コンテンツにスキップ

翠準子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みどり じゅんこ
翠 準子
プロフィール
本名 岡本 良江(おかもと よしえ)[1](旧姓:加藤[2]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本東京府(現・東京都[3]
生年月日 (1933-01-01) 1933年1月1日(91歳)
血液型 O型[4]
職業 声優女優
事務所 ぷろだくしょんバオバブ[3]
公式サイト 翠 準子|ぷろだくしょんバオバブ
公称サイズ(時期不明)[5]
身長 / 体重 156 cm / 57 kg
声優活動
活動期間 1960年代 - 2023年
ジャンル アニメゲーム吹き替え
女優活動
活動期間 1949年 - 2023年[2]
ジャンル テレビドラマ舞台
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

翠 準子(みどり じゅんこ、1933年1月1日[6][7] - )は、日本女優声優東京府(現・東京都)出身[3]。旧芸名緑 準子(読み同じ)。ぷろだくしょんバオバブ所属[3]

経歴

[編集]

八雲学園高等学校卒業[6]

松竹歌劇団[8]、劇団華[8]テアトル・エコー[8]、グループだいこん[9]同人舎プロダクション[10]三船プロダクション[11]、タート・プロモーション[12]、岩崎事務所[6]を経て、ぷろだくしょんバオバブ[3]に所属。

2023年4月、ぷろだくしょんバオバブのサイトにおける公式プロフィールが、それまでの女性所属者一覧から「Archive(アーカイブ)」の欄に移動した[13][14]

人物

[編集]

声種アルト[5]方言東北弁[3]

趣味はミステリーを読むこと、旅行水泳[3]

声優としては外画吹き替え、テレビアニメなどで活躍[5]。舞台では、ラブシーンのある役を演じる機会が多かった[15]

1966年に放送された『裸足の伯爵夫人』以降、エヴァ・ガードナー吹き替えを多く担当している[15]。翠はガードナーについて、当初は「単にきれいな人、日本流にいえば端整で般若の面を連想させる“夜叉”的な美しさ」という印象でそこまでファンではなかったといい「吹替える身として、最初はその妖艶な印象と正反対の可愛い声のギャップに少し苦しんだが、そんな彼女に近づけるうちに好きになったように思う」と述べている[15]。また「今だと絵柄的にもどぎつい、激しくしてしまうラブシーンを横顔だけで語れる人」と評している[15]

名探偵ポワロ』では、ミス・レモン(アン・フランシス)の吹き替えを担当。ポワロ役の熊倉一雄とは、かつて熊倉と同じ劇団であるテアトル・エコーに所属していたため古い付き合いだったという[16]

出演

[編集]

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

[編集]
1977年
1980年
1985年
1986年
1991年
1995年
1997年
2001年
2003年
2004年
2005年
2007年
2008年
2009年
2018年

劇場アニメ

[編集]

OVA

[編集]

ゲーム

[編集]

ドラマCD

[編集]

吹き替え

[編集]

担当女優

[編集]
アイリーン・アトキンス
アン・フランシス
  • 刑事コロンボ ※NHK版[21][22]
    • 第8話『死の方程式』(1973年、ベティ・ビショップ)
    • 第15話『溶ける糸』(1973年、シャロン・マーティン)
ヴァネッサ・レッドグレイヴ
エヴァ・ガードナー
キャサリン・バルフォア英語版
ジェラルディン・ブルックス英語版
  • 逃亡者 ※TBS版
    • 第9話『洋上の黒い霧』(1964年、エイドリエンヌ・バニング)
    • 第54話『死のカーブ』(1965年、ルシア・メイフィールド)
    • 第111話『真相』(1967年、キャロライン・シンプソン)
ジーナ・ローランズ
ダイアン・ウィースト
ダイアン・ラッド
ホランド・テイラー
リンダ・ダーネル

映画

[編集]
放送時期不明
1961年
1962年
1965年
1967年
  • マダムと泥棒(ハイペーシア〈エレーヌ・バールズ〉)※東京12ch版
1968年
1969年
1970年
1971年
1972年
1973年
1974年
1976年
1977年
1980年
1981年
1982年
1983年
1985年
1986年
1990年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2008年
2010年
2011年
2015年

ドラマ

[編集]
放送時期不明
1962年
1964年
1965年
1966年
1969年
1970年
1989年
1990年
1993年
1994年
2005年
  • ER緊急救命室 ※NHK版
    • 第218話『評価』(ルーシー・キルマー〈トニー・ソーヤー〉)
2008年
2010年
2013年

アニメ

[編集]

人形劇

[編集]

テレビドラマ

[編集]

特撮

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年、542頁。ISBN 4-87376-160-3 
  2. ^ a b 「新劇便覧」『テアトロ』、カモミール社、1965年8月、318頁。 
  3. ^ a b c d e f g 翠 準子”. ぷろだくしょんバオバブ. 2023年1月21日閲覧。
  4. ^ 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、154頁。 
  5. ^ a b c 翠準子とは”. タレントデータベースWeblio辞書. 2017年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月17日閲覧。
  6. ^ a b c 『日本タレント名鑑(1985年版)』VIPタイムズ社、1984年、427頁。 
  7. ^ 『出演者名簿(1995年版)』著作権情報センター、1994年、634頁。 
  8. ^ a b c 『日本タレント年鑑』VIPタイムズ社、1970年、270頁。 
  9. ^ 『出演者名簿(1973年版)』著作権資料協会、1972年、411頁。 
  10. ^ 『日本タレント名鑑(1974年版)』VIPタイムズ社、1974年、237頁。 
  11. ^ 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、104頁。 
  12. ^ 『日本タレント名鑑(1982年版)』VIPタイムズ社、1981年、378頁。 
  13. ^ women - ぷろだくしょんバオバブ”. 2022年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月16日閲覧。
  14. ^ women - ぷろだくしょんバオバブ”. 2023年4月16日閲覧。
  15. ^ a b c d テレビ朝日『映画はブラウン館の指定席で―淀川長治と『日曜洋画』の20年』全国朝日放送、1986年、92頁。ISBN 4881310798 
  16. ^ 「熊倉一雄インタビュー」『NHKウィークリーステラ』9/12号、NHK、2014年、25頁。 
  17. ^ “雪の女王”. トムス・エンタテイメント. https://www.tms-e.co.jp/alltitles/2000s/619101.html 2016年5月6日閲覧。 
  18. ^ CHARACTER”. Starry☆Sky 〜After Winter〜. 2013年8月23日閲覧。
  19. ^ Character”. Starry☆Sky 〜After Winter〜 Portable. 2013年8月23日閲覧。
  20. ^ キャラクター”. ドラえもん のび太の牧場物語. バンダイナムコエンターテインメント. 2019年5月3日閲覧。
  21. ^ “刑事コロンボ 「死の方程式」(再)”. https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A197411162000001300100 2024年8月11日閲覧。 
  22. ^ “刑事コロンボ(38) 「溶ける糸」”. https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A200910241855001301000 2024年8月11日閲覧。 
  23. ^ “劇映画 「偽の売国奴」 ―パラマウント1961年度作品―”. https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A197006211350001300100 2024年1月8日閲覧。 
  24. ^ チャーリーとチョコレート工場”. 金曜ロードSHOW!. 2016年8月1日閲覧。

外部リンク

[編集]