第44普通科連隊
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第44普通科連隊 | |
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雪上での対戦車戦闘を行う隊員 | |
創設 | 1970年(昭和45年)3月10日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 連隊 |
兵科 | 普通科 |
所在地 | 福島県 福島市 |
編成地 | 福島 |
愛称 | 獅子 |
上級単位 | 第6師団 |
担当地域 | 福島県北部(会津除く) |
第44普通科連隊(だいよんじゅうよんふつうかれんたい、JGSDF 44th Infantry Regiment)は、福島県福島市の福島駐屯地に駐屯する、陸上自衛隊第6師団隷下の普通科連隊である。
概要
[編集]連隊長は1等陸佐(二)が充てられ、連隊本部、本部管理中隊、4個普通科中隊および重迫撃砲中隊により編成される。連隊長は福島駐屯地司令を兼務している。
訓練は主に水原演習場、白河布引山演習場および王城寺原演習場などで実施している。
沿革
[編集]- 1970年(昭和45年)
- 3月10日:第44普通科連隊が福島駐屯地において編成完結[1]。
- 3月31日:自衛隊旗授与式。
- 1990年(平成 2年)
- 3月11日:本部管理中隊に輸送小隊が新編。
- 3月26日:師団近代化への改編により、自動車化。
- 1991年(平成 3年)3月29日:連隊改編(無反動砲小隊を対戦車小隊へ改編)。
- 1999年(平成11年)3月29日:第6対戦車隊の廃止に伴い、対戦車中隊を新編。
- 2006年(平成18年)3月27日:即応近代化改編
- 軽装甲機動車、01式軽対戦車誘導弾が配備。
- 後方支援体制変換に伴い、整備部門を第6後方支援連隊第2整備大隊第3普通科直接支援中隊へ移管。
警備隊区
[編集]部隊編成
[編集]- 第44普通科連隊本部
- 本部管理中隊「44普-本」
- 第1普通科中隊「44普-1」:高機動車、81mm迫撃砲 L16、01式軽対戦車誘導弾
- 第2普通科中隊「44普-2」:高機動車、81mm迫撃砲 L16、01式軽対戦車誘導弾
- 第3普通科中隊「44普-3」:高機動車、81mm迫撃砲 L16、01式軽対戦車誘導弾
- 第4普通科中隊「44普-4」:軽装甲機動車、81mm迫撃砲 L16、01式軽対戦車誘導弾
- 重迫撃砲中隊「44普-重」:120mm迫撃砲 RT、重迫牽引車
- 福島自動車教習所:3 1/2tトラック(教習装置付き)
整備支援部隊
[編集]主要幹部
[編集]官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
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第44普通科連隊長 兼 福島駐屯地司令 |
1等陸佐 | 古庄明裕 | 2023年 | 8月 1日統合幕僚監部防衛計画部計画課 業務計画班長 |
代 | 氏名 | 在職期間 | 前職 | 後職 |
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1 | 藤木護 | 1970年 | 3月10日 - 1971年 7月15日第6師団司令部付 | 西部方面総監部監察官 |
2 | 渡邊金雄 | 1971年 | 7月16日 - 1974年 3月15日帯広駐とん地業務隊長 | 青森駐とん地業務隊長 |
3 | 櫻井光則 | 1974年 | 3月16日 - 1976年 8月 1日東北方面総監部厚生課長 | 東北方面総監部総務課勤務 |
4 | 千葉滿 | 1976年 | 8月 2日 - 1978年 7月31日自衛隊東京地方連絡部募集課長 | 陸上幕僚監部人事部募集課 総括班長 |
5 | 新井道彦 | 1978年 | 8月 1日 - 1979年 7月31日陸上幕僚監部調査部付 | 第7師団司令部幕僚長 |
6 | 大東信祐 | 1979年 | 8月 1日 - 1981年 3月15日陸上幕僚監部付 | 第2師団司令部幕僚長 |
7 | 村上壽幸 | 1981年 | 3月16日 - 1983年 3月15日陸上自衛隊幹部学校主任研究開発官 | 自衛隊宮城地方連絡部長 |
8 | 楠木昭 | 1983年 | 3月16日 - 1985年 3月15日陸上自衛隊富士学校普通科部研究員 | 陸上自衛隊幹部学校学校教官 |
