルトラマンA(1973年、TBS) - スチール星人の声
- まごころ 第8話(1973年、TBS)
- 木曽街道いそぎ旅 第5話「メダカの一人旅」(1973年、フジテレビ) - 吉五郎
- サンダーマスク(1973年、日本テレビ) - 雁金博士
- おんな浮世絵・紅之介参る!(1974年、日本テレビ)
- 新五捕物帳 第40話「情けに消えた女」(1977年、日本テレビ) - 豊後屋・主人
- ふしぎ犬トントン 第23話「ひとりと一匹 春の海」(1979年) - 老犬ナミの声
映画
[編集]テレビアニメ
[編集]- 鉄腕アトム (アニメ第1作)(1963年) - ラジャ博士、学者バスコダガバガバ
- 巨人の星(1968年 - 1969年) - 飛雄馬の主治医[要出典]
- 海底少年マリン(1969年) - リュウイン
- アニメンタリー 決断(1971年) - 杉浦英吉[要出典]
- アストロガンガー(1972年) - 老人 / ブラスター80
- 科学忍者隊ガッチャマン(1972年) - 三輪博士
- 赤胴鈴之助(1973年)
- エースをねらえ!(1973年)
- 荒野の少年イサム(1973年)
- 侍ジャイアンツ(1973年) - 西本幸雄
- 母をたずねて三千里(1976年) - 船長、ホルヘ
- UFO戦士ダイアポロン(1976年) - ダザーン総統[10]
- あらいぐまラスカル(1977年) - ハリス
- 家なき子(1977年) - 警察署長
- シートン動物記 くまの子ジャッキー(1977年) - 長老
- 女王陛下のプティアンジェ(1978年) - ジョー
- 闘将ダイモス(1979年) - 委員A
- 未来ロボ ダルタニアス(1979年 - 1980年) - アール博士[11]
- ムーの白鯨(1980年) - ラ・ムー[12]
- まんが 水戸黄門(1981年 - 1982年) - 水戸黄門
- 最強ロボ ダイオージャ(1981年) - ドプル
- ヤットデタマン(1981年) - ダルマ
- 名犬ジョリィ(1981年) - 村の老人
吹き替え
[編集]映画
[編集]- アラモ ※NET版
- 赤い河(メルヴィル〈ハリー・ケリー〉)
- 赤い暗闇(アンガス・マクレガー〈アーサー・ケネディ〉)
- 暗黒の恐怖(コチャック〈ルイス・チャールズ〉)
- アルカトラズからの脱出(ドク〈ロバーツ・ブロッサム〉)
- イージー・ライダー
- 大いなる男たち ※TBS版
- カサブランカ(シュトラッサー少佐〈コンラート・ファイト〉)※NET版
- 帰らざる河(サム・ベンソン〈ダグラス・スペンサー〉)
- 眼下の敵(軍医〈ラッセル・コリンズ〉)※フジテレビ版
- 巨大なる戦線 / ザ・ビッグ・バトル(従軍記者〈ジョン・ヒューストン〉)
- 暗闇にベルが鳴る(ハリスン〈ジェームズ・エドモンド〉)※フジテレビ版(BD収録)
- ゲシュタポ・ナチ死霊軍団/カリブゾンビ(ベン船長〈ジョン・キャラダイン〉)
- ケープタウン
- 荒野の墓標(ビル・マウンター〈ルーイ・インダニ〉)
- 荒野の用心棒(ドン・ミゲル・ロホス〈アントニオ・プリエト〉)※TBS新録版
- サムソンとデリラ
- サンフランシスコ大空港(男、整備士)
- サムライ(ウィーナー〈ミシェル・ボワロン〉)※NET版
- サブウェイ・パニック(ダニエルズ〈ジュリアス・W・ハリス〉)
- ジキル博士とハイド氏(チャールズ・エメリー卿〈ドナルド・クリスプ〉)
- 地獄のバスターズ(アドルフ・サックス〈ライムンド・ハームストロス〉[13])※日本テレビ版
- ジャッカルの日(ロダン大佐〈エリック・ポーター〉)※日本テレビ版・テレビ朝日版(両版ともに思い出の復刻版ブルーレイに収録)
- ジュリア ※フジテレビ版
- 女王陛下の極秘作戦(マーチンの上司)
- 紳士は金髪がお好き(エズモンド・シニア〈テイラー・ホームズ〉)※フジテレビ版(HDリマスター版DVD収録)
- 史上最大の作戦(ゲルト・フォン・ルントシュテット元帥〈パウル・ハルトマン〉)※NET版
- スネーキーモンキー 蛇拳(ウェイ・ウー〈フォン・ギンマン)
- 大空港(D・O・ゲレーロ〈ヴァン・ヘフリン〉)※日本テレビ初回吹き替え版
- ダーティハリー3 ※テレビ朝日版
- 007シリーズ(Q〈デスモンド・リュウェリン〉)
- 007 ゴールドフィンガー ※NET版
- 007 ロシアより愛をこめて ※NET版
- 地球の頂上の島(代理商)※TBS版
- 地球最後の日(シドニー・スタントン〈ジョン・ホイト〉)
- チザム ※NET
- ドクター・モリスの島/フィッシュマン(マーヴィン〈ジョゼフ・コットン〉)
- ハウリング ※日本テレビ版
- ハリーとトント(ウェイド・カールトン〈アーサー・ハニカット〉)
- バトルクリーク・ブロー(モーガン〈デビッド・シェイナー〉)
- 叛逆者(ジェン〈ウィルフリッド・ハイド=ホワイト〉)
