東浦和駅
東浦和駅 | |
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駅舎(2019年9月) | |
ひがしうらわ Higashi-Urawa | |
◄JM 25 南浦和 (3.7 km) (3.8 km) 東川口 JM 23► | |
所在地 | さいたま市緑区東浦和一丁目[1]23-2 |
駅番号 | JM24 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■武蔵野線 |
キロ程 |
64.2 km(鶴見起点) 府中本町から35.4 km |
電報略号 | ヒウ |
駅構造 | 地上駅(掘割構造) |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
26,970人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1973年(昭和48年)4月1日[1] |
備考 | 業務委託駅[1] |
東浦和駅(ひがしうらわえき)は、埼玉県さいたま市緑区東浦和一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線の駅である[1]。駅番号はJM 24。
歴史
[編集]武蔵野線開業時は、将来都市高速鉄道7号線(現・埼玉高速鉄道線)との乗換駅になる予定であった[2] が、1985年の運輸政策審議会答申第7号で鳩ヶ谷市(現・川口市)中央以北での同路線のルートが変更されたため、埼玉高速鉄道線との乗換駅は隣の東川口駅となった。
年表
[編集]- 1973年(昭和48年)4月1日:日本国有鉄道(国鉄)の駅として開業[1]。開業当初に自動改集札機が試験設置された12駅の一つ。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2001年(平成13年)
- 2003年(平成15年)4月1日:さいたま市が政令指定都市に移行し、所在地がさいたま市緑区となる。
- 2018年(平成30年)
駅構造
[編集]掘割の中に相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、その2線の間に中線1線を持つ[4]。
駅舎は東川口寄り線路・ホーム上部の人工地盤上にあり[4]、駅前広場を介して埼玉県道235号大間木蕨線が直交している。各ホームと駅舎コンコースの間を連絡するエレベーター、および南浦和寄りにエスカレーターが設置されている。ホームの南浦和方向は地上に浮き出ている。
南浦和駅管理の業務委託駅で、駅業務はJR東日本ステーションサービスに受託している。指定席券売機[1]、自動改札機が設置されている。駅本屋の施工は飛島建設による[5]。
駅カラーは水色と青色の2色。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 武蔵野線 | 上り | 南浦和・西国分寺・府中本町方面 |
2 | 下り | 新松戸・西船橋・東京方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 隣駅の南浦和駅・東川口駅と混同されやすいためか、ホームには「乗換駅ではありません」という旨の案内がある。
-
改札口(2022年8月)
-
ホーム(2022年8月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は26,970人である[利用客数 1]。武蔵野線内では26駅中越谷レイクタウン駅に次ぐ第11位で、乗換駅ではない武蔵野線単独駅としては同駅に次ぐ第2位。2020年度(令和2年度)までは1位だったが、2021年度(令和3年度)に初めて逆転された。
武蔵野線の最混雑区間は当駅から南浦和駅の区間であり、朝ラッシュ時の混雑率は173%(2018年〈平成30年〉)である。駅周辺のベッドタウン化が進み、当駅利用者は年々増加し続けている。さいたま市に立地しているが、川口市北部も近い(市境まで約200メートル)ため、当駅の駅勢圏となっている。
年度別1日平均乗車人員(1981年 - 2000年)
[編集]1981年度(昭和56年度)以降の乗車人員の推移は下表のとおりである。年度全体の乗車人員を365(閏日が入る年度は366)で除して一日平均乗車人員を求めており、計算で生じた小数点以下の値は切り捨てているため、定期外と定期の和は必ずしも合計と一致しない。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1981年(昭和56年) | 5,246 | |
1982年(昭和57年) | 5,070 | |
1983年(昭和58年) | 5,973 | |
1984年(昭和59年) | 6,202 | |
1985年(昭和60年) | 7,475 | |
1986年(昭和61年) | 9,010 | |
1987年(昭和62年) | 10,539 | |
1988年(昭和63年) | 13,401 | |
1989年(平成元年) | 15,599 | |
1990年(平成 | 2年)18,055 | |
1991年(平成 | 3年)19,765 | |
1992年(平成 | 4年)21,225 | |
1993年(平成 | 5年)22,063 | |
1994年(平成 | 6年)22,697 | |
1995年(平成 | 7年)23,166 | |
1996年(平成 | 8年)23,829 | |
1997年(平成 | 9年)24,273 | |
1998年(平成10年) | 24,279 | |
1999年(平成11年) | 24,278 | [埼玉県統計 1] |
2000年(平成12年) | [JR 1]24,470 | [埼玉県統計 2] |
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
[編集]年度 | 1日平均乗車人員 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|
定期外 | 定期 | 合計 | ||
2001年(平成13年) | [JR 2]24,560 | [埼玉県統計 3] | ||
2002年(平成14年) | [JR 3]24,784 | [埼玉県統計 4] | ||
2003年(平成15年) | [JR 4]25,226 | [埼玉県統計 5] | ||
2004年(平成16年) | [JR 5]25,661 | [埼玉県統計 6] | ||
2005年(平成17年) | [JR 6]26,054 | [埼玉県統計 7] | ||
2006年(平成18年) | [JR 7]25,994 | [埼玉県統計 8] | ||
