雨竜町
表示
うりゅうちょう 雨竜町 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(空知総合振興局) | ||||
郡 | 雨竜郡 | ||||
市町村コード | 01436-2 | ||||
法人番号 | 6000020014362 | ||||
面積 |
191.15km2 | ||||
総人口 |
2,063人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年9月30日) | ||||
人口密度 | 10.8人/km2 | ||||
隣接自治体 | 新十津川町、滝川市、雨竜郡妹背牛町、北竜町、増毛郡増毛町 | ||||
町の木 | トドマツ | ||||
町の花 | ダリア | ||||
雨竜町役場 | |||||
町長 | 白川久純 | ||||
所在地 |
〒078-2692 北海道雨竜郡雨竜町字フシコウリウ104番地 北緯43度38分38秒 東経141度53分21秒 / 北緯43.64392度 東経141.88903度座標: 北緯43度38分38秒 東経141度53分21秒 / 北緯43.64392度 東経141.88903度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
雨竜町(うりゅうちょう)は、北海道空知総合振興局管内雨竜郡に属する町。暑寒別岳東側の雨竜沼湿原が所在する。
町名の由来
[編集]現在の雨竜川から付けられた町名であり、アイヌ語に由来するが正確には分からなくなっている。
一説には「ウリリオペッ(ウリロペッ)[注釈 1]」(鵜・たくさんいる・川)、あるいは「オリリオペッ(オリロペッ)[注釈 2]」(そこに・波・立つ・川)からとされる[1]。
このほか、探検家の松浦武四郎は、太古の神が「ウリウ」の名をつけたという伝説によるものだと記している[1]。
地理
[編集]北海道空知管内の北部、石狩平野北端・雨竜平野の北部に位置し、雨竜川右岸に市街地があり、周辺部には水田がひろがる。
- 河川:石狩川、雨竜川、尾白利加(おしらりか)川、恵岱別(えたいべつ)川
隣接している自治体
[編集]歴史
[編集]- 1857年(安政4年)- 松浦武四郎が雨竜川から北竜を船で探索。
- 1889年(明治22年)- 華族組合雨竜農場、雨竜平野に開場。雨竜神社創設[2]。
- 1892年(明治25年)- 雨竜村(現在の雨竜町・北竜町・沼田町・幌加内町の範囲)設置。華族組合雨竜農場解散。
- 1899年(明治32年)- 北竜村(現在の北竜町・沼田町・幌加内町)が雨竜村より分立[3]。
- 1915年(大正4年)- 雨竜村が二級町村制施行。
- 1961年(昭和36年)- 町制施行、雨竜町となる。
- 2004年(平成16年)- 北空知1市4町合併協議会設置。
- 2005年(平成17年)- 北空知1市4町合併協議会解散。
経済
[編集]産業
[編集]- 農業:米
特産品
[編集]- 暑寒ジンギスカン
- 暑寒メロン
- 漬物の素「アラー!!カンタン」
立地企業
[編集]- 北海道電力雨竜発電所
農協
[編集]- きたそらち農業協同組合(JAきたそらち)雨竜支所
金融機関
[編集]- 北空知信用金庫雨竜支店
郵便局
[編集]- 雨竜郵便局
- 石狩追分郵便局
※集配業務は滝川郵便局が担当
宅配便
[編集]町内に宅配業者の営業所はない。ヤマト運輸は深川市の道北主管支店雨竜センター、佐川急便は同じく深川市の深川営業所、日本通運は滝川市の滝川支店が担当営業所となる。
ドラゴンサミット
[編集]全国の「龍」「竜」の字がつく市町村が集まり、相互交流を目的に結成。最大15市町村が加盟していたが、市町村合併により現在6市町となり存続を検討中である。
|
|
|
地域
[編集]人口
[編集]雨竜町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 雨竜町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 雨竜町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
雨竜町(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
消滅集落
[編集]2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[4]。
- 雨竜町 - 字恵岱別、字国領
教育
[編集]- 中学校
- 雨竜町立雨竜中学校
- 小学校
- 雨竜町立雨竜小学校
- 養護学校
- 北海道雨竜高等養護学校
警察
[編集]- 深川警察署雨竜駐在所
交通
[編集]鉄道
[編集]町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR北海道函館本線の滝川駅あるいは妹背牛駅。
廃止された鉄道路線
[編集]かつて国鉄札沼線が通っていたが、1972年(昭和47年)6月19日に廃止された。町域には雨竜、石狩追分、渭ノ津の3駅と南雨竜、中雨竜の2仮乗降場があった。
バス
[編集]- 高速るもい号(滝川経由)
- 深滝線(雨竜経由)
- 北竜町(自家用有償旅客運送)
- 北竜町営 北竜追分線[5]
タクシー
[編集]営業区域は深川圏エリアに属する。
- 雨竜ハイヤー
道路
[編集]名所・旧跡・観光スポット
[編集]文化財[6]
- 雨竜沼高層湿原帯 - 道指定天然記念物
- 雨竜町開拓記念館 - 雨竜町指定文化財
- 御神刀 - 雨竜町指定文化財、雨竜神社
- 雨竜町獅子神楽 - 雨竜町指定文化財、雨竜町獅子神楽保存会
観光
出身人物
[編集]- 辻井京雲(書道家)
- 高石ともや(フォークシンガー、ランナー)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “アイヌ語地名リスト イチャ~エリ P11-20”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月20日閲覧。
- ^ a b 北海道神社庁
- ^ “雨竜町”. 2014年1月30日閲覧。
- ^ 総務省統計局統計調査部国勢統計課『平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》』(CSV)(レポート)総務省、2017年1月27日 。2017年5月20日閲覧。※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
- ^ “滝川北竜線代替交通「北竜町営 北竜追分線」について”. 雨竜町. 2022年6月21日閲覧。
- ^ a b 雨竜町指定文化財pdf 平成23年(2011年)12月31日