コンテンツにスキップ

瞬間的シックスセンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『瞬間的シックスセンス』
あいみょんスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル unBORDE / WARNER MUSIC JAPAN
チャート最高順位
  • 週間2位オリコン[1]
  • 週間2位(Billboard Japan Hot Albums
  • 2019年度年間7位Billboard Japan Hot Albums
  • 2020年度年間30位(Billboard Japan Hot Albums)
  • 2019年2月度月間3位(オリコン)
  • 2019年3月度月間11位(オリコン)
  • 2019年4月度月間22位(オリコン)
  • 2019年5月度月間26位(オリコン)
  • 2019年度上半期12位(オリコン)
  • 2019年度年間19位(オリコン)
  • 2020年度年間88位(オリコン)
ゴールドディスク
  • プラチナ(CD、日本レコード協会[2]
  • 第61回輝く!レコード大賞 - 優秀アルバム賞
  • あいみょん アルバム 年表
    青春のエキサイトメント
    2017年
    瞬間的シックスセンス
    (2019年)
    おいしいパスタがあると聞いて
    2020年
    『瞬間的シックスセンス』収録のシングル
    1. 満月の夜なら
      リリース: 2018年4月25日
    2. マリーゴールド
      リリース: 2018年8月8日
    3. 今夜このまま
      リリース: 2018年11月14日
    ミュージックビデオ
    「満月の夜なら」 - YouTube
    「マリーゴールド」 - YouTube
    「夢追いベンガル」 - YouTube
    「今夜このまま」 - YouTube
    「GOOD NIGHT BABY」 - YouTube
    テンプレートを表示
    映像外部リンク
    あいみょん - 瞬間的シックスセンス【very short teaser】
    あいみょん「恋をしたから」Studio Recording Scene
    映画『あした世界が終わるとしても』予告編(主題歌Ver.)

    瞬間的シックスセンス」(しゅんかんてきシックスセンス) は、シンガーソングライターあいみょんのメジャー2ndフルアルバムワーナーミュージック・ジャパン内のレーベル「unBORDE」から2019年2月13日に発売された。

    解説

    [編集]

    前作『青春のエキサイトメント』から約1年5ヶ月ぶりのリリース。2018年12月17日にZepp Tokyoで開催された「AIMYON TOUR 2018 -HONEY LADY BABY-」の千秋楽で本作のリリースが発表された。アートワークはとんだ林蘭が担当[3]

    タイトルの「瞬間的シックスセンス」は、アルバム制作より前に決まっており[4]、「2018年は瞬間瞬間がとても大事で、迷ってる暇がない状況にいたから、感覚で行くしかないという気持ちでいた。」「“芸術は第六感が大事”というのも思っていて、もの作りに関しては自分の第六感が働いてる気がした。」と語っている[4]

    本作には、シングル3枚のタイトル曲や、オリジナル長編アニメーション『あした世界が終わるとしても』の挿入歌および主題歌として書き下ろされた「ら、のはなし」と「あした世界が終わるとしても」などを含む全12曲を収録[4][5]。サウンドプロデューサーには、田中ユウスケ (agehasprings) 、関口シンゴ (Ovall) トオミヨウらが参加している[6]

    通常盤に加え「あいみょんonline store限定盤」「HMV・Loppi限定盤」もリリースされ、「あいみょんonline store限定盤」には「AIMYON TOUR 2018 -HONEY LADY BABY-」のフォトブック、「HMV・Loppi限定盤」にはオリジナルTシャツが特典として付属しており、通常盤はスリーブケース仕様となっている[3][5]

    収録曲

    [編集]
    CD
    全作詞・作曲: あいみょん。
    #タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
    1.満月の夜ならあいみょんあいみょん近藤隆史、立崎優介
    田中ユウスケ
    2.マリーゴールドあいみょんあいみょん立崎優介
    田中ユウスケ
    3.「ら、のはなし」あいみょんあいみょんトオミヨウ
    4.「二人だけの国」あいみょんあいみょん関口シンゴ
    5.「プレゼント」あいみょんあいみょん関口シンゴ
    6.「ひかりもの」あいみょんあいみょんトオミヨウ
    7.「恋をしたから」あいみょんあいみょん関口シンゴ
    8.「夢追いベンガル」あいみょんあいみょんトオミヨウ
    9.今夜このままあいみょんあいみょん近藤隆史
    田中ユウスケ
    10.「あした世界が終わるとしても」あいみょんあいみょん立崎優介、近藤隆史
    田中ユウスケ
    11.「GOOD NIGHT BABY」あいみょんあいみょん関口シンゴ
    12.「from 四階の角部屋」あいみょんあいみょん會田茂一
    合計時間:

    曲の解説

    [編集]

