鳳真由
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おおとり まゆ 鳳 真由 | |
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生年月日 | 4月26日 |
出身地 | 日本 東京都小平市 |
身長 | 168.5cm |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2005年 - |
活動内容 |
2005年:宝塚歌劇団入団、花組配属 2016年:宝塚歌劇団退団 |
公式サイト | 鳳真由オフィシャルサイト |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
鳳 真由(おおとり まゆ、4月26日[1] - )は、元宝塚歌劇団花組の男役スター[2][1]。
東京都小平市[3][2]、明星高等学校出身[4]。身長168.5cm[4]。愛称は「ふじP」、「まよ」、「P」[4]。
来歴
[編集]2003年、宝塚音楽学校入学。
2005年、宝塚歌劇団に91期生として入団[5][1]。入団時の成績は18番[5]。花組公演「マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー」で初舞台[5][6]。その後、花組に配属[5][1]。
甘いマスクで将来有望な若手として注目を浴び、2010年、桜乃彩音退団公演となる「虞美人」で、新人公演初主演[7][8]。その後も3度に渡って新人公演主演を務める[1][2]。
花組の主要メンバーとして活躍したが、2016年7月31日、「ME AND MY GIRL」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[1][6]。
退団後は医療福祉の仕事に携わるため、国際医療福祉大学へと進学[1][9]。学業の傍ら、舞台やイベントにも出演し、小平市観光まちづくり大使、小平市環境審議会委員も務めている[2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2005年3 - 5月、花組『マラケシュ・紅の墓標』『エンター・ザ・レビュー』(宝塚大劇場)[1]
花組時代
[編集]- 2005年5 - 7月、『マラケシュ・紅の墓標』『エンター・ザ・レビュー』(東京宝塚劇場)
- 2005年11 - 2006年2月、『落陽のパレルモ』『ASIAN WINDS!』
- 2006年3 - 4月、『スカウト』(バウホール) - ウォレス[8]
- 2006年6 - 10月、『ファントム』 - 団員男、新人公演:従者(本役:夕霧らい)[8]
- 2006年11 - 12月、『MIND TRAVELLER-記憶の旅人-』(ドラマシティ・日本青年館)
- 2007年2 - 5月、『明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴(トカゲ)』 - 新人公演:客(紫峰七海)『TUXEDO JAZZ(タキシード ジャズ)』
- 2007年7 - 8月、『ハロー!ダンシング』(バウホール)
- 2007年9 - 12月、『アデュー・マルセイユ』 - 新人公演:ミシェル(本役:朝夏まなと)『ラブ・シンフォニー』
- 2008年3月、『蒼いくちづけ』(バウホール) - ジョナサン・ハーカー/ジョニー・アイドル
- 2008年5 - 8月、『愛と死のアラビア』 - 新人公演:アル・マリク(本役:華形ひかる)『Red Hot Sea』
- 2008年9 - 10月、『外伝 ベルサイユのばら-アラン編-』 - ピエール・ジャン『エンター・ザ・レビュー』(全国ツアー)
- 2009年1 - 3月、『太王四神記』 - 新人公演:ヨン・ホゲ(本役:大空祐飛)[9][3][8]
- 2009年5月、『哀しみのコルドバ』 - マリオ『Red Hot Sea II』(全国ツアー)
- 2009年7月、『ME AND MY GIRL』(梅田芸術劇場) - 電報配達の男
- 2009年9 - 11月、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』 - 衛兵隊、新人公演:フェルゼン(本役:真野すがた)『EXCITER!!』
- 2010年1月、『BUND/NEON 上海』(バウホール) - 森下和雄
- 2010年3 - 5月、『虞美人』 - 曹参、新人公演:項羽(本役:真飛聖) 新人公演初主演[7][1][6][9][8][2]
- 2010年7 - 10月、『麗しのサブリナ』 - ビリー、新人公演:デイヴィッド・ララビー(本役:壮一帆)『EXCITER!!』[8]
- 2010年11 - 12月、『CODE HERO/コード・ヒーロー』(バウホール・日本青年館) - ジュニア
- 2011年2 - 4月、『愛のプレリュード』 - ジョージ・ウェルス、新人公演:ジョセフ・バークレー(本役:壮一帆)『Le Paradis!!(ル パラディ)』[8]
- 2011年6 - 9月、『ファントム』 - 従者、新人公演:ファントム(本役:蘭寿とむ) 新人公演主演[10][1][6][9][8]
- 2011年10 - 11月、『小さな花がひらいた』 - 菊二『ル・ポァゾン 愛の媚薬II』(全国ツアー)
- 2012年1 - 3月、『復活-恋が終わり、愛が残った-』 - マトヴェイ、新人公演:ドミトリー・イワノビッチ・ネフリュードフ(本役:蘭寿とむ)『カノン』 新人公演主演[10][1][6][9]
- 2012年5月、『近松・恋の道行』(バウホール・日本青年館) - 幾松
- 2012年7 - 10月、『サン=テグジュペリ』 - マックス『CONGA!!』
- 2012年11月、『Victorian Jazz(ヴィクトリアン ジャズ)』(バウホール) - アーサー・コナン・ドイル[6]
- 2013年2 - 5月、『オーシャンズ11』 - リビングストン・デル[6][9]
- 2013年6 - 7月、『戦国BASARA』(東急シアターオーブ) - 宇佐美定満
- 2013年8 - 11月、『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』 - ファビアン『Mr. Swing!』
