青木駅
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青木駅 | |
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駅舎 (手前の地下道入口は閉鎖) | |
おおぎ Ogi | |
◄HS 21 深江 (1.1 km) (1.2 km) 魚崎 HS 23► | |
所在地 | 神戸市東灘区北青木三丁目2番1号 |
駅番号 | HS22 |
所属事業者 | 阪神電気鉄道 |
所属路線 | 本線 |
キロ程 | 22.6 km(大阪梅田起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
7,680人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1905年(明治38年)4月12日[1] |
青木駅(おおぎえき)は、兵庫県神戸市東灘区北青木三丁目にある、阪神電気鉄道本線の駅[1]。駅番号はHS 22。
平日朝ラッシュ時上りのみ運行される区間特急の停車駅、区間急行の始発駅であるが、下りは当駅に停車する定期列車の優等列車は設定されていない(臨時特急であるらくやんライナーは当駅が終着駅)。
歴史
[編集]- 1905年(明治38年)4月12日:阪神本線の開通と同時に開業[1]。
- 1995年(平成7年)
- 2001年(平成13年)3月10日:区間特急、快速急行、急行が全列車停車となる(それまでは一部時間帯に急行が停車していたのみ。一時期快速急行が片道のみ停車していた時期もあった)。
- 2007年(平成19年)3月4日:2月6日に当駅周辺のマンション建設現場で発見された不発弾処理のため、本線西宮駅 - 御影駅間が区間運休となる。
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)10月2日:高架化工事の進捗に伴い下り線が仮線に切り替えられる[4]。
- 2015年(平成27年)12月12日:下り線が高架に切り替えられる[5]。
- 2019年(令和元年)11月30日:上り線が高架に切り替えられる[6][7]。
- 2020年(令和2年)3月14日:平日朝ラッシュ時上り2本の急行が区間急行に置き換えられる事に伴い、同列車の始発駅となった。
- 2022年(令和4年)12月23日:臨時有料特急らくやんライナーの運転に伴い、13年ぶりに下り優等列車が停車(当駅止まり[注 3])。
駅構造
[編集]島式ホーム2面4線を有する高架駅で、待避設備を備える。コンコースと改札口は2階にあり、出入口は東側(大阪梅田方面)に1か所のみとなっている。
ホーム有効長は21m級の近鉄車6両編成対応の130mである[8]。
高架化とともに、大阪梅田方面にあった3・4番線から上り線への渡り線は無くなり、神戸三宮方面に近鉄車6両編成に対応した引き上げ線が1本新設された。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1・2 | ■■本線 | 上り | 尼崎・大阪(梅田)・難波・奈良方面 |
3 | 下り | 神戸(三宮)・明石・姫路方面 | |
4 | (回送・臨時列車待避用) |
← 梅田方面 |
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→ 三宮・元町方面 |
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凡例 出典:[1][9] |
- 1番線が上り待避線、2番線が上り本線、3番線が下り本線、4番線が下り待避線である。
- 1番線は主に平日朝の区間特急の待避[注 4]や普通と当駅始発の区間急行の接続に使用され、4番線は回送列車または臨時列車が通過列車を待避する際に使用される。平日朝以外の営業列車は2番線と3番線のみ使用する。
- 平日朝に当駅始発の大阪梅田行き区間急行2本と普通1本が設定されている。
- 現行ダイヤでは区間特急は1番線から、区間急行は2番線から発車する。
- 阪神甲子園球場でのプロ野球等のイベント開催時には回送列車が1番線に待機し、イベント終了後に甲子園駅へ移動して大阪梅田行きの臨時列車として運行される。
-
南側出入口(高架工事着工前)
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東側踏切(青木駅東踏切)から構内を望む(高架工事着工前)
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地上駅時代にあった地下の改札口
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下りのみ高架化された時点の高架ホーム
利用状況
[編集]2019年11月の1日平均乗降客数は15,352人で、本線33駅中18位(17位=打出駅、19位=姫島駅、西隣:魚崎駅=8位、東隣:深江駅=14位)である。
駅周辺
[編集]- 公的機関
- 神戸市役所 保健福祉局 児童福祉部児童家庭課 北青木児童館
- 教育機関
- 法人・店舗
- 新明和工業
- 宝酒造 灘工場
- 六甲金属
- 三浦工業 神戸支店
- みなと銀行 青木支店
- スポーツデポ サンシャインワーフ神戸店
- 阪急オアシス 本山南店
- サンシャインワーフ神戸 - 旧東神戸フェリーセンター[1]。かつて四国・九州方面への航路が発着していた[1]。
- ヤマダデンキテックランドサンシャイン神戸店(南東へ徒歩10分[11])
- はま寿司 43号阪神青木店
隣の駅
[編集]- 阪神電気鉄道
- 本線
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、37頁。ISBN 9784343006745。
- ^ 『不死鳥レールウェイ』神戸新聞総合出版センター、2010年1月17日、126頁。ISBN 978-4-343-00537-3。
- ^ 『阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業の仮上り線路への切替について』(PDF)(プレスリリース)神戸市都市計画総局/阪神電気鉄道、2009年3月6日。オリジナルの2021年1月28日時点におけるアーカイブ 。2021年1月28日閲覧。
- ^ 『阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業の仮下り線路への切替について』(PDF)(プレスリリース)神戸市都市計画総局/阪神電気鉄道、2010年9月8日。オリジナルの2021年1月28日時点におけるアーカイブ 。2021年1月28日閲覧。
- ^ 『阪神本線住吉・芦屋間連続立体交差事業 魚崎駅〜芦屋駅間下り線を高架に切替え 〜2015年12月12日始発から〜』(PDF)(プレスリリース)阪神電気鉄道、2015年11月10日。オリジナルの2021年1月28日時点におけるアーカイブ 。2021年1月28日閲覧。
- ^ 『阪神本線住吉・芦屋間連続立体交差事業 11月30日始発から魚崎駅〜芦屋駅間上り線を高架に切替え 〜これにより、神戸市内の11か所の踏切がなくなります〜』(PDF)(プレスリリース)阪神電気鉄道、2019年11月1日。オリジナルの2021年1月28日時点におけるアーカイブ 。2021年1月28日閲覧。
- ^ “神戸市:阪神本線住吉・芦屋間連続立体交差事業 魚崎駅~芦屋駅間 上り線高架切替え”. 神戸市都市局市街地整備部都市整備課 (2019年11月1日). 2019年11月1日閲覧。
- ^ 阪神本線連続立体交差事業、魚崎から芦屋間3.4kmが本格化
- ^ 『東海道ライン 全線・全駅・全配線 第7巻 大阪エリア-神戸駅』川島令三 編著、講談社〈図説 日本の鉄道〉、2009年。ISBN 978-4-06-270017-7。 28頁
- ^ 名取紀之 (2015年3月11日). “神戸市電の保存車たち。(上)”. 編集長敬白(鉄道ホビダス). 2016年4月15日閲覧。
- ^ テックランドサンシャイン神戸店
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 青木駅(路線図・駅情報) - 阪神電気鉄道