    シングル収録曲については各項目を参照

    1. 満月の夜なら
      • 4thシングル
    2. マリーゴールド
      • 5thシングル
    3. ら、のはなし
      オリジナル長編アニメーション『あした世界が終わるとしても』挿入歌
    4. 二人だけの国
      「プレゼント」と並行して制作された楽曲で、映画『失楽園』にインスパイアされて書かれた[7]。あいみょんはアルバムのキーとなる曲としている[7]。ギターの演奏は編曲を担当した関口シンゴによるもの[7]
    5. プレゼント
    6. ひかりもの
      自分自身を題材としたバラード。2018年初頭に書かれた。あいみょんの楽曲で初めてストリングスが導入された曲で、「音ができたときに泣きそうになった」と語っている[7]
    7. 恋をしたから
      弾き語りを基調としたアレンジの楽曲で、あいみょんのパートは一発録りとなっている[7]
    8. 夢追いベンガル
      ロックバンド「andymori」の楽曲「ベンガルトラとウィスキー」の影響を受けて製作された[7]小林光大が監督を務めたミュージック・ビデオも製作されており、「AIMYON TOUR 2018 -HONEY LADY BABY-」に密着したドキュメンタリー仕立ての内容となっている[8][9]
    9. 今夜このまま
      • 6thシングル
    10. あした世界が終わるとしても
      オリジナル長編アニメーション『あした世界が終わるとしても』主題歌で、声優による音声が加えられる前の映像を見た上で書き下ろされた[10]
    11. GOOD NIGHT BABY
      あいみょん曰く「10代や20代の恋愛をイメージして書いた」ラブソング。「浜省(浜田省吾)をめっちゃ意識しちゃった(笑)」「『GOOD NIGHT BABY』も『マリーゴールド』もほとんど同じコード進行やけど、私は勝負すべきはそういうところじゃないと思ってて。むしろ、同じコード進行でもこんなに可能性があるんやって思えるし、限られたコードしかない中で、しかも日本語は母音が5つしかない中で、その可能性のほうに賭けたい」などと述べている[11]カジュアルライン「Reebok CLASSIC」とのコラボレーションでミュージック・ビデオも制作された[10]
    12. from 四階の角部屋
      一発録りによる楽曲で、後からトランペットのみ足された[10]。これまでに発表された楽曲で最も演奏時間が短い曲で、前曲より少々間を開けて始まる。

    タイアップ

    [編集]

    チャート成績

    [編集]

    2019年2月25日付のオリコン週間ランキングでは初動61,645枚を売り上げ、週間2位にランクインした。自身の最高順位。

    チャートと売上

    [編集]

    認定とセールス

    [編集]
    国/地域 認定 認定/売上数
    日本 (RIAJ) プラチナ[21] 220,000(フィジカルCD) (オリコン)[22]
    日本 (RIAJ) 56,900(デジタル配信)(オリコン)[23]

    * 認定のみに基づく売上数
    ^ 認定のみに基づく出荷枚数

    脚注

    [編集]

    出典

    [編集]
    1. ^ オリコン週間 アルバムランキング 2019年02月11日~2019年02月17日”. ORICON NEWS. オリコン (2019年2月25日). 2019年5月5日閲覧。
    2. ^ RIAJ 2020年7月度
    3. ^ a b “あいみょん新AL『瞬間的シックスセンス』2月発売&日本武道館で単独公演”. CINRA.NET (CINRA. inc). (2018年12月17日). https://www.cinra.net/news/20181217-aimyong 2019年5月5日閲覧。 
    4. ^ a b c カネコアツタケ (2019年2月12日). “あいみょん 『瞬間的シックスセンス』 〈第六感〉を信じて駆け抜けた成果がここに”. Mikiki (タワーレコード). http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/20688 2019年5月5日閲覧。 
    5. ^ a b あいみょん「瞬間的シックスセンス」”. Warner Music Japan. 2021年1月9日閲覧。
    6. ^ 金子厚武 (2019年2月7日). “【あいみょん インタビュー】自分は作家。歌詞はいくらでも書ける。”. OKMusic. JAPAN MUSIC NETWORK. 2021年1月9日閲覧。
    7. ^ a b c d e f “あいみょん「瞬間的シックスセンス」インタビュー|怒涛の1年を駆け抜けた“ひかりもの” (2/3)”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). https://natalie.mu/music/pp/aimyong06/page/2 2019年5月5日閲覧。 
    8. ^ “あいみょんの“夢追いベンガル”に躍動するもの”. rockinon.com (ロッキング・オン). (2019年2月18日). https://rockinon.com/news/detail/184036 2019年5月5日閲覧。 
    9. ^ “あいみょん、新MV「夢追いベンガル」は全国ツアーの密着映像で構成”. OKMusic (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2019年2月13日). https://okmusic.jp/news/321558 2019年5月5日閲覧。 
    10. ^ a b c “あいみょん「瞬間的シックスセンス」インタビュー|怒涛の1年を駆け抜けた“ひかりもの” (3/3)”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). https://natalie.mu/music/pp/aimyong06/page/3 2019年5月5日閲覧。 
    11. ^ 有泉智子 (2019年2月12日). “新たな流れの中でブレイクスルーを遂げたあいみょんが完璧なタイミングで放つ完璧な新・国民的ポップスの宝箱セカンドアルバム『瞬間的シックスセンス』。その第六感は彼女をさらに揺るぎない場所へ昇らせる”. MUSICA (FACT). http://musica-net.jp/articles/preview/7310/ 2024年1月25日閲覧。 
    12. ^ Billboard Japan Hot Albums
    13. ^ Billboard Japan Top Album Sales
    14. ^ Billboard Japan Download Albums
    15. ^ オリコン週間アルバムランキング
    16. ^ Billborad Japan Hot Albums of the Year 2019
    17. ^ Billborad Japan Download Albums of the Year 2019
    18. ^ オリコン年間アルバムランキング
    19. ^ Billborad Japan Hot Albums of the Year 2020 2020年12月4日閲覧
    20. ^ Billborad Japan Download Albums of the Year 2020 2020年12月4日閲覧
    21. ^ 2020年7月度認定作品一覧
    22. ^ オリコン you大樹. 2020年11月25閲覧
    23. ^ オリコン年間デジタルアルバムランキング. 2020年11月25日閲覧

    外部リンク

    [編集]