- 2014年2 - 5月、『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-』 - プリマー/司会者『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』
- 2014年6月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』(中日劇場) - ジェローデル[6]
- 2014年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - シュテファン・カロリィ
- 2015年1月、『風の次郎吉-大江戸夜飛翔-』(ドラマシティ・日本青年館) - 石川一馬
- 2015年3 - 6月、『カリスタの海に抱かれて』 - クラウディオ・カレーラ『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』
- 2015年7 - 8月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』 - ジェローデル『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』(梅田芸術劇場・台北国家戯劇院)[6]
- 2015年10 - 12月、『新源氏物語』 - 左馬頭『Melodia-熱く美しき旋律-』
- 2016年2 - 3月、『For the people-リンカーン 自由を求めた男-』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - ウィリアム・ハーンドン
- 2016年4 - 7月、『ME AND MY GIRL』 - セドリック・パーチェスター[注釈 1]/ランベス・キング[注釈 2] 退団公演[1][6][3][2]
出演イベント
[編集]- 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
- 2010年1月、第3回『マグノリア・コンサート・ドゥ・タカラヅカ』
- 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』
- 2011年5月、壮一帆ディナーショー『Bright-ブライト-』[11]
- 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
- 2012年8 - 9月、愛音羽麗ディナーショー『麗人』[12]
- 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
- 2013年12月、蘭寿とむディナーショー『T-ROAD』[13]
- 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
- 2016年4月、『ME AND MY GIRL』前夜祭
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]舞台
[編集]- 2017年3月、『越路吹雪に捧ぐ』(日生劇場)[14]
- 2018年8月、『Todos del Tango Verano 2018』(日本青年館ホール)[15]
- 2019年4 - 5月、『レビュー ニッポン・モダンタイムス』(イイノホール)[16]
- 2020年1月、『Carnaval de amor ~熱愛のカルナバル~』(イイノホール)[17]
- 2021年4月、『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』(梅田芸術劇場・東急シアターオーブ) - フランツ・ヨーゼフ[18]
- 2021年11月、『Greatest Moment』(梅田芸術劇場・東京国際フォーラム)[19]
- 2022年9月、『僕が見つけたもの』(吉祥寺スターパインズ)[20]
- 2023年7 - 8月、『マルコ~母をたずねて三千里~』(巡業) - お母さん 役[21]
- 2024年10月、『言葉に架かる虹』(きゅりあん)[22]
ライブ・コンサート
[編集]- 2019年6月、『レジェンドたちのシャンソン 2019シリーズ』(銀座ヤマハホール)[23]
- 2019年9月、『元宝塚歌劇団スタースペシャルライブ 鳳真由』(GINZA 4 STUDIO)[24]
- 2019年12月、『Ootori Mayu X’mas Specal LIVE 2019』(ルクア大阪 フルーツパーラー)[25]
- 2022年7・11月、『CHARME*LIEN』(森町文化会館・恵那文化センター)[26]
- 2022年10月、『ATRE*AILE』(県民共済みらいホール)[27]
- 2023年9月、『OTO♪TERRACE』(恵那文化センター)[28]
- 2024年2月、『RAPONT』(ルネこだいら)[29]
- 2024年9月、『La ENA Bouquet』(恵那文化センター)[30]
- 2024年7・11月、『Born anew』(尼崎アルカイックホール・横浜県民共済みらいホール)[31]
イベント
[編集]- 2018年4月、ロックハート城開城25周年『サイモン・ロックハート』パフォーマンス(ロックハート城)[32]
- 2021年7月、『TOOTH SIENNE ~トゥース ジェンヌ~』(TOOTH TOOTH maison 15th)[33]
- 2023年8月、国際医療福祉大学オープンキャンパス『鳳真由×在学生トークライブ』[34]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l 元宝塚歌劇団男役が11年間在籍していた花組の変革期に立ち合って感じたこと|鳳真由さんスペシャルインタビューvol.1 Domani。
- ^ a b c d e f Profile 鳳真由オフィシャルサイト。
- ^ a b c “小平市観光まちづくり大使”. 東京都小平市公式ホームページ. 2020年7月27日閲覧。
- ^ a b c 『宝塚おとめ 2016年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、21頁。ISBN 978-4-908135-67-5。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 117.