9 | 村田光昭 | 1985年 | 3月16日 - 1988年 3月15日自衛隊東京地方連絡部募集課長 | 中部方面総監部人事部長 |
10 | 千田稔 | 1988年 | 3月16日 - 1990年 3月15日陸上幕僚監部調査部付 | 東北方面総監部幕僚副長 |
11 | 吉橋誠 | 1990年 | 3月16日 - 1992年 6月15日陸上自衛隊幹部学校学校教官 | 防衛大学校教授 |
12 | 奥村快也 | 1992年 | 6月16日 - 1994年 6月30日陸上幕僚監部装備部装備計画課 企画班長 |
陸上幕僚監部人事部補任課長 |
13 | 松尾一弘 | 1994年 | 7月 1日 - 1997年 7月31日第4師団司令部第3部長 | 陸上自衛隊富士学校普通科部 教育課長 |
14 | 佐藤修一 | 1997年 | 8月 1日 - 1999年 3月28日陸上幕僚監部防衛部運用課 運用第1班長 |
統合幕僚会議事務局第3幕僚室 教育訓練調整官 兼 教育訓練班長 |
15 | 関口泰一 | 1999年 | 3月29日 - 2000年 6月29日陸上幕僚監部防衛部防衛課 業務計画班長 |
陸上幕僚監部人事部補任課長 |
16 | 田村栄一 | 2000年 | 6月30日 - 2002年 7月31日陸上幕僚監部調査部調査課 調査運用室勤務 |
陸上自衛隊幹部学校学校教官 |
17 | 末永典良 | 2002年 | 8月 1日 - 2004年 7月31日陸上幕僚監部防衛部運用課 国際協力室長 |
陸上自衛隊富士学校普通科部 教育課長 |
18 | 渡邉慎司 | 2004年 | 8月 1日 - 2006年 3月31日東北方面総監部防衛部防衛課長 | 陸上自衛隊富士学校機甲科部 教育課長 |
19 | 浅川紀明 | 2006年 | 4月 1日 - 2007年 7月31日東北方面総監部装備部後方運用課長 | 中部方面指揮所訓練支援隊長 |
20 | 上尾秀樹 | 2007年 | 8月 1日 - 2009年 3月23日陸上自衛隊幹部学校学校教官 | 統合幕僚監部運用部運用第2課長 |
21 | 中澤剛 | 2009年 | 3月24日 - 2010年 3月22日統合幕僚監部防衛計画部計画課 業務計画班長 |
陸上自衛隊研究本部主任研究開発官 |
22 | 森脇良尚 | 2010年 | 3月23日 - 2012年 7月31日陸上幕僚監部防衛部防衛課 編成班長 |
第6師団司令部幕僚長 |
23 | 松坂普一 | 2012年 | 8月 1日 - 2014年 3月22日陸上幕僚監部防衛部 情報通信・研究課総括班長 |
中央即応集団司令部防衛部長 |
24 | 濵田剛 | 2014年 | 3月23日 - 2016年 3月22日陸上幕僚監部運用支援・情報部 運用支援課運用支援第2班長 |
中央即応集団司令部防衛部長 |
25 | 浅賀政宏 | 2016年 | 3月23日 - 2017年 3月26日陸上幕僚監部人事部人事計画課 制度班長 |
陸上幕僚監部防衛部防衛課 防衛調整官 |
26 | 黒羽明 | 2017年 | 3月27日 - 2018年 7月31日陸上幕僚監部監理部会計課予算班長 | 陸上幕僚監部人事教育部人事教育計画課 教育室長 |
27 | 𡈽肥直人 | 2018年 | 8月 1日 - 2020年12月21日陸上幕僚監部運用支援・訓練部訓練課 器材・演習場班長 |
陸上自衛隊教育訓練研究本部主任教官 |
28 | 湯舟道彦 | 2020年12月22日 - 2023年 | 7月31日陸上自衛隊富士学校主任教官 | 陸上自衛隊教育訓練研究本部勤務 |
29 | 古庄明裕 | 2023年 | 8月 1日 -統合幕僚監部防衛計画部計画課 業務計画班長 |
主要装備
[編集]- 1/2tトラック/73式小型トラック
- 1 1/2tトラック/73式中型トラック
- 3 1/2tトラック/73式大型トラック
- 82式指揮通信車
- 高機動車
- 軽装甲機動車
- 89式5.56mm小銃
- 5.56mm機関銃MINIMI
- 84mm無反動砲
- 01式軽対戦車誘導弾
- 中距離多目的誘導弾
- 81mm迫撃砲 L16
- 120mm迫撃砲 RT
- 部外広報等で使用するため保管している装備
脚注
[編集]- ^ “陸上自衛隊福島駐屯地 歴史と沿革”. 陸上自衛隊福島駐屯地公式ホームページ. 2020年3月10日閲覧。
- ^ 朝雲新聞(2019年5月9日付)
出典
[編集]- “防衛省人事発令”. 2016年3月23日閲覧。