2007年(平成19年) | [JR 8]26,154 | [埼玉県統計 9] | ||
2008年(平成20年) | [JR 9]26,217 | [埼玉県統計 10] | ||
2009年(平成21年) | [JR 10]26,265 | [埼玉県統計 11] | ||
2010年(平成22年) | [JR 11]26,469 | [埼玉県統計 12] | ||
2011年(平成23年) | [JR 12]26,763 | [埼玉県統計 13] | ||
2012年(平成24年) | [JR 13]7,565 | [JR 13]19,618 | [JR 13]27,183 | [埼玉県統計 14] |
2013年(平成25年) | [JR 14]7,634 | [JR 14]20,004 | [JR 14]27,638 | [埼玉県統計 15] |
2014年(平成26年) | [JR 15]7,645 | [JR 15]19,737 | [JR 15]27,383 | [埼玉県統計 16] |
2015年(平成27年) | [JR 16]7,820 | [JR 16]20,154 | [JR 16]27,974 | [埼玉県統計 17] |
2016年(平成28年) | [JR 17]7,905 | [JR 17]20,467 | [JR 17]28,372 | [埼玉県統計 18] |
2017年(平成29年) | [JR 18]8,045 | [JR 18]20,739 | [JR 18]28,784 | [埼玉県統計 19] |
2018年(平成30年) | [JR 19]8,078 | [JR 19]20,960 | [JR 19]29,039 | [埼玉県統計 20] |
2019年(令和元年) | [JR 20]7,899 | [JR 20]21,024 | [JR 20]28,923 | [埼玉県統計 21] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]5,643 | [JR 21]16,856 | [JR 21]22,500 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]6,612 | [JR 22]17,626 | [JR 22]24,239 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]7,491 | [JR 23]18,395 | [JR 23]25,887 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]7,979 | [JR 24]18,991 | [JR 24]26,970 |
駅周辺
[編集]さいたま市緑区役所は国際興業バスでのアクセスとなる。
当駅から東川口方向に進むとすぐに中線が本線に合流する。その後、見沼代用水西縁を越えると見沼田んぼが広がる[4]。見沼代用水西縁から見沼代用水東縁までは、武蔵野線の線路は見沼田んぼの中を通る[4]。見沼田んぼの中間を通る芝川を越え、見沼代用水東縁を過ぎると川口市に入り、その後は東川口方向の線路際に住宅が広がる。
駅付近にはスクランブル交差点が整備されている。区画整理が実施され、整然とした住宅街となっている。
2021年12月16日、駅前ロータリー(北側)に東京オリンピックのゴールドポスト(第32号)が設置された(ゴールドポストプロジェクト[6])。
- 警察・消防
- 公的施設・医療機関
- 学校
- 公園・史跡など
- 郵便局・金融機関
- 店舗
バス路線
[編集]東浦和駅
[編集]国際興業バスが運行する路線バスが発着する。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 |
---|---|---|
1 | 国際興業バス | |
3 |
| |
4 | ||
5 | 浦04・浦04-2・浦04-3:浦和駅東口 |
東浦和駅南発着
[編集]停留所は、県道235号大間木蕨線沿いの柳崎県営住宅バス停付近に設置されている。川口市が運営し、国際興業バスに運行受託しているコミュニティバス(みんななかまバス)が発着する。
- 川口03:川口市立医療センター(神根循環)
その他
[編集]以下の深夜バス・深夜急行バスが当駅終点で運行されている。
- 赤12:赤羽駅東口発
- ミッドナイトアロー南浦和・東浦和:池袋駅西口発
さいたま市駒場スタジアム、埼玉スタジアム2002でのJリーグ、サッカー日本代表戦開催時は直通シャトルバスが運行される。ただし、主に浦和レッズまたは日本代表主催試合のみの運行で、大宮アルディージャ主催試合の場合は、混雑する浦和レッズ戦以外は原則として駒場スタジアム、埼玉スタジアムともに直通バスは運行されない[注釈 2]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f “JR東日本:各駅情報(東浦和駅)”. 東日本旅客鉄道. 2015年1月2日閲覧。
- ^ 『鉄道ピクトリアル』電気車研究会、1973年9月。
- ^ “駅の情報(東浦和駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2018年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月3日閲覧。
- ^ a b c d 武蔵野線まるごと探見、pp.62-63。
- ^ 『鉄道建築ニュース 1973年4月』、鉄道建築協会、1973年4月。
- ^ “ゴールドポストプロジェクト 第32号 我妻悠香”. 首相官邸 オリンピック・パラリンピックレガシー推進室. 2022年6月9日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。
利用状況
[編集]- JRの1日平均利用客数
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- JRの統計データ
- 埼玉県統計年鑑
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和2年)
参考文献
[編集]- 三好好三、垣本泰宏『武蔵野線まるごと探見』JTBパブリッシング、2010年2月1日。
関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- むんこ - 日本の4コマ漫画家。代表作『らいか・デイズ』などに登場する鉄道の駅は、当駅がモチーフとなっている。
- (「むんこのおしらせ」 2017年11月10日付記事 2020年09月26日閲覧。)
外部リンク
[編集]- 駅の情報(東浦和駅):JR東日本