- ^ a b c d e f g h i j Memories of 鳳真由 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 318.
- ^ a b c d e f g h フェアリーインタビュー/花組 鳳真由 ウィズたからづか。
- ^ a b c d e f 第4回 鳳真由(前篇) 宝塚から医療大学へ――どうやったら自分なりに理解できるか、いつも考えている 私、元タカラジェンヌです。
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 319.
- ^ 壮一帆ディナーショー「Bright」('11年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 愛音羽麗ディナーショー「麗人」('12年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 蘭寿とむディナーショー「T-ROAD」('13年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ “越路吹雪 三十七回忌 特別追悼公演「越路吹雪に捧ぐ」レポートが届きました”. エンタメターミナル. ERIZUN. 2024年9月19日閲覧。
- ^ “日亜外交樹立120周年“タンゴ二都物語”に初風諄・安奈淳・剣幸ら”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年9月19日閲覧。
- ^ “『レビュー ニッポン・モダンタイムス』舞台稽古鑑賞レポート”. エンタメターミナル. ERIZUN. 2024年10月11日閲覧。
- ^ “速報!『Carnaval de amor ~熱愛のカルナバル~ラテン音楽大全集』2020年1月 イイノホールにて開催決定!!”. エンタメターミナル. ERIZUN. 2024年10月11日閲覧。
- ^ 宝塚版「エリザベート」25周年記念コンサートの出演者発表、歴代出演メンバーがずらり ステージナタリー。
- ^ 時代を彩ったスターたちが集結、宝塚歌劇花組・月組の100周年に「Greatest Moment」 ステージナタリー。
- ^ “Dance+Act+Song+LiveMusic やさしさのとびらvol.2 僕が見つけたもの”. CoRich舞台芸術!. こりっち. 2024年9月19日閲覧。
- ^ “【イベント】第26回 ヤマザワミュージカル「マルコ~母をたずねて三千里~」公演を行いました。”. 株式会社ヤマザワ. 2024年10月11日閲覧。
- ^ “失語症当事者が出演する朗読劇「言葉に架かる虹」に西川浩幸・柳浩太郎ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年7月25日). 2024年7月27日閲覧。
- ^ “『2019 レジェンドたちのシャンソン』”. エンタメターミナル. ERIZUN. 2024年10月11日閲覧。
- ^ “instagrammer news”. instagrammer news. 2024年10月11日閲覧。
- ^ “元宝塚歌劇団 花組スター 鳳 真由によるスペシャルライブイベント関西初開催が決定!”. FISH FOR co., ltd. フィッシュフォー. 2024年10月11日閲覧。
- ^ “宝塚 OG が届けるスタイリッシュなエンターテインメントショー『CHARME*LIEN』静岡で上演!”. 宝塚ジャーナル. えんぶ. 2024年10月15日閲覧。
- ^ “宝塚OGがお届けする歌で紡ぐスタイリッシュ・エンターテインメントショー『ATRE*AILE』10/15開催!”. PRTIMES. ロングランプランニング. 2024年10月15日閲覧。
- ^ “OTO♪TERRACE ~オトテラス~ 公演”. 岩村町観光協会. 恵那市観光協会岩村支部事務局. 2024年10月15日閲覧。
- ^ “小平公演初開催!宝塚 OG が歌で綴るスタイリッシュ・エンターテインメント『RAPONT(ラポント)』公演取材のご案内” (PDF). 小平市産業振興課. 小平市産業振興課. 2024年10月15日閲覧。
- ^ “岐阜・恵那公演 宝塚OGによるミュージックエンターテインメント『La Ena Bouquet(ラ・エナ ブーケ)』開催決定!”. PRTIMES. ロングランプランニング. 2024年10月15日閲覧。
- ^ “元宙組、優希しおんが「KI-NA」として退団後初舞台”. 薮下哲司の宝塚歌劇支局プラス. 2024年10月11日閲覧。
- ^ “群馬県 日本唯一 移築・復元した古城「ロックハート城」が開城25周年!「2」「5」をキーワードに独自イベント開催”. PRTIMES. ロングランプランニング. 2024年10月11日閲覧。
- ^ 「「元宝塚歌劇団OG×神戸のレストラン」コラボ企画 アーカイブ配信へ」『神戸経済新聞』。2024年10月11日閲覧。
- ^ “8月20日(日)オープンキャンパスで元宝塚歌劇団・鳳真由さん(医療マネジメント学科卒業生)と学生によるトークライブを開催しました”. 東京赤坂キャンパス. 国際医療福祉大学. 2024年10月11日閲覧。
注釈
[編集]参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
[編集]- 鳳真由オフィシャルサイト
- 鳳真由 (@mpmp93580420) - X(旧Twitter)
- 鳳真由 (@ootorispecialpanic) - Instagram