- 媚薬
- ヒンデンブルグ(エミリオ・パジェッタ〈バージェス・メレディス〉)※日本テレビ版
- ピクニック ※NET版
- ブルース・リー 死亡の塔(高僧〈ロイ・チャオ〉)
- ヘルハウス(ルドルフ・ドイッチ〈ローランド・カルヴァー〉)
- ポパイ(1980年実写版)(プープデック提督〈レイ・ウォルストン〉)
- ナイル殺人事件
- ミッドウェイ(サッチ海軍少佐)※TBS版
- 燃える洞窟(アラビア人1)
- リトル・ロマンス(ジュリアス〈ローレンス・オリヴィエ〉)※ビデオ版
- ルートヴィヒ(ホフマン神父〈ゲルト・フレーベ〉)※関西テレビ版(BD収録)
- レイズ・ザ・タイタニック(デイル・バスビー将軍〈チャールズ・マコーレイ〉)
- ヨーク軍曹 ※NET版
ドラマ
[編集]- アウター・リミッツ(ハーシェル博士、ディーン・ラドクリフ〈エドワード・プラット〉、ゼノン星人6号、デヴィッド・ハント)
- 奥さまは魔女(取引先重役、ウルフ社長 他)※第8・19・79・233話
- 警察署長
- 刑事コジャック ※第95話
- 刑事コロンボシリーズ
- 祝砲の挽歌(ジョージ・クレイマー刑事〈初代〉〈ブルース・カービー〉)
- 二つの顔(クリフォード・パリス〈ポール・スチュワート〉)
- 5時30分の目撃者(ジョージ・クレイマー刑事〈初代〉〈ブルース・カービー〉)
- 権力の墓穴 (宝石商ウェクスラー〈エリック・クリスマス〉)
- 仮面の男(ジョージ・クレイマー刑事〈初代〉〈ブルース・カービー〉)
- さらば提督(ジョージ・クレイマー刑事〈初代〉〈ブルース・カービー〉)
- 意識の下の映像(ノリスの友人、刑事)
- 秒読みの殺人(テレビの修理屋〈ブルース・カービー〉)
- こちらブルームーン探偵社「虹の橋のたもとに」
- 猿の惑星
- 人造人間クエスター(ゴルロフ博士〈ルーベン・シンガー〉)
- スパイ大作戦
- 売国奴を粛清せよ(フロント)
- 黒の壊滅命令(ウェインの弁護士)
- 毒には毒をもて!(ガント)
- スパイ狩り(工場の作業員)
- 毒ガス! 全市滅亡の危機(所長)
- 死を呼ぶカード(スコット)
- 電撃スパイ作戦 #13(艦長)、#28(レッドナイフ、委員長)
- 逃亡者 #6 「小さな魔女」(委員長)、#108 「許されざるもの」(アレックス "パット" パットン〈ジャック・ウォーデン〉)
- 特捜班CI-5 ※第31・45話
- 特攻ギャリソンゴリラ #21(ウィンフェア大佐〈パトリック・ノールズ〉)
- プリズナーNo.6(評議選考委員、No.245)※第6・10話
- ミステリーゾーン(クリストフォロス、ボルトン医師)
- ロックフォードの事件メモ
人形劇
[編集]- 海底大戦争 スティングレイ
- 無敵戦艦ケチラス号(WASP長官)
- 射て! 百万メガトンミサイル(WASP長官)
- ジョー90
- 北極のミサイル回収(ウィリアム・ケルヴィン博士)
- 身代り王子(ヴィツァー)
- スーパーカー 海底のスパイ基地
出典
[編集]- ^ a b c 『日本タレント名鑑(1986年版)』VIPタイムズ社、1986年、125頁。
- ^ a b 成美堂出版 編「男性篇」『声優名鑑』成美堂出版、1999年8月10日、490頁。ISBN 4-415-00878-X。
- ^ a b 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、85頁。
- ^ a b 掛尾良夫 編「男性篇」『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年3月30日、153頁。ISBN 4-87376-160-3。
- ^ a b c d e 『タレント名鑑NO1改訂版』芸能春秋社、1963年、49頁。
- ^ a b 不思議な体験…?『伊藤栄次のBuSSankan…ぶらり物産歩…』 2008年12月17日付
- ^ a b 広島県 編『広島県史 現代』広島県、1983年3月、466頁。
- ^ a b c d 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、87頁。
- ^ 『近代映画』9月号、近代映画社、1979年、116頁。
- ^ “UFO戦士ダイアポロン”. エイケン オフィシャルサイト. 2016年6月22日閲覧。
- ^ “「未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray」特集”. 東映ビデオオフィシャルサイト. 東映ビデオ. 2023年4月15日閲覧。
- ^ “ムーの白鯨”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年5月11日閲覧。
- ^ “地獄のバスターズ”. Zeque Productions, LLC.. 2024年3月27日閲覧。